ロードバイク乗りの補給食といえば、走る途中で取るものと思い込んでいたのですが、実は走り始める前にも必要だったことが分かりました。これは私に限ったことかもしれません。私は朝食を取らない悪い習慣があるため、どうしても走り始めがスピードに乗れないことが多かった多かったのです。ところが、あるYouTubeを観て、スタート前に補給食を口にするようにしたら、走りが変わったのです。

流石に朝食抜きで走り始めること自体が無謀だったようです。基本、ロードバイクで走る私の目的のひとつがダイエットなので、運動の前にエネルギーを摂取するという考えがありませんでした。ただ、エネルギー不足で運動をしても本来のパフォーマンスが発揮出来ず、効率的なエネルギー消費にならないというのがYouTubeの趣旨でした。

確かに、これまで朝食抜きでも途中のコンビニまででエネルギー切れを実感することはありませんでした。個人的にはウォーミングアップも兼ねて走り始めるので、序盤からガンガン走ることはありませんので、パフォーマンスが落ちていることに気が付かなかったのです。

それこそロードバイクに乗り始めた頃は、ペース配分が分からず、脚の軽い前半からガンガン踏んでいたら、途中で筋肉痛やら膝の痛みが出て、後半は洩れなく失速するというパターンだったのです。それが、歳を重ねるに連れ、無理も利かなくなり、行はゆっくり、少なくとも前半の4~5㎞はウォーミングアップとして走ることをむしろ意識してやってきていたという経緯があるのです。

それが、今季はショートクランクを導入したこともあり、自分の走りをSTRAVAで詳細に比較し始めると、とにかく前半のパフォーマンスが悪いことが気になり始めました。そこで、YouTubeでも補給食で推奨されていた羊羹を走り始める前に食べたところ、パフォーマンスが明らかに改善したのです。

羊羹は冬場に井村屋のスポーツ羊羹をAmazonで購入していたものがあったので、それをスタート前に食べています。これまで、スタート直後はなかなか心拍数が上がらず、春先の寒い時期は苦労していたのですが、これは体内のエネルギー不足で脚が十分に動かないことが原因だったようです。

100gのスポーツ羊羹のエネルギー量は100Kcalほどですが、これを摂取してから走るのと摂取しないで走るのとでは、前半の脚の動きがかなり違うのです。これまでは前半は体力をセーブして、途中のコンビニでパンとコーラを補給して後半のエネルギー切れに備えるというパターンでしたが、今はまずはスポーツ羊羹を食べて走り始め、途中のコンビニではおにぎりにコーラかスポーツドリンクを補給するようにしています。