新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

「安倍方式」という脱法行為がはびこる犯罪集団

2020年02月05日 11時12分51秒 | 桜を見る会

いやはや、昨日の衆院予算委員会での棚橋委員長の相変わらずヒドい采配にはあきれてしまった。
 
今回の主な内容は、ニューオータニで開催された、桜を見る会「前夜祭」ということで、その前日のように関係のない高市総務相が出てきて話すことはなかったものの、安倍晋三は指名を受けると、質問されていないポイントについて長々としゃべり続け、それは答弁というより、演説に近いものだった。
 
これは安倍晋三の常套手段であり、本来ならば質問に対して答弁し、補足的に説明するのなら許せるかもしれない。
  
残念ながら棚橋委員長は、それを遮るわけでもなく、安倍晋三に気のすむまでしゃべらせていた。
 
それを指摘する野党議員の声は制止するといった按配である。
  
質問時間はあらかじめ決められ、その中で野党議員は工夫しながら質問をする。
 
そして不思議なことに、答弁は質問時間に含まれてしまう。
 
例えばサッカーの試合でピッチ内(グランド)で試合が中断されるような事態になれば主審はストップウォッチを止める。

  
しかし、衆議院の予算委員会では、答弁中も質問者の時間が消費され続ける。
 
これは、誰が見ても質問時間を浪費させるための策略であろう。
 
本来、こうしたことを防ぎ、議論が円滑に進むように進行役を務めるのが委員長の役目なのだが、安倍晋三には逆らえない自民党所属の棚橋委員長なので与党大臣と一緒になって、質疑時間の浪費に協力しているのでは、野党側も感情的にならざるを得ない
 
たとえてみれば、草野球などで人数の多いチームの控えの選手が審判をやっているようなものである。
 
そして、安倍晋三の答弁の幼稚さは、「総理大臣」としての風格も品格もなく、まるで大相撲の横綱が格下の力士に対して、張り手や肘内をくらわすようなものである。
 
『首相答弁は詭弁で矛盾』 夕食会契約論争?に識者指摘
 
     
       【朝日新聞DIGITALより】
   
安倍晋三の幼児性が満開のノーカット版を見てほしい。
  

       【ノーカット】安倍総理 野党議員に「嘘つき」
 
忙しい人にはポイントだけをテープ起こししておく。
 

安倍首相「仲介、紹介の信用というものそれはあるんだろうと思います。それはホテル側の判断、安倍事務所の関係者であれば、問題ないだろうという判断だったんだろう。」
黒岩議員「これは、安倍事務所の信頼に裏付けされた買収ですよ。参加者一人一人、一見さんとしては出来ない価格設定を、安倍事務所の信用で割安に設定させたわけですから、当然これは利益供与ですよ。」


 

安倍首相「極めて失礼。買収という非常に強い言葉を使われましたが、全くそんなことはない。参加者にも失礼。それだったらもっと、証拠をちゃんと上げていただきたい。」


 
本来は、国会議員に「買収」の疑いがかかっている時、証拠を示すのは国民ではなく、議員が作成している「政治資金収支報告書」をを示して「買収ではない」と堂々と、領収書や明細を示して、その上で安倍晋三は黒岩議員に抗議すべきではなかったのか。
 
国民から見れば政治家、特に職務権限のある与党議員の怪しいカネの動きは、枚挙に暇がない。
 
疑われていることに激昂するのではなく、あらぬ疑いであるのなら、自ら証明し、その上で名誉を傷つけたと謝罪なり撤回などを強く求めればいいのである。
 
「我が国の最高責任者」の総理大臣が収支報告書に記載をしなかったという、議員としても当然の落ち度を突かれて、「証拠を出せ」とはよく言ったものだ。
 
わかりやすく言えば、「盗人猛々しい」ということであろう。 
 
安倍晋三は、これまでの答弁で、「主催は安倍事務所だが、契約の主体は個々の参加者」という言い訳をもとに、収支報告書の記載がないことの理由を主張してきた。
   

安倍首相「私の事務所に確認をしたところ、ホテル側と夕食会の各種段取りを相談する中で、私の事務所の職員が会場の予約を行った。」


 
上記の答弁は、これは、見事なまでに安倍事務所が「契約の主体」であることを意味するのは当然であろう?
 
