晴海台健康相談会二日目に３人の相談者！

　長崎市の晴海台公民館での健康相談会二日目は、造船所で働いた人など３人が訪れました。元造船労働者は、相談会の案内ビラを見て参加した人ですが、会社でも耳が悪いと指摘をされ、病院に行くように言われていましたが、そのまま放置していました。離職後４年たっており難聴の申請が５年で時効になると聞き相談会に来てよかったと喜んでいました。
　また、対馬の亜鉛鉱山や造船所で働いていた元労働者の妻は「夫は肺気腫と診断され、自宅で酸素吸入をしているため、今日は代わりに来た」「詳しい話が聞けて良かった」と語っていました。
　二日間の相談会でも、騒音性難聴の相談者が目立ちました。長崎は、造船所関連などの騒音職場が多く、被災労働者も相当数に上っています。組合のとりくみの強化が求められています。

晴海台地区労災職業病健康相談会１日目

　晴海台地区の労災職業病健康相談会は、９月２８日に長崎市の晴海台地区公民館で１日目を開催しました。造船の現場で働いていた労働者から、じん肺、騒音性難聴、通勤途中の事故などの相談が寄せられました。



　担当者が労災の制度等を説明し、申請の準備を進めることとなりました。相談会には、他に電話での問い合わせもありました。

　明日、９月２９日も長崎市の晴海台地区公民館で、１３時３０分から１６時まで相談会を開催しますので、お気軽にご参加ください。

晴海台地区の労災職業病無料健康相談会は明日、明後日です

９月２１日にもお知らせしましたが、長崎市の晴海台地区「労災職業病無料健康相談会」がいよいよ明日、明後日と開催されます。改めて、開催内容についてお知らせします。「粉じん現場で働いていたことがあり咳や痰が出る」「手指がしびれる、ハクローが出る」「騒音現場で働き、耳鳴りがする」など、心当たりのある方はお気軽にご参加ください。その他、一般の労働相談も受け付けています。

　日時　：　９月２８日（金）、２９日（土）　時間はいずれも１３時３０分～１６時
　場所　：　晴海台地区公民館（長崎市晴海台町４１番地２、０９５－８９２－２１１１）　　　　　　駐車場１３台分あります

長崎県労連第２５回定期大会

～憲法をいかし、つくろう”安全・安心社会”　すすめよう対話と共同、組織拡大～

　第２５回県労連定期大会は９月２３日、諫早市のたらみ会館で開かれ、８６人が出席し次年度の運動方針等議論しました。大企業中心・経済効率重視の日本社会からの転換をめざす「安全・安心社会をめざす大運動」の取り組みや、「組織拡大」などを中心とする2012年度運動方針などの各種議案を圧倒的多数の賛成で決定しました。建交労からは、「日鉄鉱業とたたかう西日本石炭じん肺闘争に対する支援の訴え」、「じん肺やメンタルヘルスを含む全ての労災職業病を根絶するため、じん肺キャラバン、九州セミナーの成功を秋闘の課題として位置づける方針の補強意見」を発言しました。

「晴海台健康相談会」を開催します

９月の２８日と２９日の１３時３０分～１６時まで
長崎市の晴海台地区公民館にて
「労災職業病無料健康相談会」を実施します。

労働現場で働き、労働が原因で職業病に罹患したと思われる方
（難聴・じん肺・振動病など）の健康相談会を無料で行い、
「労災保険」の受給までの案内を行っています。
被災者の中にはそういった権利や仕組みを知らない人が多数存在しています。
健康相談と併せて被災労働者の権利を伝え、
労災職業病患者の救済を行うことを活動目的としています。
お気軽にご参加ください。