CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

北海道スポーツサイクルフェスティバル

2024-06-29 15:08:28 | 自転車用品
 東京や大阪のような大都市圏ではサイクルモードの様な自転車や関連商品の展示会が毎年のように行われています。その点、北海道は大都市圏から離れていて。土地は広いのですが、マーケットの規模はけた違いに小さいのです。これだけ。走る舞台が揃っているというのに残念な限りです。
 近年はニセコ・クラシックやニセコ・グラベルという大会も始まり、むしろ札幌よりもニセコエリアの方にメーカーも力を入れる傾向にあるようです。ただ、ニセコは札幌から高速でも1時間半以上かかりますので、自家用車を持たない身としては。なかなか脚を運ぶことはできません。

 そんな中、北海道スポーツサイクルフェスティバルが毎年1回開かれているのです。今年で16回目の開催になるのですが、なかなか、知名度が上がらない印象があります。北海道で有名ブランドバイクに直接触れ、試乗もできるお祭りなので、もう少し盛り上がって欲しいと願っています。2020年から3年間はコロナ禍で開催されず、残念な思いでしたが。昨年から再び開催されています。

 最初の頃は人手も足りず、2日間終日とあるメーカーのブースでお手伝いをした頃が懐かしい。ただ、今年は開催が1ヶ月遅れとなってしまったため、全国各地のイベントと重なり、出店するメーカーは減っていました。そもそもCYANYONのような通販型のメーカーは元々出店はありませんでしたが、今年はスペシャライズドやジャイアントといったメーカーの出店はあり、SRAMの新型REDを搭載したターマックSL8やジャイアントの新型TCRなどなど、良い目の保養をさせてもらいました。

 例年は5月末の開催で長袖ジャージでも寒いこともあったのですが、今日は札幌も真夏日予報で、サイコンの温度計は35度を表示していました。昨日、ハンドル交換を済ませたばかりの第4世代のSupersix EVOに45mmのディープリムを履かせたライドは。今日が初めてです。

 片道10kmほどの会場まではまったりとサイクリング。会場内はバイクを押しながら様々なブースを覗いて来ました。特に今年はMETのヘルメットとDMTのシューズのブースがあり、ポガチャルが使用しているヘルメットとシューズを試着して来ました。METのヘルメットは以前に使用していたのですが、アジアンフィットが無く、私の頭に併せるとLサイズになり、キノコ頭になってしまうのでした。

 今回試着したポガチャルも使用しているモデルもやはりLサイズになってしまい、カッコは良いのですが、私が被るとやはりややキノコ状態でした。ヘルメットは今使用しているLAZERのGENESISが軽量で比較的外観も小さ目で気に入っています。デザインはMETですが、フィット感はLAZERになってしまいます。
 ただ、今回はポガチャルも使用しているDMTのシューズは魅力的でした。流行りのBOAダイヤル式でなく、あえて紐のシューズなのですが、これが軽いのです。アッパーはメッシュで伸縮性があり、フィット感は抜群でした。残念ながらSPDのモデルは無く、私は使用できませんが、SPD-SLを使用している方にはお勧めの一品でしょう。

 SPDタイプもありましたが、MTBのクロスカントリー用のシューズで、BOA式でした。ただ、これもフィット感が良く、シマノのシューズとは比較にならない程軽いのが特徴でした。サイズは伸縮性の高い素材なので、39でも行けそうでしたが、春や秋に厚手のソックスを履くと流石にキツそうなので、40が良さそうでした。行きつけのショップで取り寄せはOKだそうなので、今後の課題になりそうな製品と出合うことが出来ました。
 
 
 





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エアロフレアハンドル装着

2024-06-29 08:00:32 | 自転車用品
 今年ずっとプロのロードレースを観続けていて、いよいよツール・ド・フランスが開幕となります。久々にTVで真剣にロードレースを観たことで、気が付いた点がいくつかありました。その最たるものがフレアハンドルを使用している選手が増えていたことでした。
 そもそもフレアハンドルはグラベル用に使用されるものと勝手に思っていたのですが、近年はブラケットの突起部を握り込むようなフォームが主流になっていて、これがエアロ効果の高いフォームとされているのです。且つては下ハンを持って空気抵抗を減らす選手が多かったのですが、近年はほとんどの選手はあまり下ハンを持たないようです。
 加えて、UCIがハンドルの長さやブラケット設置位置の規制したこともあり。ブラケット位置をできるだけ内側にするために、下ハン部分が「ハの字」に広がったフレアハンドルを多用するようになったのです。ハンドル幅はドロップの端々で決まりますので、製品によっては、ドロップの外側とブラケット部との差が30mmもある製品もあるようです。

 ジロ・デ・イタリアを征し、ツール・ド・フランスでも優勝候補に名が挙がっているタディ・ポガチャルはENVEのSES AERO HANDLEBARというエアロフレアハンドルを使用してます。このハンドルは40/35で50mmもの差がある製品ですが、取り扱い店が限られていて、私が利用しているショップでは取り扱いがありませんでした。

 新しいシマノのSTIレバーのブラケットは内側に10度傾けてあるのですが、通常のブラケットに比べ、ブラケットを握り込んでエアロフォームを取った時に、ギアが1枚程度の違いを感じました。私も第4世代のSupersix EVOのハンドルバーをVisionのMETRON AERO ACRの400mmを購入しました。これは片側5mmのフレアハンドルで、下ハンでは420mm、ブラケット部では380mmになります。これまでに比べさらに10mブラケットが内に入るので、どの程度のエアロ効果が得られるのかが楽しみです。

 今回はハンドル交換に加え、ケーブルのフル内装までしていただいたので、少し時間がかかってしまいましたが、ショップの皆さんのご苦労に感謝です。Gi2ならケーブルは完全内装なのですが、私のは機械式105なので、最初はシフトワイヤーが外に出ていたのです。これでは見た目ですぐに機械式と分かってしまうのです。ワイヤーが完全内装になったことで、見た目だけでは機械式かDi2かの区別はつかなくなりました。
 最初のロードバイクはケーブルは全て外装でした。それがCAAD12からはケーブルがフレーム内を通るようになり、ブレーキケーブルは内装です。第3世代のSupersix EVOも同様でした。ブレーキケーブルが内装になった時にも感じたことですが、やはりケーブルが外に出ていると何かと不便で、特にヘッドチューブ周りにケーブルが出ていると、ライトをサイコンマウントの下に付けようとすると、ケーブルが邪魔で上手く付かないこともあったのです。
 ケーブルの完全内装にはエアロ効果もあります。とにかくバイク正面に空位に当たるものがあると乱流が生まれ、空気抵抗が増えるのです。これはホイールのスポークも同様で、丸スポークよりも扁平スポークの方が空気抵抗が少ないのです。丸くないケーブルは無いので、結構な空気抵抗を生み出してしまうはずなのです。

 今日から2日間の日程で札幌では北海道スポーツサイクルフェスティバルが開催されます。これは道内最大の自転車展示イベントで、かりのメーカーが名を連ね、試乗もできるので、毎年楽しみにしているイベントです。近年はコロナ禍で開催されない年がありましたが、昨年からは再び開催されるようになっています。これから、新しいバイクで行って見る予定です。
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