ホテルと段取りを相談し、予約をしたということは、一般的に単なる「仲介者」と言えるわけがない。
 
安倍晋三お気に入りの言葉で「まさに」ひとたび嘘をつけば、また次の嘘をつかなければならなくなる。
  

「“幼児性全開”安倍首相が立憲・黒岩議員を「嘘つき」呼ばわりするも秒殺!「いま根拠ないこと言った!」と喚いた直後に証拠を突きつけられ」
 2020.02.04  リテラ
 昨日3日の衆院予算委員会で安倍晋三後援会主催「桜を見る会 前夜祭」に政治資金規正法や公選法違反などが指摘されていることについて、「自分のやり方は問題ない」と宣言した安倍首相。自分の開き直りのために脱法行為に太鼓判を押すという暴挙に出るとは度肝を抜かれたが、本日4日おこなわれた衆院予算委員会では、安倍首相がさらなる醜態を晒した。いや、醜態というよりも、その「幼児性」を全開にしたのだ。
 きょう安倍首相が暴走したのは、立憲民主党・黒岩宇洋衆院議員の質疑でのことだ。ここにきて安倍首相は「ホテルとの契約主体は参加者個人。安倍事務所は仲介役」という無理筋すぎる主張を繰り広げているが、黒岩議員は「安倍事務所だから“一見さん”より安い(5000円という)価格にホテルが設定したということか」と質問。これに対し、安倍首相は “仲介役の安倍事務所に信用があるなかでホテルが価格を設定した”と述べたが、何を思ったか、突然、質問されてもいないのに、こんなことを言い出したのだ。
「5000円のなかには久兵衛の寿司はもちろん入っていないわけでございますが、これは関係のない話ではなくてですね、値段設定に決定的な影響を及ぼすと思いますよ? それを黒岩委員は喧伝をされたと。あらためて指摘させていただきたいと」
 出た、安倍首相の伝家の宝刀「久兵衛のお寿司」。本サイトでも以前紹介したが、1月27日の衆院予算委員会でも安倍首相は黒岩議員の質疑中に「黒岩委員がネットで『久兵衛の寿司が出た』と広めたが、それはデマだ!」としつこく言及したからだ。
 重要なことなので繰り返しておくと、「久兵衛の寿司」問題は「デマ」とは言い切れない。というのも、「前夜祭」で寿司がふるまわれていたことは関係者の証言などからも確認されているうえ、昨年11月24日放送の『サンデーステーション』(テレビ朝日)で、ニューオータニの関係者が「一般論として宴会でニューオータニ内の久兵衛以外のすしを提供することは基本的に認めていない」と証言しているからだ。
 また、仮に「久兵衛の寿司」が出ていなかったとしても、安い会費で有権者を接待していたという問題の本質が変わるわけではまったくない。実際、久兵衛のオプションを付けなくても、ニューオータニは宴会の基本料金は「1万1000円から」としており、「前夜祭」の参加費とは6000円もの開きがある。「久兵衛の寿司は値段設定に決定的な影響を及ぼす」というが、疑惑はそれ以前の問題で、安倍後援会が通常より極端な値引きを受けていたか、安倍首相側が差額を補填していたか、そのどちらかしか考えられないのである。
 だが、そうした違法性が指摘される疑惑に対して真正面から答えられない安倍首相は「久兵衛の寿司はデマ」と言い募り、話をずらしまくるのだ。
 都合が悪くなると、報道をデマ呼ばわりして何か言った気になるネトウヨさながらの態度だが、そうした安倍首相の“荒らし行為”に乗らず、黒岩議員は「安倍事務所の実績があるから一見さんの客と違う対応をしたと。これは安倍事務所の信頼に裏付けされた買収ですよ」「一見の価格より割安に設定しているのだから利益供与ですよ。明々白々です」と追及した。
 だがこのとき、安倍首相は質問を受けている最中だというのに、後ろの秘書官と何やらヒソヒソと打ち合わせ。安倍首相が窮地に立つたびに繰り広げられる光景だが、ここで黒岩議員が「うるさい!」「後ろは関係ないでしょ!」と注意をおこなったのだ。
権力乱用のヤジ将軍・安倍が野党議員に「人間としてどうなのか」「権力乱用」と逆ギレ
