takerock Rock'nRoll Heaven(旧)

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レスポールを救え! その5

2008-06-23 23:59:00 | ギター
♪月曜日はお酒を飲んで~
  火曜日もお酒を飲んで~
   テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ~♪

ロシア民謡の如く一週間酒びたりのtakerockです。こんばんは。
まぁ毎度のことなんですが。

さて、レスポールのリペアです。テュリャ。
早速裏蓋の作成に入ります。

前回の記事で紹介したプラ板をまず大まかに切り出します。





さて、ここからが大変な作業の始まりです。
型紙に合わせて周囲を削っていきます。削るのは上側の写真に写っている大きめの
棒ヤスリを使いました。紙やすりでも削れるとは思うんですが、直線が出しにくい。
棒ヤスリを地面に置いて、プラ板を手で持って前後させて削っていきます。

これがまた時間のかかることかかること。手を前後させすぎてつりそうになります。
普段手を上下運動させる時は3分ぐらいですからね。←何の話だ

そんな感じで蓋の形が出来上がりました。



角の部分はプラ板を転がすようにして丸く仕上げてます。
次にネジ穴を開けます。



ちょっと見にくいですが、皿ネジがキレイに収まるように大きな径のドリルで周囲を
少し削ってます。こんな細かな小細工が仕上がりに影響すると思うのはオイラだけ?



そんな感じで完成!
この後ピックアップ取り付けて配線交換、コンデンサ交換も行ったんですが、まぁ
いつもやってる作業なので今回は割愛。

け、決して写真を撮り忘れている訳ではございませぬ。

レスポールを救え! その4

2008-06-18 23:17:55 | ギター
こんばんは。takerockです。

この時期に何故かカゼをひいてしまいました。il||li _| ̄|○ il||li
どうやらウィルスも空気を読めなかったようです。

ってな訳でおでこで熱を計ってくれるおねーちゃん大募集です。
あと、桃缶を『あ~ん』ってやってくれるおねーちゃんも。
なにとぞひとつ。是非に。

そんなたわ言を吐いたところでレスポールのリペアです。

前回の記事でタイトボンドを使ってトップ材を貼り合わせるところまでやりました。

それから1週間。はてさて結果や如何に?タコに?



こんなん出ましたけど~ ←裏声で

素晴らしいじゃありませんか。トップ材がきっちり貼り付いてます。
見た目も申し分なくキレイになっております。自分で言うのもなんだが素晴らしい。

これでトップ材の補修は終わったので次に行きましょう。
お次は裏蓋の作成。裏蓋が無いので新規で作ることにします。ホームセンターで
良さげなものを探したところ、厚さ1mmのプラ板を発見。



コイツで裏蓋を作ることにしましょう。まずはギターの形に合わせて蓋型取りを
します。



現物合わせってヤツですな。紙を蓋の周囲の形に合わせて切れば出来上がりです。



さぁこっから裏蓋を作っていきますぜってところで以下次号。

レスポールを救え! その3

2008-06-16 23:54:05 | ギター
あれあれ? どこかから『バキバキッ』とか、『メキメキッ』って音が聞こえて
くるよ?















それ、オイラの体から。il||li _| ̄|○ il||li

ちょろっと運動しただけでものすげー筋肉痛なんですが(T-T)。アヒャー
こんばんは、takerockです。

ってな訳でレスポールのリペアです。
前回の記事でタイトボンドによる貼り合わせまでやらかしました。

次にこれを固定します。
タイトボンドを流し込んでるので、トップ材を貼り合わせると余分なボンドがはみ
出してきます。それは事前に濡らしたタオル等を準備しておき、はみ出た部分を
その都度拭います。

お次はクランプで固定します。



ここで前回のコルクボードを挟んで圧力を均等にかける訳ですよ。おまけに表面に
クランプによる傷が入るのを防止すると。
ちなみに裏側ももちろんケアします。



100円ショップで買ってきたコルクボード(薄め)を切って挟みます。こんな感じ。



クランプで挟み込んでいくと、更にタイトボンドがはみ出してきます。それもやはり
濡れタオル等でしっかり拭っておきます。
じゃないと後でキレイに仕上がりません。

この状態で1週間ほど放置します。
はてさて、トップ材はキレイに仕上がるのでしょうか?
乞うご期待!

レスポールを救え! その2

2008-06-11 23:53:13 | ギター
♪しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん♪

『ちゃあ

こんばんは。田村けんじtakerockです。
一日中雨でホントにカビが生えそうです。チ○コに。

ってな訳でそんな辛気くさいチ○コは放っておいてレスポールのリペアです。
木工作業をする時にはタイトボンドの他に必要なものがいくつかあります。



クランプですな。接着剤で貼り合わせた木を固定するのに使います。
お次はコイツ。



コルクボードです。ギターを直接クランプで挟んじゃうと傷が付くのでコイツで
保護する訳ですよ。



ギターの形に合わせて・・・



カットします。こうすれば圧力も均等にかかるので接着剤の貼りムラも出ません。
素晴らしい。人はこれを自画自賛と呼びます(笑)。

さぁそんじゃ貼り合せましょう。剥がれた材のすき間にタイトボンドを流し込んで
いきます。このタイトボンド、粘性はそれほど高くないので流し込むのは楽です。



奥の方までちゃんと接着剤を行き渡らせる為、薄いヘラを使って奥の方まできちんと
押し込みます。

なんだか今日は写真だらけの記事になってしまいましたな。
以下次号!

