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CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

シーズンインはロイズタウン

2025-04-05 14:54:41 | サイクリング
 4か月に及ぶウィンターシーズンがようやく終わり、札幌の積雪もゼロになりました。最高気温が11度と東京ならまだ冬の気温ですが、とりあえず路面から雪が消えれば北の大地はロードバイクのシーズンが始まります。

 天気予報を詳細に確認し、気温はともかく風が弱い1日になりそうだったので、今季初ライドに出かけて来ました。初日は路面状態が分からないので、ロードバイクではなく、タイヤが太いグラベルロードを選択しました。
 10時少し前にスタートした時点では気温は8度以下と肌寒く、ウェアは起毛のアンダーに長袖ジャージにウィンタージャケットという完全冬装備でした。風を切ると体感温度は5度程度になりますから、心拍数をあげ過ぎなければ、暑いと感じることはありませんでした。

 気温が10度以下でも日差しがあり、途中コンビニで休憩している時にはサイコンの温度計が24度を指していたのですが、走り始めると肌寒い…とにかく、軽いギアをケイデンス高目で走り、少し心拍数をあげて身体の中から温めないと、この時期はなかなか長い時間走り事が難しいのです。

 春先のヨーロッパのプロレースでは気温10度でも選手たちは長袖ジャージに指切りグローブで走っているのですが、運動強度が高いから出来ることで、私たちが同じことをすると確実に風をひいてしまうはずです。運動強度をあげれば心拍数が上がり、身体は温まるのですが、プロはそれを4~6時間続けられるのですが、私たちはせいぜい小一時間が限界で、一度かいた汗でむしろ終盤に身体が冷えてしまうからです。

 個人的にはZ2程度の心拍数を維持することを心掛けています。ローラー台では大汗になるのですが、流石に気温が10度以下で風を切って走っているので、この程度の心拍数で汗をかくことはありません。汗場組んでくるのは心拍が140bpmを越えたあたりからでしょう。

 とりあえず、ケイデンス75~80rpm程度で20㎞/h少しといったペースがグラベルロードでは丁度良い感じです。とにかく厚着をしているので、あまり汗をかくのは避けたいからです。流石にウィンタージャケットは厚くて、脱いでも持ち運べないのです。気温が15度くらいになれば、長袖ジャージの上からウィドウブレイカーを羽織り、暑ければ脱いでバックポケットに収容できる状況になれば運動強度をあげられるのです。

 今日の行先は石狩のロイズタウンでした。とりあえず、ロイズのソフトクリームを食べることをモチベーションにしました。往復で40㎞少しを3時間の予定でスタートしました。ただ、積雪がゼロになった札幌も道路清掃や道路補修はこれからなので、路側帯はほぼ砂場状態で、路面にもあちこちに亀裂や穴が開いている状況でした。路側帯が走れないと、どうしても車との距離が近くなり、怖さがあるのです。ただ、そこはグラベルロードなので、何かあれば路肩へ避難することは可能です。やはり、ロードバイクでは走れないという印象でした。

 とにかく安全第一を心掛けていたら、予定時間をかなりオーバーしてロイズのココア&チョコレート・タウンへ無事に到着。お目当てのソフトクリームを食べ、早々に帰路へつきました。予定時間を少しオーバーしてしまいましたが、帰路もギアは軽めで心拍一定を心掛けました。寒さはありましたが、日差しがあれば風は爽やかでした。明日は雨の予報なので、少し間は空きますが、次は石狩灯台往復で50㎞超えのライドを予定しています。
 




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小樽激坂巡り(1)

2014-09-22 09:39:50 | サイクリング

 小樽には地獄坂と呼ばれる坂がふたつあると云われています。ひとつは小樽産業会館から小樽警察署前を通り、浅草寺までの坂と、その一本南側の商大通を小樽商大まで登る坂です。Cad10_140036s
 坂の途中にはこのような10%勾配の標識があります。毎日こんな坂を登らないといけない学生さんは大変だと思います。何度も登っていますが、流石に自転車は見かけたことはありません。
 この坂を最初に登ったのは昨年でしたが、小樽商大までのほんの500mが耐えられず、旭展望台へ進路変更してしまいました。
 標高は200mに満たないのですが、ほぼ海抜0mからのスタートとなるので、結構厳しい坂です。
Img_2687s  今年は既に数度小樽商大まで登っているので、春からの坂トレ効果が出ているようです。
坂トレといえば、昨年までの小林峠に、今年は春先から平和の滝を加え、夏からは幌見峠を加えています。走行距離は37.3kmで獲得標高は650mほどになります。走行時間は2時間弱です。

 

ポイントは勾配が6%以下の緩い登りはできるだけアウターで時速20km/hを下回らないこと。急な勾配は始めはゆっくり登り出すことです。終盤は少し無理をしてもパワーで登ること。
 とにかく坂が苦手な私が小樽の急な好んで坂道を登っているなんて、とても信じ難いことなのですが、これもロードバイクの魅力なのかもしれません。Img_2691s
 せっかくロードバイクを手にしても、ある程度は登りがこなせないと遠くへは行けませんから、2時間程度の坂トレは僕にとって有効だったことになると思います。
 次回は小樽環状通から天狗山という激坂をご紹介します。

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風が変わる!!

