CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

スプロケット交換を考える(1)

2024-06-20 15:42:04 | ツーリング
 ロードバイクに乗り始めた頃はホイール交換が楽でした。当時は12-25Tの10速か11-28Tの11速が当たり前だったのですが、最近は11-34Tの11速や11-36Tの12速なんていうスプロケットが普及し、リアディレイラーもショートゲージ(SS)では対応できず、ロングゲージ(GS)が当たり前のようになっているのです。

 CAAD10の頃はULTEGRAの10速でしたから、リアディレイラーもSSでスプロケットも12-25Tか12-27Tをメインにしていたので、平地用のホイールWH-500に12-25Tを登り用のWH-6800に12-27Tのスプロケットを装着し、ライドに応じてホイールを履き替えていたのですが、ホイール交換に苦労したことはありませんでした。

 CAAD12はULTEGRAの11速で既存のホイールはMAVICのAKSIUMに11-28Tのスプロケットが付いていました。勿論、これに10速用のスプロケのままではホイールは使えません。それに加えてCAAD12のチェーンリングはミッドコンパクトの52-36Tでしたから、リアが11-28Tではキツク、登り用にALEXRIMのALX473を購入しあえてワイドレシオの11-34Tスプロケットを装着してから、ホイール交換が厄介なものになって行きました。

 このころからワイドレシオのギアが増えて来たこともあり、下位モデルのリアディレイラーはGSが当たり前になっていましたから、坂が苦手な私はリア11-34Tというスプロケットに飛びついてしまったのです。ただ、ギアの差が大きくなるので、11-28Tのホイールから11-34Tのホイールに交換する度に、リアディレイラー調整が必要になり、テンションボルトの調整に止まらず、ロー側の位置調整も必要になってしまいました。これはリア34Tを使うためにチェーンをひとコマ増やしているからでした。
 自分なりに勉強していたつもりだったのですが、結局、最後にシフトワイヤーをリアディレイラーから外し、位置決めからやり直す羽目になってしまうのです。最終的にロードバイク生活を楽で楽しいものにするために、チェーンリングをコンパクト(50-34T)に替え、ホイール交換もしない道を選ばざるを得なくなってしまったのです。
 



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シブコ復活の狼煙(6)

2024-06-20 10:53:27 | 渋野日向子
 個人的には近年のシブコは色々とひとりで考えることによる精神的な疲労が大きいのではないかと思っています。脳が疲れると身体が思うように動かなくなるのです。体は元気なのに体が思うように動かせない。ゴルフというスポーツは身体と共に頭を使うスポーツなので、脳が疲れて来るとパフォーマンスが落ちてしまうのです。身体能力は高いシブコですが、脳のスタミナが限界に達しているように見えてしまうのです。頭が悪いという意味ではありません。筑波大学卒業の両親から生まれているので、頭は良い方だと思っています。集中力も高いので脳のスタミナもある方だと思ってさえいるのです。

 将棋の藤井聡太8冠はこの脳のスタミナがずば抜けているので有名です。棋士である以上、知能が高いのは当たり前ですが、2時間を超える大長考をしてもケロリとしている。1日制のタイトルは落とす事はあっても、持ち時間が長い2日制のタイトル戦で彼に勝つことは相当難しいはず。つまり、考え続ける体力が他の棋士に比べ、頭ひとつふたつ抜けているのです。この差は長い将棋の終盤でこそ活きて来るので、藤井聡太8冠の強さとされる終盤力の源は脳のスタミナだと私は考えているのです。ゴルフの選手にそこまで求めるのは酷ですが、プレー中にもっと脳を休める工夫は必要だと思っています。

 過去のシブコはお菓子タイムやキャディとの雑談などで上手に気分転換が出来ていたのすが、高いレベルのゴルフを追求する中で、脳が休まる時間が確実に減っているように見えるのです。せめて、専属のキャディを付けて役割分担をしないと、脳は疲れたままになってしまうでしょう。昨年は専属のキャディを付けていたのですが、ここ数戦はマネージャーがバッグを担いでいます。渡米してからずっと寝食を共にして来た田谷マネージャーですが、キャディとしてのキャリアはほとんどないはずです。

 全米女子OPを優勝した笹生優香のキャディは、笹生が午後スタートの時は先にコースの下見を欠かさないといいます。時々、キャディと意見が対立することがあっても、大半はキャディの判断が正しいのだそうです。それがプロのキャディです。もし、そうしたことが全米女子OPの1位と2位の3打差に出たのだとしたら、今のままでは逆転は無理だと思います。まあ、専属キャディ無しでこの成績を残すところは凄いともいえるのですが…
 シブコの場合、意見の相違が問題なのではなく、おそらくシブコの人柄のせいだと思っています。意見の相違があった時、それを互いにぶつけ合うことが表立って出来ないのだと思います。意見が合わないのなら、相手を傷つける前に離れようとするタイプなのでしょう。田谷マネージャーはそういうシブコの性格を良く分かっているので、多分、シブコの判断に口を挟むことはしないはず。あくまでもシブコにのびのびプレーしてもらうことを第一に考えているのだと思います。
 まあ、キャディは素人だった青木翔コーチと全英女子OPを勝ってしまう選手なので、ツボに嵌れば田谷マネージャーがキャディでもメジャーを勝ってしまうかもしれませんが、これからのことを考えるとやはり専属キャディは不可欠でしょう。脳のスタミナは身体以上に年と共にどんどん落ちて来るので、脳の役割分担は絶対に必要になるはずです。
 



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