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takerock Rock'nRoll Heaven(旧)

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Electric Misressを作ろう その25 ~アクシデンツ~

2007-04-04 23:39:33 | ElectricMistress
こんばんは。『1年中エイプリルフール』、takerockです。

あ、別にウソついてる訳じゃないな。いい加減なこと言ってるだけだ。

さて、既に完成した『Electric Mistress』だ。
完成後、スタジオに持っていったところ、なかなかエグいかかり方をしてくれる。
こりゃ早速ライブで使おうと思い、こないだのライブに持って行った。
リハの最中、そのトラブルは発生した。

なんと、エレミスをONにすると途端に音が出なくなったのだ。
ウソ~ マジか~ 配線が切れてたりしたらアウトやないか~・・・
と思ったのだが、とりあえず状況を確認しようと思い、フタを開けてみた。
見える範囲では問題ないように見える。

ま、基板まで確認しようと思ったら可変抵抗まで外さなきゃならないんですが(笑)。
この時ふと閃いた。ひょっとして・・・と思いフタを外したまま、再度鳴らしてみた。


しっかり鳴ってくれやがります。

よかった~ フタが接触してたようですな。



フタにはテープを貼っていたのだが、これだと完全な絶縁にはなっていなかった
ようだ。フタの上下を逆にしたり、基板をちゃんとケース内に押し込んでみたり
したのだがやはりフタを閉めると音が鳴らなくなってしまう。

う~むどうしよう。
しょうがないので応急処置として、紙をフタの大きさにちぎり、敷いてみた。
結果・・・

なんとかOK。

あぶね~あぶね~ せっかくのエロミスがお披露目できないところだった。
今回はこの応急処置だが、その内ちゃんと絶縁処理をしなければいけませんな。

Electric Misressを作ろう その24 ~完成披露の弐~

2007-03-31 23:59:55 | ElectricMistress
4/1は公然と嘘をついてもいい日だって知ってますか?
例えば、他のおねーちゃんと一緒にいるのを咎められた時に

『違うって! 妹だって、いもーと!』

とかね。
あ、ダメですかそうですか。

こんばんは、takerockです。

さて、昨日に引き続き、今日も『ElectricMistress』の自慢だ(笑)。



電源ジャックは基板と干渉するのを防ぐ為、ギリギリまで上側に取り付けてある。
これにセンタープラスの24V ACアダプターをつなぐ。



中身はこんな感じだ。
これも基板と干渉しないよう、フットスイッチをギリギリまで端に配置した。
試しに踏んでみたが、この位置でも特に問題はなかった。



ケースに基板が接触しないよう、ケースの蓋にもテープを貼っている。
よ~し、ではコイツをスタジオに持ち込んで大音量でチェックするとしますか!

ちなみに4/1は我がNAKED TWISTERSのライブなので更新はできないだろう。
あ、これはエイプリルフールの嘘じゃないんで(笑)。

Electric Misressを作ろう その23 ~完成披露の壱~

2007-03-30 23:58:50 | ElectricMistress
こんばんは。takerockです。

エフェクターケースのプレゼント企画のたくさんのご応募ありがとうございます。
3/31の夜12時まで応募を受け付けてますんでまだの方は是非ご応募下さいな。
(4/1 0:00締め切りました)

ってな訳で今日も『Electric Mistress』いってまいりましょう。
ついに・・・ 完成です!
いや~長かった・・・ホント長かった・・・
エレミスを作りたいと思ってから早半年。必要となる18V電源について考えてる時
まやさんと知り合ったり、SAD1024の入手で苦しんでいた時にケイズさんに助け
られたりと、色々な方々にお世話になりっぱなしのエフェクターでありました。

苦労も多かったがその分得るものも多く、有意義な製作だったと思いますなぁ。
さて、それでは公開しちゃいましょう。



ベタだ~!!
そのまんまだ~!!(笑)

『和』のテイストを持つエロミスって訳で春画をモチーフとしてみました。
このイラストを見ながら名前を考えていたのだが、どうしても『花魁(おいらん)』
以外にしっくりくる名前がなかった。



Flanger/FilterMatrixのモード切替スイッチはスペースの関係から横に配置した。
ちょうどこの部分にあった『毛』はスイッチのラベルで上手くカバーした。