2013-04-05 06:44:19 | サイクリング

 とにかく雪が多かった札幌もようやく本格的な雪解けが始まったようです。先週まで29erで路面状況を確認しながら、恐る恐る走っていたのですが、今週から思い切ってロードバイクに乗り始めました。外でロードバイクに乗るのはおよそ4ヶ月振りのことです。Img_1760s

 久々にロードバイクに乗って感じたことは、風の音が違うことでした。季節柄、強い北風が吹いていることを差し引いてもゴーゴーという爆音に驚かされました。勿論、MTBとでは速度域が違うので風きり音が大きくなっても何の不思議もないのですが・・・これまでもこんな爆音の中を走っていたのだろうかとふと考えてしまいました。
Img_1808s
 そこで、速度域を色々と変えながら走ってみると、速度域が上がっていることに改めて気が付きました。27~28km/hと30km/h越えでは明らかに風の音が違うのです。そういえば、昨年まではこんな強風の中を30km/hを越える速度では走っていなかったような気がするのです。向かい風区間に入ると、速度は黙っていても25km/hほどに落ち、風の音を意識することもなくなりました。
 バイクの構造上、ロードバイクはMTBやクロスバイクなどと比べると風の影響を受けずらいのですが、流石に風速が8mにもなると相当にペダリングがキツクなります。スピードを競う訳ではありませんから、強い風の中では無理に抗おうとはせず、素直にギアを落とすことです。ここでもがいてしまうと、終盤脚におつりがなくなってしまいますから。Img_1830s

 また、ここに来て急に風の冷たさをあまり感じなくなりました。同じ北風でも、冬季間のそれとは質が違うのです。ピリピリと肌を刺すような感じがありません。それなりに寒く、汗もほとんどかかないのですが、肌に触れる風は確実に春のもののようです。ただ、木々は冬枯れのままですし、土の部分の大半は雪の下なので、春の香を感じることはまだできません。それでも、こうして風を切って大地の中を走ることの喜びはなにものにも替えがたいものがあります。
Img_1827s
 2日間で100km少々しか走れませんでしたが、例年より1週間は早いロードデビューとなりました。これからは少しずつ距離を延ばし、5月に入ったら坂トレを始めたいと考えています。登りはともかく、下りに凍結箇所でもあれば大事なので、峠に関しては様子を見ながらということになりそうです。


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29erの魅力

2013-04-02 09:14:54 | サイクリング

 札幌は例年にない大雪の影響で冬季間は29erでもまともに走れない状況でしたが、ここに来て大分雪解けも進み、路面はウェットなところも少なくありませんが幹線道路はほぼ2車線で走行可能な状況になりました。Img_1763s

 寒さはともかく、車道走行が可能になれば、この冬の鬱憤を晴らすべく、先週から29erであちこち走り回っているところです。先週の初めには石狩方面を、今週は小樽市銭函まで脚を延ばして来ました。その間にcannondaleのF29の試乗をする機会にも恵まれ、舗装路面でのMTBライフを満喫しているところです。
 タイヤも太く車体も重いMTBですが、この時期の強い追い風の中ならある程度の高速巡航も可能です。このあたりは29erの本領発揮といったところでしょう。完全な追い風区間なら42T×11Tというアウタートップでグイグイと踏めちゃいます。ロードバイクより追い風の恩恵を強く感じるほどなのです。
Img_1764s
 この1週間で30kmほどの距離を2度、50km越えを1度、20kmほどの試乗を1度とMTBのCXでも走らないほどの距離を走りましたが、よほどの向かい風区間でないかぎり辛いと感じることはありませんでした。余程冬場の鬱憤が溜まっていたのでしょうか・・・
 この時期の北海道は舗装路面がすっかり現れるようになってからも、舗装路面がかなり傷んでいたり、路肩にゴミや砂が山積していたりと、ロードで走るのにはスリップやパンクなどのリスクがかなり高くなります。その点、MTBならかなり荒れた路面でも平気なので、気楽に走ることができます。Img_1799s

 例年はロードで走るにはちょっと物足りない距離ですが、29erならほどよい負荷があってロード用のトレーニングにもなるような気がしています。また、こうしてあちこち走りながら、路面状態をチェックしておけば、ロードへの切り替え時期も見極めることができると思っていますので、まさに一石二鳥。
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 Talon29erにして2シーズン目ですが、ほとんどがスパイクタイヤを履いての雪道走行でしたので、ここまで高速で走ることがありませんでした。勿論、29erとはいえMTBですから、高速走行に向いている訳ではありませんが、4ヶ月間も雪上をフロントインナーでトロトロと走ることに比べれば、こうして思いっきり風を切って走ることが出きるのは実に気持の良いものです。Img_1774s

