
天気予報を詳細に確認し、気温はともかく風が弱い1日になりそうだったので、今季初ライドに出かけて来ました。初日は路面状態が分からないので、ロードバイクではなく、タイヤが太いグラベルロードを選択しました。
10時少し前にスタートした時点では気温は8度以下と肌寒く、ウェアは起毛のアンダーに長袖ジャージにウィンタージャケットという完全冬装備でした。風を切ると体感温度は5度程度になりますから、心拍数をあげ過ぎなければ、暑いと感じることはありませんでした。

気温が10度以下でも日差しがあり、途中コンビニで休憩している時にはサイコンの温度計が24度を指していたのですが、走り始めると肌寒い…とにかく、軽いギアをケイデンス高目で走り、少し心拍数をあげて身体の中から温めないと、この時期はなかなか長い時間走り事が難しいのです。

春先のヨーロッパのプロレースでは気温10度でも選手たちは長袖ジャージに指切りグローブで走っているのですが、運動強度が高いから出来ることで、私たちが同じことをすると確実に風をひいてしまうはずです。運動強度をあげれば心拍数が上がり、身体は温まるのですが、プロはそれを4~6時間続けられるのですが、私たちはせいぜい小一時間が限界で、一度かいた汗でむしろ終盤に身体が冷えてしまうからです。

個人的にはZ2程度の心拍数を維持することを心掛けています。ローラー台では大汗になるのですが、流石に気温が10度以下で風を切って走っているので、この程度の心拍数で汗をかくことはありません。汗場組んでくるのは心拍が140bpmを越えたあたりからでしょう。

とりあえず、ケイデンス75~80rpm程度で20㎞/h少しといったペースがグラベルロードでは丁度良い感じです。とにかく厚着をしているので、あまり汗をかくのは避けたいからです。流石にウィンタージャケットは厚くて、脱いでも持ち運べないのです。気温が15度くらいになれば、長袖ジャージの上からウィドウブレイカーを羽織り、暑ければ脱いでバックポケットに収容できる状況になれば運動強度をあげられるのです。

今日の行先は石狩のロイズタウンでした。とりあえず、ロイズのソフトクリームを食べることをモチベーションにしました。往復で40㎞少しを3時間の予定でスタートしました。ただ、積雪がゼロになった札幌も道路清掃や道路補修はこれからなので、路側帯はほぼ砂場状態で、路面にもあちこちに亀裂や穴が開いている状況でした。路側帯が走れないと、どうしても車との距離が近くなり、怖さがあるのです。ただ、そこはグラベルロードなので、何かあれば路肩へ避難することは可能です。やはり、ロードバイクでは走れないという印象でした。

とにかく安全第一を心掛けていたら、予定時間をかなりオーバーしてロイズのココア&チョコレート・タウンへ無事に到着。お目当てのソフトクリームを食べ、早々に帰路へつきました。予定時間を少しオーバーしてしまいましたが、帰路もギアは軽めで心拍一定を心掛けました。寒さはありましたが、日差しがあれば風は爽やかでした。明日は雨の予報なので、少し間は空きますが、次は石狩灯台往復で50㎞超えのライドを予定しています。