え?出来てない?(笑)

ま、多めにみて下され~

Electric Misressを作ろう その22 ~組み込み~

2007-03-29 23:59:18 | ElectricMistress
春だ~!! 春と言えば酔っ払いだ~!!
ってな訳で今日も酔っ払っているtakerockです。こんばんは。
いや~春になると酒が美味い訳ですよ。 ←年中じゃねーかなんて言わないように。

そんな訳で今日も『Electric Mistress』はりきってまいりましょう。
ケースの塗装も終わったことだし、いよいよケースへの組み込みを行う。
今回は基板が大きいこともあり、ケースへの穴開けも入念な下調べを行った上で
酔っ払って大胆に穴開けをした訳です。

今回使用するタカチの"9-12-4N"はケースの高さがあまりない為、Input/Output
ジャックはギリギリまで上面に近づけてみた。
ただ、これだとケースに接触する恐れがあるので念のため絶縁処理をする。



ま、ケースにマスキングテープを貼っただけなんですがね。
これだけでも十分な効果がある訳です。こんな感じで。



さぁ、後は配線していくだけです。
と、ここまできてtakerockさん、いつもの如くうっかりミスをやらかすとこ
でした。そのミスとは、

LEDを9V電源接続時に使う抵抗でつなげようとしてました。

危ねーよ、これじゃ一瞬でLED様が昇天召されてしまう。
24VでLEDが壊れない程度まで電圧を落とす抵抗値を計算したところ、5.6k~6.8k
程度がいいという結果となった。

早速この抵抗を仕入れ、なんとか組み込み完了!
明日は完成品を公開しちゃいましょう~

Electric Misressを作ろう その21 ~自主規制~

2007-03-26 23:58:04 | ElectricMistress
ヤフオクってやっぱ利用者多いんだねぇ。
ある出品物に対して5日間でアクセス数およそ1,200。
いや~びっくりした。すげ~びっくりした。
その割に落札価格が思ったほど上がらなかったのはここだけのヒミツだ(笑)。

こんばんは。takerockです。

さて『Electric Mistress』だ。
昨日、塗装まで完了したので今日はちょろっと装飾でも。
takerockさん、いつもタトゥーシールを使って『和』なイラストや文字をあしらって
いるのだが、今回はどうしようか。

一部の方々よりかなり期待(?)されているこのエレミス、それなりの出来栄えに
したいじゃありませんか。

つー訳で、今回はいつもと趣向を変えて新たなチャレンジをすることにする。
今回はタトゥーシールではなく、ラベルシールを上部全面に貼り付けることにする。
早速イラストレーターで図案を作成し、貼り付けてみた。

ここでちょっとした失敗が2つ。
まず、位置が本来の位置から少しズレてしまった。
思った位置にまっすぐ貼り付けるのって実は結構難しかったりする。

それと、全面にシールを貼り付けるのでケースにスプレーした色と合わせたつもり
だったのだが、やはりというか案の定というか微妙に色が違う。
これは今後の課題ですな。

出来上がったのがコチラ。



アレ?モザイクがかかってる?
ひょっとしてあまりのえげつなさに規制されてしまったのか?
な~んて冗談です。お楽しみは完成の時までとっておいて下され。

と、ここまで書いて気が付いたのだが、エレミスのスペル間違っとる!
な~んてこれも冗談です(笑)。
エロエロなエレミスを期待されているのでちょっとモジってみた。
(2文字は"L"じゃなくて"R"じゃないの?と思ったアナタ。野暮な突っ込みはナシ
の方向で。)

Electric Misressを作ろう その20 ~真っ青~

2007-03-25 23:59:53 | ElectricMistress
こんばんは。takerockです。

北陸地方の方、無事でしたでしょうか?
オイラの住んでる九州は福岡県も2年前にデカい地震を経験してるので、あの凄さ
はよく分かる。洒落にならんよな。
その日、オイラは朝起きた後、ボケ~っとしながらコーヒーなんぞ飲んでた訳です。
そしたらいきなり揺れ始めまして。

九州って地震がほとんどないから最初は何が起きたか分からなかったんですな。
しかし、デカい地震ってのは揺れてる時間も結構長い訳で、その長い時間の間に
『こりゃとんでもないことになってる!』って事にやっと気付きまして。
慌てて部屋の中でモノが倒れてこないような場所に避難した訳ですよ。

