半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

ファイロファックスの手帳、修理に出しました。

2010-03-22 21:59:57 | 機械/道具/生活雑貨
私が普段使用している手帳はこれ。ファイロファックスのシステム手帳、4CLF 7/8です。私がこの手帳を買ったのは実に今から25年以上も前の1984年頃、まだ大学生のときのことでした。現在でこそ別に珍しくもありませんが、当時はまだ日本でこの手の手帳を使っている人間なんか皆無に近かったんですよ。私はその少し前に松山猛さんのエッセイでその存在を知り、伊東屋や丸善に行って探しましたが、当時はどちらのお店でも扱っていなかったんですからね。



朝日新聞の日曜版に出ていた通販の広告(CBSソニー・ファミリークラブ)を発見したときには、思わず “あっ、これだ!” と叫んでしまいました(笑 。価格は確か3万6000円だったと記憶しています。学生だった私にとっては決して安くはなかったものの、全く躊躇することはありませんでした。 

自分以外で初めてファイロファックスを使っている方に出会ったのは、その頃創設されたばかり(まだ車両販売開始前の準備段階でした)のジャガー・ジャパンで広報をされていた小石原耕作さん。ちなみに、自分以外でブローバのアキュトロン・スペースビューを身に着けている方に出会ったのも、小石原さんが最初(で最後?)でした。

残念ながら、現在のファイロファックスは大半が中国製(一部インド製)のようです。しかし、私が購入した頃は、まだイギリスで製作されていました。これが英国製の証拠。現在のタイプにはメイド・イン・イングランドの文字は入っていません。




この頃の英国製のモデルは、25年使い続けてもこのようのにコバの部分が白くなってしまうことがありません。それに較べて最近の製品は・・・・・・




しかし、さすがに25年以上も酷使するとあちこち傷んでしまうようで、ついに金具の部分が外れて分解してしまいました。トホホ~。



最初はこのまま接着して使おうか?と思ったものの、やはり正規の方法で修理できるなら、きちんと修理して使おうと思い直しました。そこで今日、銀座に行ったついでに伊東屋に修理に預けてきたのですが・・・・・・果たしてちゃんと修理できるのかな?

いずれにしても、結果はこのブログで報告いたしますね。


■ファイロファックスの手帳関連ブログ

2010年03月 ファイロファックスの手帳、修理に出しました。

2010年04月 ファイロファックスの手帳、修理見積もりが出ましたよ。

2010年04月 ファイロファックスの手帳、修理が完了しました。

2020年07月 息子の二十歳の誕生日、プレゼントはファイロファックスの手帳にしました。

2020年10月 ファイロファックスの手帳、来年のリフィールを買いました。

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