CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

ロードバイク乗りの安全対策(1)

2024-06-18 16:09:42 | 自転車用品
 ロードバイクはママチャリと違い非常にスピードの出る乗り物です。勿論、技術の進歩で今のママチャリも結構なスピードが出るのですが、同様にロードバイクの速度もあがっているのです。プロのロードレースではこの10年でレースの平均速度が10km/h近く上がっているのです。
 平地では40km/hがやっとですが、下りなら誰でも60km/h近い速度になります。勿論、ブレーキをかけなければの話ですが…ママチャリでもそれは同じです。平地では20km/hそこそでも、下りが入れば簡単に30km/hは超えてしまうのです。
 私もロードバイクに乗り始めた頃は。サイクリングキャップだけで走っていたのですが、ある日、スピードの出る下り坂で、「コケたら死ぬ」瞬間を実感したのです。以来、ロードバイクに乗る時はヘルメット着用は当然のことになりました。ヘルメット着用の努力義務化が始まって久しいのですが、なかなかヘルメット着用が広まらないのは、自転車に乗る人々にこの怖さが無いためでしょう。ママチャリでも急な下り坂を走ったことがあれば、ヘルメットが必要なことが分かるはずです。

 ロードバイクに乗る者にとってヘルメットの着用は安全対策の初歩の初歩。自動車ならシートベルト着用といったところでしょうか。事故らなければ必要が無いものだからです。自動車と同様に自転車の安全対策は、万が一の事故が起きてしまった場合、自分の身を守るためなのは当たり前です。加えて自転車は自動車と違い、自分の身体が無防備だということを忘れてはいけません。これも実感するのは難しいことなのかもしれません。ママチャリで歩道を走っている人にとっては、歩行者の方が無防備に見えるからです。
 ただ、ロードバイクで車道を走るようになると、自分の回りは車だらけで、初めて自分がいかに無防備かが実感できるようになるのです。こちらが、ルールを守って車道の左側端を走行しているのに、側方ギリギリを走り抜ける車や、急に後ろから前へ回り込んで来て、左折していく車等々、ロードバイクの回りは危険だらけなのです。
 



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シブコ復活の狼煙(5)

2024-06-18 12:15:42 | ツーリング
 マイヤーLPGAクラシックの最終日、TV放送の関係で3サムで10番スタートとなったシブコ。立ち上がりはまずまずかなと思っていたら、この日はウェッジやアイアンの縦距離が合わず、グリーン上で長い距離のパットを強いられた。
 ドライバーの飛距離が出過ぎているので、セカンドショットのクラブ選択に苦労している感じがありました。これまでピンを筋るようなアイアンショットが影をひそめてしまう。こういう日のシブコは良くない。全米女子OP前はティーショットはフェアウェイを捉えるものの、セカンド以降のアイアンの楯距離が合わず、スコアを落とし、予選落ちが続いていた。あの頃のシブコに戻ってしまったのかと不安になる。
 長いパットが続くとストレスがたまる。結局、4番までは何とか耐えたものの、5番で3パットのボギー。決してスイングが悪い訳ではないようですが、ドライバーが飛び過ぎてラフというケースも増えていました。この大会はクラブを気持ちよく振り切ることを課題としていたシブコですが、ドライバーやウッドの飛距離が出るようになると、グリーンを狙うクラブが難しくなるのでしょう。ここまで番手を落として何とか対応していたようですが、ビトウィンの距離のショットは大変だったはず。

 距離のあるパーセービングパットが続く。ここまでの3試合の中で一番縦距離が合わない今日はどこまで我慢できるのか。唯一の収穫を上げるとすれば強気のパットが戻って来ていることでした。全英女子OPを勝った頃のシブコは、自分の強みを聴かれて、「強気のパットかな」と答えていたのです。そんなシブコですがアメリカでプレーするようになり、グリーンの芝が苦手とするポアナやバミューダ等々、種類が増えたことで、ベントグリーンが主の日本とは勝手が違ったのでしょう。ジャストタッチでのパッティングが多くなっていきました。
 スイングは悪く無い。ドライバーはむしろ絶好調で、この大会は日に10ヤードずつ飛距離が伸びているのですから。パー5でも今日はしっかりグリーンを捉え、8番パー5ではフェアウェイから3番UTで2オンに成功も距離のあるパットが残ってしまう。それでも強気で長いイーグルパットをピン1mに付けると初バーディでスタート時のスコアに戻します。
 後半に入り10番パー5ではドライバーでフェアウェイを捉えると、3Wで果敢に2オンを狙うも、グリーン右手前のバンカーへ。ナイスなバンカーショットでワンピンに寄せるもフックラインを読み切れずにパーとする。続く11番のショートホールもやはり縦距離が合わず、長いパーパットを残してしまう。何とかそれを沈めて我慢のプレーが続く。
 12番のパー4では久々にフェアウェイからのセカンドの縦距離が合った。ワンピンほどの下りのパットをジャストタッチで沈めて、この日2個目のバーディでスコアを1つ伸ばす。昨日Wボギーを叩いた13番パー3でも、グリーン奥のラフに外すも、ナイスアプローチでパーセーブ。

 何とが我慢のゴルフを続けるも、15番パー4でセカンドショットをショートし、グリーン手前の坂をボールが転げ落ちてしまいました。3打目がピンをオーバーし2パットのボギー。続く17番でもフェアウェイからのセカンドを右へ打ち出し、3パットのボギーで終戦となってしまいました。グリーン手前に切られたピンを果敢に狙にいった結果だっただけに残念でした。
 ただ、今日のシブコは決して内容の悪いゴルフではありませんでした。ドライバーの飛距離は出ていたし、強気のパッティングも戻っていました。ただ、アイアンの縦距離だけが最後まで合わせられなかった。結局、5つあるパー5で1つしかバーディが取れないのではスコアは伸ばせないのは止むを得ません。
 今日は一緒に回ったメンバーも悪かった。とにかくプレーが遅い。2日目の好スコアはブハイとジュタヌガーンとのプレイだった。WOWOWオンデマンドで、シブコのパットがかなり待たされるシーンばかり。途中で古江や西村のプレーに切り替わるのには、観ている私もイライラした。
 結果として満足のいくものではありませんでしたが、次につながるものはあったと思います。飛ぶようになったドライバーに併せて、クラブセッティングの見直しが必要になるかもしれません。試合後のWOWOWのインタビューで悔しそうな表情を見せていたシブコ。疲労もかなりあるようにも見えました。本人は「心地よい疲れ」と言っていましたが、この大会は予選ラウンドに比べ、決勝ラウンドはショットに切れがなかったような気がします。
 ドライバーが飛んでいるので、元気がありそうに見えたのですが、ピンを筋るようなショットが減っていたのです。3日目は何度もバーディチャンスに付けていたのに、パットが入らず、最終日は縦距離が合わずロングパットが残ってしまうというちぐはぐな展開になっていました。これがかみ合ってくればビッグスコアも可能なコンディションなのは間違いないはずです。
 
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