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長宗我部ファンクラブ通信・・・2012年 長月号(9月8日発行)

2012-09-09 | 長宗我部なんでも情報

長宗我部ファンクラブ通信・・・2012年 長月号(9月8日発行)

こんにちわ、坂崎です。ファンクラブ通信9月号をお送りします。
 さて、8月も終わり9月に入りましたが暑い日が続きましたね。暑い日が続くと思えば、急に涼しくなったりと今年のお天気は荒れ気味ですね。そうそう、8月は珍しく台風に縁らない雨が多くてしかもほとんどがゲリラ豪雨的な強い雨。朝晴れてても夕方にはどしゃ降り。なんど洗濯物を洗い直したことか……(涙)。
 戦国時代はどうだったんでしょうね~。寒冷期に入っていたという学説はありますが、現在のような異常気象はなかったでしょうから…やはり台風常襲国だったんでしょうね…。

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┃(1)第二回長宗我部元親初陣ウォーク開催!!
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 第二回長宗我部元親初陣ウォーク開催!!
前回もお知らせしましたが、初陣ウォークの詳細が決まりました!参加申し込みはサンエススポーツさんで行っておりますので、申込はそちらまでお願いします。
   日時:2012年10月14日(日)  
      譜代衆(20kmコース) 午前7時  高知駅バスターミナルにて集合、受付  
      国人衆(10kmコース) 午前10時 高知駅三志士像前にて受付
  
   参加費:譜代衆(20kmコース) 2000円(昼食代・傷害保険・乗り物補助券等)
       国人衆(10kmコース) 1500円(昼食代・傷害保険・乗り物補助券等)
   
   ルート:譜代衆(20kmコース) 岡豊城址 → 隼人神社 → 吸江寺(国人衆と合流)→種崎渡し →若宮八幡宮・元親銅像前
       国人衆(10kmコース) 土電利用(葛島電停下車)→ 吸江寺(譜代衆と合流)→種崎渡し →若宮八幡宮・元親銅像前

   注意点:1.種崎渡しは県営と宣を利用します。出発時間は12:00/13:00/14:00のいずれかの便に乗船する事になります。
       2.帰りは公共交通をご利用ください(乗り物補助券をお渡しします)。時刻表はお渡しします。

   問合せ先:サンエススポーツ健康館
        
 去年の初陣ウォークは高知駅経由でしたが、今年はなんと!!恐らくほぼ実際で通ったであろうルートです。国親が極秘裏に事を進め、迅速かつ隠密に行軍した当時を思い浮かべ体感するのもよし、健康のために歩くもよし!なコースですね!!
長宗我部家とルート上にある隼人神社と吸江寺に関するちょっとした冊子も用意しています。

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┃(2)後世神社訪問
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 後世神社とは、今年の3月に種崎で行われた第二回長宗我部家家臣七十三士供養祭で語られた『顕節姫命の月語り』に登場する長宗我部盛親の正室・北の方様(信親の娘)を祭神として徳島にある神社です。盛親が六条河原で斬首された後、せめて供養にと土佐を出立して、途中の阿波山中で悲劇の死を迎えた姫君。北の方様の秋祭りが10月末に行われるので、参拝と清掃を兼ねての訪問となります。
   
   日時:2012年10月14日(日) 午前6時集合 → 午前6時半出発
   集合場所:長浜若宮八幡宮
   ルート:若宮八幡宮 → 国道55号・室戸廻り → 後世神社 → 金刀比羅神社 (時間可能であれば)→ 国照神社
   参加費:5000円(貸切バス代・お供え物含む/昼食代は含まれていません、各自持参)

 お気づきかと思いますが、これは初陣ウォークと重なっていて、両方に出たい坂崎としては体が二つ欲しいです……。

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┃(3)【坂崎のちょっとした紀行文】檮原の茶堂と加藤清正(前編)
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 本当は津野親忠と中平善ノ進の供養のために行われる二十日念仏を見たかったのですが、以前にチラ見した高知新聞の記事を曖昧に記憶したまま梼原に行くと実際は迷ってしまって結果惨敗しましたが、面白い収穫もありました。
 檮原町に現存する茶堂。ここで旅人やお遍路さんの接待を行っていました。最盛期の江戸時代中期には檮原含めた津野山郷には二百か所以上あったと言われますが、現存する茶堂は13棟。現在も地区の方々が当番を決められて訪れた方を接待するそうです。
 人の行き交う場所で他国の商人や遍路、旅人と接する事でこの土佐の最奥部とも言える檮原は多くの他国の情報を得ていたと言います。幕末維新の先駆けとなった吉村虎之助や那須信吾等々もこの津野山郷の出身です。この茶堂がある故、他国の動きに土佐中央部よりも詳しかったと言われています。
 そもそも、この茶堂は何のために作られたのか。お接待の為だけに建てられたのではありません。
 元親の三男で津野勝興に養子入りし、勝興死後は津野家の家督を継いだ親忠。彼は実弟・盛親に切腹を命じられ非業の死を遂げます。檮原は最初に津野家が開いたと言われています。その津野家の最後の当主であり、慈愛に満ち、名君であった親忠の無念の死を悼んで供養し、更に地域の守護と安寧、繁栄を願って弘法大師、津野家歴代当主、三霊神(土地神・山神)を祭ってあります。
 少し高めの床は板張り。祀られている弘法大師・三霊神・津野家歴代当主の木造がある場所以外の三方は吹き抜けになっています。ここに腰をかけたり、寝転がっていると風が通り抜けて非常に気持ちが良いです。何年か前、友人達と檮原町に花見に来た際、この茶堂を(勝手に)お借りして持ちよったお菓子でお茶会した事があります。その時の景色と吹き抜ける風はとても心地の良いものでした。
 旅の疲れも癒され、新たな気持ちにさせてくれる。セラピー効果もあるかも……。檮原町に来た時には、ちょっと寄ってみてはどうでしょうか?ちなみに、お借りした場所は当番の方はいらっしゃいませんでしたが、茶が谷という奥まったところの茶堂はいつも灯籠がつるされ、お菓子とお茶が置いてあるようです。

   さて、その茶堂巡りをしている時、気になる看板が……。(次号後編へ続く)

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