 呆れたのはこの後だ。黒岩議員から「後ろは関係ないでしょ!」と注意を受けると、安倍首相は興奮して、このように黒岩議員を罵倒しはじめたのだ。
「秘書官はさまざまな機会にですね、私に答弁のアドバイスすることありますよ! それに対して怒鳴るというのはですね、異常な対応ですよ。それやっぱりおかしいですよ! それくらいは当たり前じゃないですか!」
「あなたに対して正確に誠実に答弁をしようというなかの一環のことなんですよ? それを、言葉を、言葉を荒らげて、その秘書官に対して怒鳴るというのはですね、私は、私は人間としてどうなのかなと、こう思うわけでございます。国会議員としてですね、まさにこれは権力の行使に近いんだろうと、こう思うわけであります」
「権力の行使」って、普段さんざんそれを振りかざしているお前が言うか(呆)。だいたい、政策にかんするデータを受け取るとかならまだしも、質問されているのは「前夜祭」の参加費の価格設定についてだ。秘書官の入れ知恵など抜きに、安倍首相が自らの言葉でしっかり国民に説明すべき場面だろう。しかも、「人間としてどうかと思う」って、ふだん下品なヤジを飛ばしているお前のほうはどうなのか。
 しかも、安倍首相の逆ギレはこれでおさまらなかった。またも「久兵衛の寿司ガー」とがなり立て、さらにはこんなことまで言いはじめたのだ。
「買収というですね、いま非常に強い言葉を使われました。それ、まったくそんなことはないわけでありまして、極めて失礼な私は発言だと思いますよ? まったく事実と当たりませんし、参加した人にも失礼ですよ! それだったらもっと証拠をあげていただきたい。まったくそれはあり得ない!」
 明細書をさくっと出せばすべて済む話なのに、それを拒否しつづけている当人が「証拠をあげろ」って……。そもそも「前夜祭」が有権者買収にあたるのではないかという指摘はさまざまな有識者がおこなってきたことであり、その疑いを晴らすには明細書を出せばいいだけなのだ。「買収と言った! 失礼だ!」と憤慨する前に明細書を出せよ、という話だろう。
 だが、安倍首相は黒岩議員から「ホテルは(前夜祭の)明細書を作成している。明細書の宛名は誰か」と質問されても、いつものように「明細書につきましては、私の事務所に確認したところ、ホテル側から夕食会の明細書は受け取っておらず、内容の確認もしていない」と答弁。それは当然だろう。明細書の宛名が約800人ひとりひとりであるはずもなく、そこには安倍晋三後援会か安倍事務所、あるいはスタッフの名前が書かれているはずだ。そうなると、安倍首相の「ホテルとの契約主体は参加者個人」という主張は崩れてしまう。
「根拠のないことをおっしゃった」と喚く安倍に突きつけられたニューオータニの規約
 そして、痛いところを突かれたせいか、安倍首相はまたしても粘着ネットユーザーのような“うざ絡み”をはじめるのである。
「買収とか、そういう決め付けはやめたほうがいいですよ。だいたい黒岩委員はいつもそうやって決めつけをする。先程の久兵衛の話もそうですけどね、決めつけをしたら、それ真っ赤な嘘だったじゃないですか。真っ赤な嘘だったですよね? それはやはり自分は嘘をついてしまったということを認められたほうがいいと思いますよ?」
 稀代の嘘つきが他人に「嘘をついたと認めろ」と迫るとは……。しかし、安倍首相の幼稚な答弁のハイライトは、このあとのやりとりだ。
 安倍首相はさんざん「嘘つき!」と罵倒を繰り広げたあと、「(前夜祭は)事務所で予約をした」と述べ、「出席予定者が欠席するリスク負担が発生する可能性がある。誰がリスクを負担することになっていたか」という黒岩議員の質問に、「事前のアンケート調査により概ねの出席者数は判明していることから、ホテル側の了解のもと、取り消し料等の取り決めは特段おこなわなかった」と答弁した。
 ここで黒岩議員は「そこがおかしいんですよ。リスク負担というのは、規約を見ても契約主体との間でリスク負担をするわけですよ」と追及したのだが、すると安倍首相は鬼の首を取ったように勝ち誇って、こんなことを言い出したのだ。
