建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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建交労長崎県本部第13回定期大会開催!方針と新役員を選出!

2012年09月16日 12時43分16秒 | 活動報告

建交労長崎県本部の第13回定期大会が9月15日、JR長崎駅前のいきいきひろばで開催され、2012年度方針や新役員が選出されました。
 中里研哉執行委員長は「震災復興の足かせになる消費税率引き上げ法案が、三党談合で可決された。消費税は、収入の少ない人ほど負担率が大きくなる最悪の不平等な税制度」「一人ひとりの命は平等であり地球より重い、憲法には人権として燦然と輝いている」「来たるべき総選挙で人権の最大の武器である、選挙権を行使して人間が平等に扱われる社会をつくろう」とあいさつしました。
 来賓として、県労連の鳥巣勇樹事務局長、日本共産党の堀江ひとみ県議会議員が連帯あいさつを行い、建交労中央本部の赤羽数幸書記長が建交労第14回全国大会で決定された「第3次中期計画」などについて報告しました。
 飯田彰吾県本部書記長が12年度の運動方針を安永鈴子県本部執行委員が12年度の財政方針と予算を提案しました。代議員からは、西日本石炭じん肺への支援のお礼、トンネルじん肺へのさらなる支援のお願い、アスベストじん肺と日鉄鉱業との闘いへの質問などが出されました。執行部の提案したすべての議案を代議員全員の賛成で採択しました。
 引き続き、役員選挙が行われ、執行部から推薦された役員全員が信任されました。新役員は、執行委員長 中里研哉(再)、副執行委員長 吉田真勝(再)、書記長 飯田彰吾(再)書記次長 藤原由紀子(再)執行委員 楠本秋利(再)、田中正敏(再)、古川雅彦(再)、安永鈴子(再)、吉岡末喜(再) 会計監査 小野順一(再)、宮岡敏一(新)です。

規制緩和が命を奪う!相次ぐ事故の背景には何がある

2012年09月16日 12時31分34秒 | 活動報告

 第13回人間らしく働くための九州セミナー(11月10~11日長崎大学文京キャンパスで開催)の現地実行委員会主催の事前学習会が9月11日、JR長崎駅前のいきいきひろばで開催され80人が参加しました。学習会は、菅政和現地実行委員長(建友会 医師)の開会あいさつで始められ、大塚正一現地実行委員会事務局長がセミナー成功への協力を訴えました。
 この日の学習会には緒方秀樹建交労トラック部会事務局長が講師(写真)として招かれ「トラック・バス・タクシー業界の規制緩和と労働者の影響」と題して講演を行いました。緒方氏は、規制緩和によってトラックやバス、タクシーなどの運輸業界は「労働者の命が軽んじられ、めちゃくちゃな働かされ方になっている」「(労働条件の悪化)は利用者の命を奪うことにつながっている」と相次ぐバスやトラック事故の実態と背景を報告しました。
 解決策について緒方氏は「闘う労働組合を強く大きくすること」「中小の経営者などと連帯して規制緩和策と闘うこと」と述べました。
 会場からは、規制緩和によって苦しめられているJR九州の労働者や保育現場の労働者、自治体の労働者などからの発言がありました。長崎県労連の大塚孝裕労働相談員からは「事故の被災者の方々とも連帯し大きな世論を作り、規制緩和路線と対決する時期に来ているのではないか」という提案も出されました。