takerock Rock'nRoll Heaven(旧)

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ブリッジ交換2連発 その3

2008-08-28 01:12:07 | ベースリペア
忙しい~! とにかく忙しい。
とにかく忙しくて何もできやしません。
と、言いながらビール発泡酒のフタを開けるんですがね。
皆様の温かいツッコみをお待ちしております。

こんばんは。takerockです。

さて、ブリッジ交換の続きですよ。



ボディに新しいブリッジの為の穴を開けましょう。
前の記事で書いた通り、ネジの長さにテープを貼ってそれより深くなりすぎないように
したドリルを使います。
ちなみにセンターポンチでマーキングしてるのでズレて穴開けした結果、顔面蒼白
になるということは防げます。



コイツで穴を開けた結果がコチラ。



ちなみに穴はネジの径より細い穴にしています。少しキツいぐらいの方が緩みもなく
がっちりハマってくれます。もちろんネジの話ですようへへへへ。

そこにブリッジをネジ止めしてみましょう。



いい感じです。ちゃんとセンターも出ております。
よっしゃ、1本目が完了です。そんじゃ次のベースをやっつけましょうか。

以下次号!

ブリッジ交換2連発 その2

2008-08-20 22:00:41 | ベースリペア
こんばんは。takerockです。
実はtakerockさん、夏休みで故郷に帰省してましてね。
何故かというとオッサンオバハンの一大イベント、ザ・同窓会なんつーものに出席
する為に。

いや~さすがに同級生が少しずつオッサンオバハン化していくのが分かりますな。
中にはちょっと頭が薄くなっちゃったヤツとか異常におっさん化したヤツとかいて
『オマエ誰だ』的なハプニングがあったりして非常に楽しゅうございました(笑)。

そんな中いつもの格好で参加したtakerockさん、同級生から
『いい加減落ち着こうよ・・・』
と説教されましたとさ。

そうか・・・鎖やらピアスやらはダメなのか。
残念ながら落ち着く気は更々無いんですがね(笑)。

そんな訳で(どんな訳だ)ブリッジ交換の続きですよ。

仮置きして位置調整が終わったらブリッジを軽く固定します。



このブリッジはこれまで付いていたブリッジとはネジ穴の位置が違うので新しく
ネジ穴を開けてやる必要があります。

ここでセンターポンチですよ。うっかりポとチを入れ替えたくなります。
下品でごっめ~んまことにすいまめ~ん。
などとラップを歌っている場合ではありません。

コイツでネジ穴を開ける位置を決めます。



よっしゃ。では穴開けしましょうか。穴開けーin the UKなんつって。
いかん、同窓会のせいでオッサン化してる。



ドリルにテープが貼ってあるのが分かるかな?
ネジの長さに合わせて深く掘りすぎないようテープを目印とする訳ですよ。これで
うっかり向こうが透けて見えるなんて悲劇も防止できます。

ってな訳で以下次号!

ブリッジ交換2連発 その1

2008-08-11 21:45:51 | ベースリペア
暑い日が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
たまには知的に一句詠んでみたいと思います。

チャリンコで
  前から来る娘を
    チラ見して
      ホットパンツに
        怒り爆発


半ズボンなんてこの世からなくなってしまえばいいのに。合掌。

ってな訳でこんばんは。takerockです。
暑くて脳味噌が茹で上がっております。

さて、今日からはベースのブリッジ交換を行います。しかも2連発。
まずはコイツ。



ジャズベです。このジャズベのブリッジをバダスに交換して欲しい、という依頼。



ブリッジ交換は何気に初体験なので生娘らしくモジモジしながら進めていきましょう。
気持ち悪いですかそうですか。

まずは現状のブリッジを取っ払います。



交換後のブリッジと位置調整をする為、現行のブリッジの周囲をマーキングします。
そんでネジを緩めてブリッジを外します。



斜めにザグってあるところからブリッジアースの線が出てます。



新しいブリッジを仮置き。
左右はもちろんのこと、オクターブチューニングが無理なくできる範囲に新しい
ブリッジを取り付ける必要があるので、この辺はきっちりやりませう。

ってな訳で以下次号!

おんぼろレスポールリストア記 その2

2008-08-05 19:43:21 | ギターリペア
こんばんは。takerockです。

実は今日はオイラの誕生日な訳ですよ。
誕生日だというのに家族は実家に帰省してて一人ぼっちなんですがね。

そんなtakerockさんにエッチな写真付きのメールを送ってくれる心優しき女性の方
を募集します。責任持ってオカズにさせて頂きます(笑)。

ってな訳で程よくグダグダになってきたところでリペアの続きです。



見てこのサビサビのボリュームポット(笑)。
こりゃ交換かな~とも思いましたが、機能的には問題なし。ガリもなくスムーズに
使えております。
ってことで・・・

磨く、磨く、ひたすら磨く。



こんなにキレイになりましたがな。
CTSなどのポットだと1個あたり千円以上しちゃうので、こうして磨いた方が環境
にもお財布にも優しいってモンです。

そんじゃ配線まで一気にやりましょう。
配線には最近お気に入りのBelden8412をお見舞いします。
この辺の作業は何度も紹介してるので割愛。

べ、別に写真撮り忘れてる訳じゃないんだからねっ

ってな訳で配線も完了ですよ。



ピックアップは依頼人の希望により、リアにDimazioのSuperDistortion、フロント
に同じくDimazioのVirtualPAFを使用。



VirtualPAFはオイラも初めて使うピックアップだったんだが、なかなか良い音の
するピックアップですなぁ。
オイラのギターにはフロントにPAF-Proを積んでるんだが、なんとなくPAF-Proより
扱いやすい気がする。

後はネック調整を行い、表面をレモンオイルでこれでもかってぐらい磨いて完成!


おんぼろレスポールリストア記 その1

2008-08-04 21:33:39 | ギターリペア
バカボンのパパは理想の親父像でありました。

これでいいのだ~!!

自分の親父だったら、というよりもオイラがこんな親父になりたいな、と(笑)。
そんで老後はレレレのおじさんみたいに家の周りを掃除する訳ですよ。

赤塚不二夫さんのご冥福を心よりお祈りします。

ってな訳でこんばんは、takerockです。

さて、takerockさんのところに1本のGibsonレスポールが持ち込まれました。
『ライブで使えるようにして欲しい』と。

早速見てみましょう。



ゴールドトップが美しい一品です。写真だとキレイに見えるんですが、よく見ると
ホコリをかぶっててしばらく使われていなかったことが容易に推測できます。

パーツにはあちこちにサビが浮いており、全体的に薄汚れてます。
ネックも若干反ってます。なかなかヒドい状態のレスポールさん。かわいそうに。

今回のリペアポイントは、

・全体の掃除及び錆落とし
・ピックアップ交換
・ネック調整
・配線交換
・コンデンサ交換

ま、ここまでやればライブで使えるギターとなるでしょう。
まずは部品を片っ端から取っ払います。



この角度からだと、色がくすんで見えるのが分かりますな。



申し訳程度に導電塗料の塗られた内部。つーか底面だけ導電塗料が塗られてて側面
には塗られてないってどーゆーことよ。



ちなみにGibsonのレスポールはこのプレートにボリュームポットが固定されてます。
おそらく組立工程を簡素化する為でしょうが意味ないので取っ払います。

さーてヒドい状態はまだまだ続く(笑)。