その時ふと振り返ると、飼ってた猫が今頃オイラのとこに非難してきやがりまして。
オイオイ猫って感覚鋭いんじゃないの~?って妙におかしかったのを覚えております。

そんな訳で、しばらくは余震が続いて大変でしょうが、がんばって頂きたいモンです。

さて、今日も『Electlic Mistress』だ。
今日はケースの塗装を行いましょうか。

今回は何色にしようか? takerockさん、エフェクター製作時には色々考えて色を
決めている訳です。
Landgraff DODだったら緑だったりね。 ←TS?(笑)

エレミスの場合だと、本体には青があしらわれている。よっしゃ今回は青にして
みよう。←安直

そんな訳で塗装してみた。





今回塗装してみて気付いたことがある。
ひょっとすると、takerockさんの思い過ごしかもしれない。
思い過ごしどころか、大きな勘違いかもしれないのだが・・・

タカチのケースは塗装のノリがよい。

気のせいかな~
これまでタカチ以外のケースの場合だと微妙に塗装ムラがあったりしたのだが、
タカチのケースを使ったものは全てキレイに仕上がっている。

今後要チェックですな。

Electric Misressを作ろう その19 ~姦通~

2007-03-24 23:59:34 | ElectricMistress
ま、眞鍋かをりがフィギュアスケートしてる~!
・・・と思ったら安藤美姫でしたか。しかよく似てますな。

こんばんは。takerockです。

さて、『Electlic Mistress』だ。
今日はエレミスさんに穴を開けてみましょう。
今の状態は全然磨かれてもなく、誰にも穴を開けられていないというまるで田舎の
小娘のような状態な訳です。
これからたっぷりかわいがってやるぜ、ってなんだかおかしな方向に進みつつあり
ますな。

今回はある試みにチャレンジしてみた。
先日の記事でケースの図面を書いてみたのでこれを利用してみよう。

図面を修正し、穴開けする位置の中心が分かるように交点を書いた図面を印刷した。
印刷後、紙を切り抜く。



コイツをケースに貼り付けて穴開けする位置を決めようというモノだ。



結論からいうと、この方法いいわ~
これまでケースに直接線を描いて穴開けする位置を決めていたのだが、微妙に斜め
になっていたりすることがよくあった。今回は事前にきっちりとした図面を描いていた
ので穴開けする位置を決めるのがものすっごい楽だった。





今回のエレミスは適当な穴開けなんかしちゃった日にゃ確実に後悔するところだった
のだが、この方法で上手くいった。

おかげで今日も酒が美味いのであーる。

Electric Misressを作ろう その18 ~ケース図面~

2007-03-22 23:58:38 | ElectricMistress
マシュマロってオッ○イと同じ柔らかさらしいよ!
よっしゃ、そんじゃモミモミ・・・って




























大きさが全然違うやないか~!!

ハッまさかビーチクと同じなのか? って・・・






























大きすぎるわ~!!

こんばんは、takerockです。
しょっぱなから意味もなく、おまけに品性までないトークを繰り広げております。

さて、『Electric Mistress』だ。
前回の記事でフランジャーらしくギョインギョイン言わすところまで辿り着いた。
ではケースのレイアウトを考えよう。
以前にも述べたが、エフェクターボードのスペースを有効利用する為にも是非とも
縦置きにしたいところだ。

今回使うケースはタカチの"9-12-4N"だ。基板はデカいのだが、なんとかこの
ケースに収まる。しかし穴開けをきちんとしないとジャック等が基板と干渉するのは
目に見えている。
よって、ちょっと図面をひいてみた。


(クリックで拡大)


この通りに穴開けすれば基板と干渉せずに収められるだろう。
ただ、ここで大きな問題がひとつ。

穴開けって必ず微妙にズレるんだよな。

せめてこの時だけは酒飲まずに作業したいと思うところであります。

Electric Misressを作ろう その17 ~調整方法Ⅱ~

2007-03-16 23:57:24 | ElectricMistress
こんばんは。takerockです。

いや~今日も皆様よりお祝いのコメントが多数。
ホントありがたいこってす。これまで自分のやってきたことは間違ってなかった、
そう思える今日この頃。

『オレは間違ってはいなかった』
それはまさしく海南の牧相手に互角の勝負をした赤木剛憲のように。
(byスラムダンク)

