エフェクターのパッチケーブルを10本も作っちゃってヘトヘトのtakerockです。
こんばんは。同じことの繰り返しはツラい。
同じことなのに同じところを何度も間違えちゃうのはここだけのヒミツだ。
さて、お師匠様のベースですよ。
緊張しながら中を開けて見てみましょうじゃありませんか。
すっげーよな、この作り。これは手を入れる前ですぜ。
やっぱいい楽器はちゃんと手間を惜しまずに作られてるんですなぁ。
周囲のアルミテープが最初から貼られていたのに新鮮な驚きを覚えつつ、切り替え
ノイズの原因となる部分を探していく。
このベース、切り替えスイッチもDPDTが使われており、ちゃんと未使用側のINPUTが
グランドに落ちている。まぁ当たり前っちゃ当たり前なんですがね。
このベースにはブースターが内蔵されているのだが、このブースターはトランジスタ
1石の簡単な回路であった。面白いのは、ブースターの回路を通った後、複数の
コンデンサがロータリースイッチにつながっている。これで音域を切り替えてるん
ですな。
要はこんな感じ。
なんとなく切り替えノイズの原因が分かった気がする。
上図の場合、ロータリースイッチで切り替える時、一瞬接続が切れる訳ですよ。
その後、次のコンデンサにつながった時、コンデンサ内に溜まった電荷が流れる
ことによって『ブツッ』というノイズになるんじゃなかろうか。
もちろん想像ですがね。takerockさん、たまにはこんな真面目な想像するんですよ。
おねーちゃんとあんなことやこんなことでもう辛抱たまら~ん♪ってな妄想ばかり
ではないのです。
さて、こうなると困った。
ロータリースイッチの問題を解決する為には接点切り替え時に一度全ての接続が
切れるタイプではなく、切り替え中は2つの接点に跨る『ショート型』と呼ばれる
スイッチに交換しなきゃなりません。
生憎このスイッチが入手できなかったので、ちゃんとグランドに落ちていなかった
数箇所の部分をしっかりハンダ付けしてお師匠様に返却した訳であります。
これはそのうちリベンジしたいですなぁ。