「国会議員連中の「究極の求職活動」ともいえる選挙が終わり、「戦い済んで日が暮れた」 頃から、今度は所属政党間での「政権争い」が早くも始まっている。 改めて、今回の衆議院選挙の結果を確認しておく。 「特別国会首班指名に向け大攻防」 10月27日に実施された衆院総選挙で自公の与党は大敗し、過半数を割り込んだ。
政党別獲得議席数は以下の通り。自民 191公明 24与党計 215 立民 . . . 本文を読む
昨晩は、夕飯の後日曜日のいつも見ている番組が選挙結果一色の報道番組となり、珍しくウチのオバサンと2時間ほどテレビにくぎ付けになった。 自民党の裏金議員が小選挙区で野党議員に負ける結果が報じられるたびに夫婦で喜んでいた。 そしてすべての開票が終了した結果、事前に、ある程度は予想された「自公政権の過半数割れ」がいざ蓋を開けてみたら、今朝の東京新聞のトップ面が「自民惨敗」であった。 さらに連立政権の相 . . . 本文を読む
投票日になったので、今更事前のメディアの予想を掲げても意味がないかもしれないが、ある意味では、投票結果を確認してから事前の予想の成否を論ずることも必要かもしれない。 たとえば、こんな記事の世予想通りになったのかをチェックすることも興味深い。 石破首相の『応援効果なし』が35選挙区も…逆に9候補が衆院選終盤に失速し情勢悪化」 27日投開票を迎える衆院選は各党とも接戦区の応援に幹部を投入し、ラストスパ . . . 本文を読む
昔から「世襲政治屋」がなぜ多いのかとの疑問に対して、世襲候補は「地盤・看板・鞄」という「3つのバンがあるから」と言われてきた。 特に地方議員の場合、先祖代々から続いている議員も少なくはない。 オジサンの息子の小学校時代の影が薄かった同級生も、気が付いたら市会議員になっており、まさに大地主の息子であった。 普通のサラリーマンクラスの家庭の子弟ならば、簡単に国会議員などに立候補するなどは到底かなわない . . . 本文を読む
昔から「「お金に色はない」という表現がある。 「万円札はそのお金をどのようにして手に入れたかを問わず、偽札でない限り、誰に遠慮もしないで1万円として使えます。つまりお金によいお金、悪いお金、苦労して稼いだお金、あぶく銭のお金、という区別はできません。お金に色はついていない」のです。」 ということは、自民党がある選挙区の「支長部宛」に「選挙以外の目的で使え」といったところで、こんな子供じみた言い訳は . . . 本文を読む
政党の機関紙なのだが、政治関連では、文春砲も足もとにも及ばないのが「赤旗」であろう。 「裏金非公認に2000万円 公認と同額 自民本部が政党助成金」 自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表の党支部にも党本部から総選挙公示直後に政党助成金2000万円が振り込まれていたことが22日、本紙の取材でわかりました。裏金づくりという組織的犯罪に無反省な自民党の姿が浮き彫りとなっています。
政党助成 . . . 本文を読む
総裁選で大方の予想を覆して石破茂が当選した頃、党内をまとめる幹事長が石破茂の側近にはいないのでは、という声が上がっていた。 しかしそんなことは外野の素人の杞憂であったことは、その後の自民党内人事でたちどころに消えていた。 さらには新幹事長により石破茂が「嘘つき」呼ばわりされていた。 「自民の事情通が囁く『事実上の森山政権』発言が炙り出した、石破茂政権“大嘘だらけ”の本質を見抜け!」 ドタバタの選挙 . . . 本文を読む
