今、この場所から・・・

いつか素晴らしい世界になって、誰でもが望む旅を楽しめる、そんな世の中になりますように祈りつづけます。

私を輝かせてくれた3人の騎士 (追記あり)

2021-05-04 09:44:58 | 日々の輝き

今を生きるには毎日が登山の苦しみのように辛さに耐え、生きなくては、恩ある方型に申し訳ない、もちろんわが相方に感謝だけれど・・

(追記)

歳月はあまりにも早い、ビョンホンさんの突然の出逢い、あれからもう15年以上が過ぎて行った、あの頃の魂の揺れる感情はもう私の中で感じる事が出来ないけれど、いちファンとしてやはり素晴らしい俳優さんだと思う、突然の出逢いの時は私は心の病に苦しんでいた真っただ中だった、あまりにも偶然だったのか必然だったのか、あとで知ったことだけれど、私が突然の出逢いをしたドラマを撮影していた頃にビョンホンさんも同じ病に苦しみながら演じていた事を知った。

下の記事は 2013年に載せた記事です。

今を生きるために私のひとのめぐりあわせの幸運に感謝して、再び載せさせてください。

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<オーラの渦の中で、長谷川恒男氏>

私が、この方と出逢ったのは、もう20年以上前の事だ、私は一人で、どうしても、八ヶ岳の冬景色が見たくて、出かけた、赤岳鉱泉へ、一人で雪山へ入るのは始めてだった事もあり、かなり緊張していて、不安もあり、どうしても早歩きして、休憩もなしで、ただ、黙々と歩いていると、数人のご婦人を連れた「長谷川恒男氏」に出会った。

今まで、山関係の本でしか出会っていなかった方で、私のやっている登山とは、およそ、かけ離れた世界で活躍されている方が、今、目の前を歩いている事に、そして、なんだか、表現の出来ない、輝きを見たような気がして、ただ、吸い寄せられるような思いになった感情を今でも、あの時の昂ぶる感覚を、時々思い出している。

そして、八ヶ岳でのすれ違いから、数ヶ月後に、ある雑誌を読んでいて、どうしても、逢って、お話をしてみたいと、思い切って電話をかけさせて頂いた、その時に、なんと、ご本人が、いきなり、受話器の向こうから、長谷川です!と答えたのです。

その時の、驚きは、その日一日、家の中を、飛び跳ねて、踊りだしているほどの、興奮を覚えて、家族が帰宅する度に、今日の出来事、すごい事があったのだと、話しては、私一人、舞い上がっていたのでした。

その出来事を機会に、私の登山は、それまでの山の世界とは、まったく違った、体験の連続で、いよいよ、私は、雪山から、岩からの魔法に完全に呑み込まれて、山からの魂の虜になっていきました。

元々体力のなかった私は、ただ、頑張る事しか、その魂を、体のすべての細胞が喜びに打ち震える、幸せを追い求めて行く事なのだと・・・

もう、私にはこれ以上の、能力も、力も、尽き果ててしまったと思えた時!!!
長谷川さんの、的確なアドバイスの一言が、思ってもいなかった力と登山技術が私に授かるのです。

そして、又、一段と、山の魔力に取り付かれて、長谷川さんの放つ、オーラの渦の中で、これ以上の幸せな事は無い!と思える日々でした。

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<山の世界で、はじめて出逢った、心温かき人、近藤謙司氏>

この方との出会いは、もう何年になるのだろう、岩のぼりをはじめて間もなくの頃、私の周りには、中々岩のぼりをする人が少なくて、仕方なく一人で、鹿沼の岩山へ、ザイルを担いで、出かけて、その頃覚えたての、単独で岩をのぼる方法を試しにやっていて、手違いから、宙吊りになっていた私を、たまたま、そこを通った近藤さんが助けてくれた、命の恩人でもあるのです。