あ、どうでもいいですかそうですか。

そんな訳で今日も『ElectricMistress』のトリマー調整方法についてだ。
昨日の記事ではBIASとGainの調整までやった。

次はClockポットだ。
コイツはフランジャーの揺れ具合のキモとなる大事な部分だ。
この調整方法は以前まやさんが行った方法を参考にさせて頂いた。
まず可変抵抗の『RANGE』とトリマーポットのFeedbackを最大にする。もし発振する
ようならFeedbackを若干下げることによって発振は止まる。
そして可変抵抗の『RATE』は真ん中ぐらいにしておく。

そうしてギターを弾きながらClockポットを調整し、一番音が揺れるポイントを
探す。この位置がおかしいと音はほとんど揺れなくなるか、変な音になる。

次はFeedbackポットだ。
Clockの時と同じくRANGEが最大、RATEを真ん中にしてギターを弾きながらFeedback
ポットを調整する。大きくすればするほどエグくなる感じだ。
コイツはDelayのFeedbackと同じく、音の繰り返し回数を調整するもののようだ。
オイラのエレミスでは最大にするともれなく発振する。

最後にBalanceポットだ。
コイツはSAD1024から2系統出力されている信号のMIX度合いを調節するものなので
鳴らしながら好みの位置に調節すればよい。ちなみに真ん中にすると2系統の出力
が半分ずつMIXされる。

こんなところか。ひょっとすると他にもっとよい調整方法があるのかもしれないが、
takerockさんはこんな感じでやりましたとさ。

さて、明日はライブだ。とっとと寝るとしましょう。
では!

Electric Misressを作ろう その16 ~調整方法Ⅰ~

2007-03-15 23:57:30 | ElectricMistress
こんばんは。takerockです。
おかげで皆様からたくさんの1周年お祝いコメントを頂き、今宵は非常に美味しい
酒が飲めております。

こんな日ってのは例え1缶100円のその他雑種でもまるで生ビールのように
味わえるし、例えスーパーで1,000円のやっすい焼酎でもそりゃもう極上の美味さ
な訳で。
のっけから皆様の涙を誘ったところで本題に入りましょうか。

さて、『ElectricMistress』だ。
先日の記事で見事死地からの生還を果たしたエレミスさんですよ。
ま、死地に送っちゃったのは他ならぬこのオイラな訳ですが。

ま、苦労した甲斐もあったことだし、今後製作される方の為にエレミスの調整方法
なんぞを整理しておこうかと。

基板が完成したらまず音が出るかどうかのチェックを行う訳ですが、まず最初に
必ずチェックして欲しい点があります。
これを怠ると、後々どんなにがんばっても絶対に音は出ません。
それは・・・





























ACアダプターをちゃんとつないでるかチェックしましょう。

え?当たり前? そうですかい? 実はオイラ、この手の超ケアレスミスを平気で
やらかす特技を持っております。

それはさておき、先日も触れたがエレミスには基板上に5つのトリマーポットが
ある。BIAS、Gain、Feedback、Clock、Balanceだ。

基板完成後は、これらのトリマーポットをとりあえず全て真ん中にしておこう。
そしてギターとアンプをつないで音を出す訳だ。

まず最初にBIASポットをイヂる。おねーちゃんと戯れるかの如く優しく弄りたおす
べし(笑)。
BIASポットをいじくると、とりあえずフランジャーの音がする範囲がある。
ここであまりシュワンシュワンいわないからといって慌ててはいけない。この後の
調整でバッチリするようになるから。
takerockさんはここを7.5V弱で固定していたのが後々悩む原因となってしまった。
ここは何V出てれば正解、という考え方ではなく音が出れば正解だと考える方が
いいだろう。

次にGainポットだ。これは生音とエフェクター音の差が気にならないレベルに調整
するのがいいだろう。
ちなみにこれはオイラのだけかもしれないが、オイラのエレミスはGainポットを
最大すると非常に小さな音しか出なくなった。

よっしゃ、続きは明日だ。