CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

チェーンオイル考(5)

2024-06-21 14:57:52 | ツーリング
 チェーンオイルなど気にしたことがないという人もいると思います。街中でも錆びたチェーンの異音を耳にすることも少なくありません。使い捨てのママチャリと違い、ロードバイクはそう簡単に買い替える訳にはいきません。チェーンが錆びれば、錆びはスプロケットからリアディレイラーやチェーンリングへと広がり、自転車を蝕んで行きます。これはチェーンに限ったことではなく、金属部分はメッキが剥がれれば簡単に錆びていくのです。

 錆びは見た目が悪くするばかりか、破断などの大きなリスクにも繋がります。低速で走るママチャリでは、あっ壊れたで済むかもしれませんが、ロードバイクの場合は下りなら60~70kmもの速度がでますので、下りの途中でバイクに何かあったら命にかかわることになるのです。勿論、ママチャリでも定期的に汚れを落とし、細目に注油することで安全で長持ちすることになります。

 自転車1台の平均価格が5万円の欧州では、小さい頃から自転車を大切に扱う習慣がありますが、この国ではそこそこ価格がするクロスバイクやMTBでもあまり手をかけない人がいるのも実情のようです。自転車を長く安全に使用するためには定期的なメンテナンスは不可欠です。この国では自動車には定期的な車検が義務付けられているのですが、自転車にはありません。道路交通法が改正され、ヘルメット装着の努力義務化や、今後の危険な違反項には青切符が導入されていくようですが、自転車に愛着の薄い国でどこまで効果が待できるのでしょう。
 



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シブコ復活の狼煙(7)

2024-06-21 10:18:14 | 渋野日向子
 KPMG全米女子プロ選手権が始まりました。コースは西海岸ワシントン州のサハリーCCで距離が6731yd(パー72)と長い林間コースです。TV画面で見るとフェアウェイの両側に原生林のように高い木々が迫る感じでした。天候には恵まれそうですが、少しでもショットを曲げると大トラブルを感じさせる難コースです。
 シブコとしては過去2週のようにビッグスコアが出るコースより、全米女子OPのようにスコアが伸びない難しいコースの方がチャンスがありそうです。先週は飛距離を意識するあまり疲れてしまったようですが、今週はまず正確なショットが求められるので、先週のようにドライバーを振りちぎることはないでしょう。

 初日は午後組で1番ホールからスタート、ドライバーはしっかりとフェアウェイを捉え、無難にパースタート。2番のパー5は映像がなかったので、分かりませんがバーディーが取れていませんでした。その後もティショットはフェアウェイを捉え、距離のあるコースなのでセカンドで持つクラブが多き目になり、なかなかピンそばに付けることができませんでしたが、長いパットやエッジからのアプローチを何とか寄せてパーを拾い続けます。
 この日2つ目のパー5の6番でツーオンからのバーディーで1アンダーとします。この日、ここまでのトップスコアはネリー・コルダの3アンダーでした。この日一番難度の高い8番パー4で長いバディーパットをショートし、パーパットがカップの淵をかすめオーバー、何とか返しのパットを決めてボギー。結果としてはボギーになってしまいましたが、以前の強気のパットが戻って来た感じでした。
 ただ、後半の10番のパー4でティーショットを右へプッシュし林の中の太い木の根元。フェアウェイを狙ったセカンドも前方の木の枝に当たり、ラフへ。3打目は奥の難しいバンカー。このホールはボギーで我慢するしかありませんでした。ナイスボギーでした。その後も我慢のゴルフが続きます。パー5のグリーンを狙うサードショットがグリーン手前の木に当たり、パー。次のホールもナイスショットからのバーディパットがカップを掠める。またまたイライラが募る展開になって行く。

 ひとつバーディが来れば流れも変わりそうな気配はあるのですが、バーディーパットが決まらない。13番パー3のショットはピンを筋るもオーバーしてエッジへ。奥のピンを果敢に攻めてた結果でした。エッジからのバーディパットは決まらずパー。ショットは悪く無いし、パットも強気で打てているので調子は悪く無いように見えるのですが…
 14番パー4は大きく左へ曲がったティーショットが左の土手の上部に当たりフェアウェイに戻って来るラッキーからセカンドを3mほどに寄せバーディチャンス。決まれば、流れが戻る大切なパットを見事に決め、イーブンに戻しました。上とは3打差、さあ、ここから。
 続く15番パー4では10m近いバディーパットをド真ん中から流し込み連続バディー。好調のシブコが戻って来た。全米女子OP2位以来、ショットは安定しているのにグリーン上では迷いがあり、パットをショートするケースが目立っていた。今日はボギーにはなったが4番でのカップをオーバーする強気のパットが見られていたので、こうなる予感はありました。さあ、残り3ホールで首位に立つことができるのか。
 16番パー4はラフからのセカンドショットがグリーンの傾斜で戻って来てしまい。長いパットを強いられるもしっかり登りを打ち切って、お先にのパーでストレスフリーで次のホールへ。17番パー3も果敢にショートサイドを攻める。バーディこそ奪えなかったがお先にのパー最終ホールへ
 最後のパー5のティーショットは右のセミラフ。セカンドショットはディボット後へスポリ。そこからのサードショットが圧巻でピン側50㎝ほどにピタリと止めバーディ締めの2アンダーで初日を終える。この段階でトップはレキシー・トンプソンで5アンダーで3打差。明日は午前組でどこまでスコアを伸ばせるか。この日の調子なら明日も上位でフィニッシュできそうです。
 



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