「いま『規約に書いてある』とおっしゃったけど、ニューオータニの規約に書いてあるんですか?」
「いま根拠のないことをおっしゃったということがあきらかになりましたね。別にこれはニューオータニの規約にあるわけではないですよ、そんなことが。根拠がないのに、おっしゃる。それはまた久兵衛の寿司と同じじゃないですか(笑)」
 だが、ここで黒岩議員は手に持った紙を指し示して、「ここに規約、ありますよ。ホテルニューオータニ東京の」と返答。その規約をこう読み上げたのだ。
「規約の第二項に『有料人数の確認』と。『料理等用意する人数の最終決定数。最終決定数は宴会、催事開催日前の最終平日の午前中までにホテル担当係までご連絡ください。上記期限を過ぎて出席者が減少した場合でもすべて手配が完了しておりますので最終決定数にてご請求させていただきます』と書いてあるわけですよ。これ、1人でも2人でも、欠席が出たときでも最終決定数で請求されるわけだから、その差額については誰かが負担しますと(いうこと)」
 ようするに、「根拠のないことを言った!」という安倍首相の謎の勝利宣言は、ものの見事に秒殺されてしまったのである。そして、規約を見せつけられた安倍首相は、こんなことを口にしたのだった。
「私が申し上げたのはですね、私は仲介をしたわけでございまして、契約の主体、主体はですね、参加者でありますから、当然、参加者との契約になるわけであります。その、それを前提に申し上げているわけでありまして、そのケースにおいての規約があるのかどうかということを申し上げたわけでございます」
自分の非を認めず話をすり替え人のせいにする…安倍首相の幼児性が全開
「根拠のないことを言った!」と勝ち誇って黒岩議員を嘘つきのように言い放ったくせに、事実を突きつけられると言い逃れをはじめた安倍首相。当然、黒岩議員は「嘘つきと言った首相の発言を撤回していただきたい」と求めたが、しかし、安倍首相はこの期に及んでもこんな態度をとったのだ。
「久兵衛については嘘つきだと思います。これははっきりと申し上げたい。規約についてはですね、いま規約について確認をできませんので、いますぐお答えをすることができませんが、もしそれが、あの、事実であれば撤回をさせていただきたい。ただ、久兵衛についてですね、おっしゃったことについては、それは嘘をついていることは重ねて申し上げたい」
 もはや言葉もない。「嘘つき!」「人としてどうかと思う」と逆ギレし、挙げ句、勝ち誇ってみたもののそれで墓穴を掘ってしまった安倍首相。しかも、証拠を突きつけられも絶対に撤回せず、言い逃れを続ける……その態度は大人のそれではなく、自分の非を認められずに話をすり替えたり人のせいにする子どもと同じだ
 いま、ネット上では、昨日の衆院予算委員会の安倍首相のある仕草が話題になっている。それは、安倍首相がとくに毛嫌いしている立憲民主党・辻元清美衆院議員の質疑中の動画。辻元議員が「総理」と呼びかけているのに、安倍首相は自身の腕時計を見て「終わった」とつぶやいている様子だ。辻元議員の質疑は17時までの予定だったが、委員長が終了を宣言もしていないのに、この態度はあきらかに辻元議員への幼稚な嫌がらせだ。
 こうした幼稚なふるまいには「ダメだこりゃ」というため息しか出ないが、しかし、そんな態度によって「桜を見る会」の問題を有耶無耶にされていいはずがない。なにせやっていることは「脱法」などではなく、違法性が十分指摘される犯罪の疑惑だからだ。ともかく、安倍首相には「四の五の難癖を付ける前に明細書を出せ」と言っておきたい。


チョット前には「河井ルール」が話題になったが、河井夫妻が属する党の総裁が自ら「安倍方式」という脱法行為を公言するようでは、まさに自民党は犯罪者集団に成り下がってしまった、とオジサンは思う。 
  
 
   

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