【Image video】秋の空に
今日、8日より二十四節気の「寒露(かんろ)」を迎えました。暦の上で秋本番に。空気が澄んだ気持ち良い秋空が多くなり、空を見上げるのが面白く「いわし雲」や「さば雲」が浮かんでいたり、美しい夕焼け雲が見られ、紅葉と共に私の好きな季節になりました。朝晩の冷え込みが増してきて、草木に宿る露が冷たく感じられ、空気が澄み切った好天気を「菊日和」ともいいます。また、「天高く馬肥ゆる秋」という諺もあります。が、とにかく秋日和を十分に楽しめる季節になりましたので、コロナも少し落ち着いてきましたので、楽しい秋を楽しみましょう。
〇 白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける。
文屋朝康
〇 秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけき
左京太夫顕輔
〇 奥山に紅葉踏み分けなく鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき
猿丸太夫
いずれも百人一首よりの歌ですが、古人も皆秋を楽しんでいましたね。日本の秋は素晴らしい!!