茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

日本の秋を彩る「秋の七草」で日本の秋を楽しみましょう!!

2023年09月24日 | Weblog

秋の七草

日本では昔から季節と植物が暮らしの中で深い関わりをもってきました。しっとりと落ち着いた秋には「秋の七草」があります。これも古く万葉集にある二つの和歌を基にしております。歌人として有名な山上憶良(やまのうえおくら)の歌二つ。

〇 秋の野に咲きたる花を指折り(およびおり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花

〇 萩の花、尾花(おばな)、葛花(くずはな)、撫子(なでしこ)の花、女郎花(おみなえし)、また藤袴、朝貌(あさがお)の花

最初の歌は秋の野に咲いている草花は七種類あったこと、次の歌は七つの花の名前を挙げております。朝貌(あさがお)はいろいろな説がありますが、よく似ている桔梗ではないかというのが通説です。特に尾花はススキのこと、秋のお月見には欠かせない秋風にそよそよと揺れる姿は美しい秋の景色を演出してくれます。秋の七草を鑑賞しながらさわやかな秋の夜長を満喫してみませんか。

 

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