投開票まで1週間を切った総選挙なのだが、まずは石破茂の内閣支持率が あの森内閣を下回っていたという結果から・・。「時事通信「支持率28%」の驚きと必然…総選挙直前、まるで政権末期の阿鼻叫喚」 ご祝儀相場で選挙突入、逃げ切り戦略はこの数字を見れば、もはや完全破綻だろう。読売も3割そこそこという前代未聞の不人気は裏金対応だけではない。化けの皮が剥がれた「口だけ正論」、岸田継承の経済無策など、この政権は . . . 本文を読む
総選挙たけなわなのだが、開票が終わるまでは、各政党の党首たちは耳当たりの良いことを「虚実」混ぜて有権者に語り掛ける。 まずは、政権交代を掲げる野党第一党の野田佳彦からその政策の根本的な誤謬を指摘し,貴重なアドバイスまでしていた た大村大次郎の記事を紹介しておく。 「拝啓 野田佳彦様。消費税を「逆用」して日本経済を復活させる方法をご説明申し上げます(元国税調査官・大村大次郎)」 「食料品の消費税率を . . . 本文を読む
総選挙が公示された後はしばらくネットにアクアクセスできない生活を送っていたのだが、久々にネット記事を見て、石破茂内閣の閣僚で、明らかに「身体検査」をしていない問題閣僚がいたのだが、こんなことをほざいていた。 「牧原法相『現時点の回答控える』、旧統一教会との推薦確認書の有無」 当然ながらこんな批判の声が上がっていた。 今日も、まだ答えていないようです。説明責任果たさず、黙っていれば逃げ切れる、という . . . 本文を読む
「言行不一致」、「朝令暮改」、もっとストレートに「ウソツキ」などと、今まで総理大臣になった途端にこれほどの批判をあびた総理大臣は記憶にない。 さらに組閣後の内閣支持率はメディアの「お祝儀」が一切ない50%台という。 なにしろ総裁選期間中の国民が期待するような発言が、終わってみればすべて雲散霧消ならば、当然ながら非難の嵐が起きるのも当然であろう。 「自民裏金議員の公認問題持ち越し 首相、6日にも . . . 本文を読む
長年自民党内「野党」として「持論」「正論」を言い続けてきた男が、時の運命のいたずらなのか突然「主流派」のトップになってしまった。 派閥なき総裁選を仕掛けた岸田文雄が、石破茂総裁が決まった時に「これでノーサイド」と言って党内一致団結して衆院選を戦ってほしいとほざいていた。 しかし長年の政権党のうま味に浸っていたた連中は、ひとたび「非主流派」となり、露骨な「呉越同舟」政党となってしまった。 まして . . . 本文を読む
正式に首班指名を受けた 石破茂だが、総裁選最中の討論での内容が、早くも ブレ始めている。 「石破茂新首相、「裏金」再調査を重ねて否定 国会での論戦も回避、政権発足後たった8日で衆院解散へ 」 そして新閣僚たちも、こんなことをl口走っていた。 「平将明デジタル相、保険証廃止「堅持する」 マイナカードに一本化の方針変わらず」 当然ながら国民の批判が集中していた。 20241001 #石破茂 氏会見 . . . 本文を読む
「戦い済んで日が暮れて」ただちに自民党の役員人事を始めた石破茂に対して早速こんな先制パンチを放ったのが高市早苗。 「田崎史郎氏、高市早苗氏の周辺が「幹事長以外は受けない」姿勢と→深刻事態 党内は高市氏の右傾化嫌い「幹事長にはできない」 石破氏が今後、人事面で苦労することが予想される中、28日夜になって処遇が注目される高市早苗氏が、党総務会長を打診されたが固辞したと報じられていると安住紳一郎アナが紹 . . . 本文を読む
サッカーの世界では「オフサイド」は反則になるプレーなのは今では誰でも知っていることなのだが、ラグビーの世界では「ノーサイド」と言って試合が終わることで▷ no side (=敵味方なし、というの意味なのだが、政治の世界では、同じ器の中で争った議員連中は選挙が終われば、表面的には敵味方なしなのだが論功行賞に基づいた新たな動きが出てくるのが一般的である。 「『ノーサイド』どころか『あからさまな論功行賞 . . . 本文を読む