茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

シルバーウイークに咲く鮮やかな赤い🌸彼岸花に「般若波羅蜜多」の境地に!!

2021年09月18日 | Weblog
2019四色に咲き揃った彼岸花【西方寺】(横浜市)[4K]

秋の彼岸を迎え美しくも妖しげな雰囲気を醸し出すヒガンバナが咲き始めています。この花は火花を連想させる形状から「火事花」とか墓地などに咲くことから「地獄花」「幽霊花」などあまり有り難くない別名が伝わります。球根に強い毒性があり、モグラやネズミ除けの為に墓地や田んぼのあぜ道などに植えられています。
「お彼岸」とは?もともとサンスクリット語の「パーラミター」が語源で「完成する」「成就する」という意味ですが、仏教の概念として用いられる場合、欲や、煩悩、苦しみに満ちた世界から解脱し、迷いのない悟りの境地に達することを表します。{/panda_1/この悟りの境地「パーラミター」を川を挟んだ向こう岸「彼岸」にたとえたのが、私達、日本人の伝統行事なのです。彼岸と此岸(あの世のこと、ご先祖)とが交流する行事であり、「秋分の日」は「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」祝日なのです。先祖のみならず、自然や動植物に対しても感謝と敬意、慈しみの心をもって接するようにしたいものです。今のコロナ禍を早く収束させるようご先祖さまに、この際お願いの祈願を致します。


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