そのあと、しばらくの間、お逢いする機会も無く、数年が過ぎた頃、ある場所で、偶然お逢い出来た事が、私の幸運な出逢いなのでしょう。

そして、私には、とても、大切な、ボリビア、パリナコータ峰への登山は心の中の宝として残っています。

現実の山の世界は、私が生意気に言う事ではないのですが、とても、激しい競争社会なのです、それは、多少の差こそあれ、一般の山岳会のような場所でさえ、競争心の働く、よく言えば、ライバル意識であり、それと同時に心のつながり(絆)お互いを励ましあいすることでもあるのですが・・・

そんな世界で、これほどの心が穏やかで、優しさと気遣いの出来る方に出逢ったのは、まさに幸運な事だと、感謝しています。

何度も、国内、海外へと、ご一緒させて頂きましたが、一度として、嫌な感情になった事がないのです。

時として、登山家と言われる方々は、独特で個性が強くて、特に山へ入ってしまうと、人格が変わってしまい、失望してしまう事も多いのです(言い過ぎなのかもしれないけれど・・・)

でも、近藤さんは、いつも、人としての温かさを感じさせてくれる、そして、ご自身の山に対する思いも大切にして、ご自身が選ばれた道を進む姿がとても魅力あふれている、そんな思いにさせてくれるのです。

以前に出した「美しき魂にささえられて」私の書いたつたない本へ快く、推薦文を書いて下さった、とても、忙しい体なのに!!!
現在では「エベレストをはじめ、多くのヒマラヤの高山をガイドして、ヒマラヤや南米、ヨーロッパアルプスなどの高山や岸壁にあこがれる人たちの夢を叶えてくださってる心優しき岳人、スケジュールの中で書いていただけたことを心から本当に感謝しています。

私の書いたつたない小説の中で近藤さんのイメージを私なりに描かせていただいたものがいくつかの物語の中で出てきます、あくまでも私の勝手な思いを書かせていただいたものですが!!!

お人柄の良さが、多くの方から、頼れる存在として、とても、ファンが多い方なのです。
私も、元気な体になったら、何処へ、ご一緒させて頂こうかと、夢を膨らませていますが・・・

<私は今、10年ぶりに山のぼりに復活を夢見て、毎日体力増強に頑張っています。>
<秋山に向けて毎日の散歩、目標に向かって、不自由な体を奮い立たせています!>


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<苦しみの中で、突然の出逢い、イ・ビョンホンさん>

あれからもう、8年の歳月を迎えようとしています!!!
あの日、なにかの、啓示のように、突然目の前に現れた、ビョンホンシ、本当に予期せぬ出来事でした。

今、このブログに、こんな風に言葉を綴れる事が不思議に思えるほど、あの頃は、この頭に何も言葉も、感情もなくて、ただ、息をしてそこにいるだけの私でした。

ただ、お前は生きていても何の価値も無い人間!!!
何の希望も無い、これから益々、苦しい、体が弱って行くだけだ!!!
それなら、いっそ、誰にも、迷惑がかからない、今、終わりにした方が!!!

そんな言葉が、時々現れては、消えて行く、そんな日々でした。
でも、何処かで、生きなくては、と、言う思いがあったのでしょう、その、わずかな思いが、ビョンホンシの魂の演技に繋がったのだと、私は思えるのです。

あの日、生きる事へ方向転換させて下さった、ビョンホンさんの魂が、ひとつの言葉・・・
『美しき人』この表現が、次の言葉、『愛しさや感性、感情と情熱そして諦めない努力』につながり・・・

今、こんなにも言葉が生まれて、喜びにあふれて・・・

感謝の気持ちで、胸が熱くなる・・・

私の人生の中で、本当に多くの人に出会い、影響され、私自身をたかめる為に、又、誰かの役に立ちたいと思った時もあったけれど、私に出来る事は本当にわずかな事、けれどたくさんの人に助けられて、今の私がここにいられる事が、ありがたくて、嬉しい・・・

これからの私は、どんな人に出会い、私を輝かせてくださるのだろうか・・・

きょう、書かせて頂いた御三人方には、私の人生を特別に輝かせてくださった人・・・

私がお返し出来る事は・・・

『感謝』この言葉でしか、表せない思いです・・・

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★以前に書いたきじですが少し手直しして、だしてみました。
 お読みいただければ嬉しいです。