レスポールを救え! その1

2008-06-09 22:48:32 | ギター
おいおいおい、いつのまにか梅雨の季節らしいですぜ?
やだな~ だって鼻もげちゃったりするらしいし。


















あ、それ梅毒ですか。

こんばんは。takerockです。
ひょっとしてアタマにカビが生えちゃってるのかもしれませぬ。
そのうちチ○コにも(以下自粛


これまでギターやベースのリペアといえば主に配線系をやってきたtakerockさん。
実は木工にも興味をもってましてね。ネック折れとかボロボロギターのリペアとか
できるようになったら楽しそうじゃないですか。
何が楽しそうなんだかよく分かりませんが、少なくともオイラはすげー楽しい(笑)。

と、そんなオイラにうってつけのリペア依頼が。

モノはBurny(FERNANDES)のレスポール。
このレスポール、とあるミュージシャンがFERNANDESにオーダーして作ってもらった
ものですごく良いモノです。ただ・・・



ご覧のように表面の張りトラが浮き上がってます。こんな状態は珍しい。
他にも
・リアピックアップ欠如
・背面のフタ欠如
・全体的な汚れ
等、悲しいぐらいに冷遇されちゃってます。おそらく張りトラが浮き上がってきた
時点で使われなくなっちゃったんでしょうなぁ。

よっしゃ、このレスポールさんを再びゴキゲンなギターにしちゃいましょう。
まずはこの張りトラをどうにかします。

ま、簡単に言えば接着剤で貼り付けるだけなんですがね。

しかーし!!

ここでその辺に売ってるフツーの木工用ボンドを使っちゃいけません。
コイツを使います。



タイトボンド。

普通の木工用ボンドは乾いた後も柔らかいままです。ギターのリペアに使うのは
少々具合がよろしくない訳で。
その点、このタイトボンドは乾いた後非常に硬くなり、削ったり等の作業も楽に
出来るというスグレモノです。

そんじゃコイツを使って作業を始めるとしましょうか。

チャリンコ奇譚

2008-06-05 23:56:42 | 雑記
6月! 6月といえばジューンブライド!

ジューンブライドとは・・・

その昔、アメリカに住むマイケル・ジュンブさんが風と一体になって走る方法を
色々と考え、試行錯誤した結果編み出したバイクのライディングスタイル。
その彼の功績を称え、その乗り方を『ジューンブ・ライド』と呼ぶことに。

ちなみにどんな乗り方かというとバイクのシートに腹ばいになり、足をピンと後方
に伸ばす。
日本名:『水平乗り』

(民明書房刊『単コロ乗りはかく語りき』より一部抜粋)


こんばんは。takerockです。子供の頃チャリンコでコレやって死にかけたことがあり
ます。
ってな訳で久しぶりにくだらない話でもしましょうや。

takerockさん、普段はチャリンコを縦横無尽に駆使しております。
それはもう近所のホームセンターで1万ちょっとで購入した高級MTBで何処へでも
参上つかまつります。

最近道路交通法が改正されたそうでしてね。
なんでも自転車の歩道通行に関するルールが厳格化されたらしいんですわコレ。
まぁチャリンコは基本車道を走れっつーことなんでしょうがね。

車道なんて危なすぎて走れない。

特にtakerockさんの住む博多の町では車道と歩道の間がムチャムチャ狭いのよ。
そんなとこ走ってたらあーた、ダンプ(松本ではない)につぶされるっつーの。
そこにTシャツでもあった日にゃぴょん吉になってしまうことうけあいです。

おまけにチャリ乗っててよく思うのは、

車乗ってるじーさんばーさん周り見てなさ過ぎ。

交差点とかでオイラが直進してるのを無視して左折で突っ込んでくるのはほとんど
ジジババ。でっかい声で怒鳴って優しく注意しても聞く耳持たず。

やべーって。コイツら絶対いつか殺人犯になるって。
ひょっとして枯葉マークつけてりゃ何してもいいなんて思ってるんじゃなかろうか。
((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

まぁそんなことより、実は今回道路交通法の改正の件で色々調べてて思い出した
ことがあるんですがね。









そういえばチャリでも飲酒運転ダメだった。

やだなぁ、たまにですって。

ほ、ほんの週2~3回。



・・・人として修行し直してきます。

ナット調整に挑む その3

2008-06-02 22:50:45 | ギター
最近の言葉の略しっぷりにはついていけないと思っていた今日この頃、
KY(空気読めない)、JK(女子高生)とかって意味分かるもんですか。

等と思っていたらコレですよ。

NTR。

なんだと思うっしょ?実は『寝取られ(Ne To Rare』らしいですぜ。
うわははは。これならちょっとオモロイ(笑)。
『寝取る』ではなくて『寝取られる』と略すトコロがツボな訳ですよ。

ってな訳でこんばんは。takerockです。どーでもいいですね。

さて、ナット調整も大詰めです。
前回の記事で取り外したナットをキレイにしました。



ハイ、黒いテーブルに黒いナットなんでよく分かりません。アホかオイラは。
まさにKY(笑)。

よ~く見ると分かるんだが、下部のゲタが削り落とされてキレイになっております。
もちろんネック側の方にも400番のペーパーがけをしてるのでキレイになってます。
後はこのナットをネックにくっつけるだけ。

ナットの接着は瞬間接着剤を使います。ちょんちょんとナットに瞬間接着剤を付け、
慎重に位置合わせをしながら貼り付けます。



ここで決して接着剤をべったり付けちゃいけませんぜ。
ナットは消耗品なんだからいずれは交換しなきゃならん訳です。その時に泣きそう
になりますからな。

後はトラスロッドのカバーを元通りに付け、弦を張って完成です。



うん。弦高が下がってかなり弾きやすくなりました。
高価な楽器なんでメチャメチャ緊張しましたが、ここにめでたく完成!