 ここでcannondaleのF29 1の試乗のインプレをTalonとの比較で書いてみようと思います。一昨年までFlashと呼ばれていたハードテイルのMTBですが、アルミフレームなのにカーボン並みの軽さには驚かされました。LEFTYと呼ばれる片側フォークにフロントギアが2枚であることを割り引いても10.9kgという重量は破格です。MTBは重たいものというイメージが強いのですが、cannondaleはこのイメージを完璧に覆してしまいました。登りはさぞ楽なのだろうなと思いつつ1時間半ほどの試乗を終えました。
Img_1777s
 ハードテイルなので荒れた路面での振動はそれなりに感じましたが、Talonのように跳ねる感じはありませんでした。フロントは2枚でアウターが38Tなので、下りでギアが足りなくなることがありました。また、29erの割りにコンパクトな設計で身長170cmの私でもMサイズでピッタリという感じでした。ただ、ハンドルバーが長目なので向かい風区間では走りがかなりキツクなります。ただ、山道などを走るには丁度いい長さなのかもしれません。
 こうしてある程度の高速走行をしてみると、改めて29erのメリットを感じることができます。ロードに乗り始めると、近場の移動にもロードばかり利用するようになるのですが、今年はもう少しMTBにも乗ってみようかなと思っているところです。


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小樽探訪(2)

2012-11-11 08:49:20 | サイクリング

 伊藤整の故郷である忍路(おしょろ)まで行きたいと思って家を出たのですが、気温が10度を下回るこの季節は、筋肉も関節もガチガチで重たいギアを無理に踏もうとすると膝が痛み、ふくらはぎがつりそうになってしまいます。Img_1040s

 ということでフロント・インナーで脚に負担をかけない走りに徹しました。今日は久々に銭函駅のコンビニで小休止。銭函の海では波しぶきが上がっていました。夏の海とは気配が一変。駅裏の激坂を最大心拍数174bpmでクリア。この位の短い登りならダンシングでも登れるようになりました。
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 張碓峠は向かい風でしたが、心拍数は160代で難なくクリア。峠は紅葉も散り始め、路肩が落ち葉で黄色く染まっていました。北国の冬はもうすぐそこまで来ているようです。
 下は冬用ビブタイツ、上は長袖のレイヤーにジャージ、その上に暴風ベストと防寒ジャケット。ヘルメットの下にはスカルキャップで耳をガード。フルフィンガーのグローブと今出来得る限りの防寒対策で臨んだのですが、下り始めるとやっぱり寒い!!Img_0981s

 こんな日は温かいラーメンでランチと思い、らーめん初代へ行ったのですが、正午を回っていたため、店の前には行列が・・・外で並んで待つ気になれず、入船2丁目の夢二亭を目指しました。
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 夢二亭は大正ロマン漂うレストラン。北前船の船主の別邸をそのままのレストランになっています。夜は、ライトアップされロマンチックな雰囲気に変身するそうです。店内では、こだわりのステーキやハンバーグがリーズナブルな価格で味わえます。ランチは、850円からで地元の人気店としても有名だそうです。Img_1057s

 確かに北前船の船主の別邸だけあって洋間の他にも広い和室もあり、かなりの大人数でも、とりあえず外で待たされることだけはなさそうです。店内には喫煙所もあり、AUならWI-HIも利用できるとのことでした。大正期のカフェを再現した店内はなかなかのものです。
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 夢二亭でハンバーグランチを食べ、お店を出たのが午後1時。これから小樽環状線で忍路へ向かうと帰宅は確実に午後4時を回ってしまいます。最近は陽が翳ると急激に気温が下がるので、忍路は来年の楽しみにとっておくことにしました。
 忍路には国内最大級の環状列石があり、縄文時代後期約3500年前のものだといわれています。また、私の敬愛する文学者伊藤整の生まれ故郷でもあります。彼の初詩集『雪明りの路』の序文に「此の詩集の大部分を色づけているのは北海道の自然である。北海道の雪と緑とである、私の故郷は小樽市の西二里、高島と忍路との間の塩谷村である。私はそこに幼くから育ち小樽の学校へ通った」という記載があります。Img_1063s

 忍路は来年のお楽しみということにして、小樽旧市街を散策することに。国道5号線を小樽駅に向かう途中で右折するとサンモールというアーケード街があります。その中に赤レンガ街という屋台村がありました。それにしても1/3以上がシャッターを下ろしたアーケード街は寂しいですね。
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 旧三井銀行跡などを眺めながら、小樽運河の観光案内所へ。午後1時過ぎの気温が10.3度でした。運河やふれあいの泉の写真を撮り帰路へ。ここまで気温が下がるとトイレが近くなって困ります。500mlのボトルの中身が2/3は残っているというのに・・・木曜日頃には初雪の予報もあり、いつまでロードに乗れるかは分りませんが、今年は乗れる限りは乗り続けたいと考えています。


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