D.D.のたわごと

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言っちゃった…てわざとだろ!キャプテン

2006-06-26 13:00:46 | スポーツ



「オシムに見てもらって…あ,オシムじゃないや。
 みんな聞いちゃったよね~。
 言っちゃったものをうそで取り消すわけにいかないしなぁ…
 聞かなかったことにしてもらえんだろうか…?」


かわいいというかなんというか…
『できるかな』最終回の「あっ,しゃべっちゃった」byノッポさん[高見映]
にインスパイアされたのか,
ヨッシー村上の「聞いちゃったんですよねェ~」(裏声)を
オマージュしたのか
やっちゃいましたね~,サブローこと川淵キャプテン。

あのぼけっぷりといったら,
若く見えるけど実は今年で70歳(s11年生まれ)という
老人力を突然炸裂させたって感じで素晴らしいですね。
もう「芸」の域と言ってもいい!

ZICOの取り返しのつかない初戦采配ミスで
後日(6/26)FIFA会長に「日本は明らかに後退した」と言わしめた
惨敗っぷりには,当然監督を起用して指示し続けた
キャプテンの責任問題も問われるわけで,
詰問吊し上げフェスティバルになりかねない記者会見を
リークというには,これ以上あからさまなリークはない
ネタ提供で煙に巻いてしまって。
まさにキャプテン・ウルトラ!とでもいうべきウルトラC!の逆転劇。

「史上最大の失言ということで」
「ということで」じゃないでしょうが!!
わざとわざと。わざとだっちゅーの。バレバレだよん。

マスコミもそれに食いついて踊らされる踊らされるw
しかしまあ,がっくり意気消沈,ジーコバカヤロー,高原スシヤロー,
柳沢オシオマナブヤロー,宮本ヒモヤロー(頭に巻いてる)etc etc…
と日本を怨嗟の嵐に吹き荒れるところを
「言っちゃったね…」のひとボケで
「オシム様歓迎!」
「終わったことは忘れて,決勝トーナメントの
 素晴らしいプレーを堪能しませう!」

と,180度転回させてポジティブムードに変えてしまったのだから
保身の匂いがプンプンするけれど
「いいウソ」ってことで許す。

もともと,トルシエの反動でジーコというのは協会が甘かったといえば
甘かったけど,なるべくしてなった選択だと思いますし
アジア予選もB組1位で突破できて,このドイツ大会の惨敗も
世界における日本の位置を認識し直すいい糧にできるんじゃないかと思いますから
この敗戦で川淵キャプテンの責任をどうこういうつもりはありませんでしたけどね。
ボケ必要論~民主が自民に勝てない理由?でも書きましたけど,
トップに立つ人はボケられると強いですね。

ほんとに大したタヌキですけど,そのタヌキ囃子に合わせて踊ってあげましょう。
けど,リスザル福井俊彦みたいにその地位に立つために必要な心得を忘れたり
根来コメッソナーみたいに何もできないのに地位にしがみついたり
久永勝一郎・城田憲子コンビみたいに実績と影響力に溺れて専横に走り
公の金を私物化したりなんかしたりしたら即退場してもらいますけどね。
(どっちにしても南アフリカ大会までには新しい人に代わっていただいたほうが…)

それにしても日本人も大人になったというか成熟しましたよね~。
ほんの十数年前までは,高校野球で地元代表が甲子園で惨敗しただけで
地元の恥さらし呼ばわりするような人間がゴロゴロいたと思いますけれど
皆あたたかいですよね~。
(国民の期待を背負ってふがいない負け方をした代表選手に
 「夢をありがとう」ってのもバカバカしい話だと思いますけどね。
 今回のジーコジャパンは練習はあけっぴろけにやるくせに
 地元の歓迎イベントなどにも全く顔を出さなかったそうですし
 それでいてあのコンディションの悪い動きっぷりですから
 やることやって負けたのかなと疑問は多々残りますが)


オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
木村 元彦

オシム氏(現ジェフ市原千葉監督)については,「走らせて鍛える」持論と数々の「オシム語録」で有名な,旧ユーゴスラビア代表を率いてW杯イタリア大会ベスト8,弱小千葉市原を常勝チームに育て上げた実績抜群で日本サッカーも熟知した優秀な人物ということで非常に評判がいいですね。今どき野球などで「走り込んで下半身を鍛えろ」が売りの指導者がいたら生きた化石(←生物学用語としては「生きている化石」といいます)扱いされかねませんが,代表でさえ明らかにスタミナ不足,基礎体力で世界レベルにないことを露呈した今の日本サッカーでは鍛えてくれる指導者が適任じゃないでしょうか。

「若い選手が少しよいプレーをしたらメディアは書きたてる。
でも少し調子が落ちてきたら一切書かない。
すると選手は一気に駄目になっていく。
彼の人生にはトラウマが残るが、メディアは責任を取らない。」

「個人プレーをして、自分を見せようとした選手がいた。
その結果、リズムを失った時間があった。
サッカーはサーカスではない。」

「サッカーとは、トータル的にこれが理想というものがない。だからこそ魅力的なんだ。」

「たとえ顔面を切るような危険を冒してでも、チームのために体を張る。
サッカーとはきれいな白い手袋をはめてやるスポーツではないのだ。」

「今日は、ボールを走らせて、相手を走らせろ。
暑い日にはエコノミックなサッカーが必要だ。」

「走るだけなら陸上選手に任せる。重要なのは考えることだ。 」

「戦術は自分たちで決めるものではなく、相手に対して作るもの。バルサだって同じ。」

「「たなぼた」という言葉は、母国にはない。
ぼたもちが五つ見つかっても、優勝は難しいだろう。
5試合の結果がかみ合わないといけないのだから。」2005/12

「(手を骨折した巻選手の起用について)
骨折したら試合に出てはいけないのかい。何なら骨折したことにメダルでもあげようか(笑)。」

「プレーが遅い。疲れているのはわかるが相手も同じ。走りすぎても死なない。」


一番心配なのが,この“失言”での就任話が壊れてしまうことですが,
千葉は“オシムジャパン”容認 
2006年6月26日(月) 11時10分 デイリースポーツ

 J1千葉の淀川隆博社長は25日、日本サッカー協会がジーコ監督の後任として千葉のイビチャ・オシム監督(65)に日本代表監督への就任要請を行っていることについて「本人の意思を尊重するが、日本のためなら応じなければいけないのかと思う」と話し、就任を容認する姿勢を示した。
 千葉はオシム監督と今年2月から1年契約を結んでいる。現在、欧州に滞在中の同監督とは接触しておらず、29日の再来日後に話し合いを持つ予定。同監督が千葉を去った場合の後任は、息子のアマル・オシム・コーチ(38)の昇格が有力視されている。
オシム監督 代表に専念の意向示す
2006年6月26日(月) 6時4分 スポーツニッポン

 千葉のイビチャ・オシム監督(65)が25日、次期日本代表監督への就任に前向きな姿勢をみせた。欧州の滞在先で監督就任問題について初めて口を開き、千葉との兼任ではなく、代表監督に専念したい意向を示した。すでに日本サッカー協会との交渉では、日本人の代表監督を育成するために日本人アシスタントコーチの入閣も希望している。なお、日本サッカー協会の田嶋幸三技術委員長(48)は、26日に渡欧し、オシム監督本人と本格的な交渉に入る。

 オシム監督が、ついに日本代表監督への就任問題について口を開いた。25日、クロアチアのスポーツ紙スポルツケ・ノボスティの単独インタビューに答え、就任に向けた具体的な条件面などを詰めていることを明かした。「日本協会から(06年の)年末まで千葉と兼任という話をもらっているが、代表監督というのは非常にシリアスなもの。兼任はできない」と代表に専念する意向を示した。


交渉は理想的と言っていいほど順調に進展しているようで,
なによりです。

日本人指導者の育成までしていただけるとは願ったり叶ったり。
しかし,次期監督含みでストイコビッチ氏の入閣も噂されていますが,
そのへんは大丈夫なんですかね?


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