建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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おおとり運送の雇用と生活を守れ!4・30闘争支援集会

2013年04月30日 23時12分36秒 | 活動報告
創業79年の老舗・おおとり運送の労働者に紙切れ一枚で通告された、4月末での廃業。
実質的に経営権を握っている親会社・鷹島建設は、交渉に応じず、一切説明をしないまま期限である4月末を迎えました。

建交労おおとり運送分会は、事業継続をめざしこの1ヶ月間奮闘してきました。連日、取引先から「おおとり運送頑張れ」「おおとり運送だから任せられる仕事がある。継続してほしい」と激励が寄せられています。

おおとり運送と労働者の雇用と生活を守るため、4月30日に分会の闘争支援集会を開催しました。県内外から支援者も集まり、多くの激励を受けました。

集会終了後から、おおとり運送分会は、解決するまで職場確保の態勢に入りました。集会には県労連をはじめ10団体18人が支援に駆けつけ連帯感あふれる場となりました。


おおとり運送の会社内駐車場で開催された集会

連帯あいさつを行う塩塚二朗長崎県労連議長

闘争宣言を読み上げるおおとり分会の組合員

集会に参加した分会組合員と支援の仲間たち

九州建設アスベスト訴訟勝利めざす全国決起集会!

2013年04月24日 23時42分35秒 | 活動報告
 本日午後5時から福岡市の「あいれふホール」で、建設アスベスト訴訟の福岡地裁勝利全国決起集会(主催 同 実行委員会)が開催されました。
 主催者を代表して福岡建設組合の下川一雄執行委員長、原告団の平本薫団長があいさつを行いました。
 弁護団からは山本一行弁護団長、福留英資弁護団事務局長が決意表明と全国の力の結集を呼びかけました。
 原告団が所属する労働組合の全国組織代表として全建総連の清水組織部長、建交労労職部会の緒方部会長がそれぞれ決意表明。
 首都圏建設アスベスト訴訟、大阪建設アスベスト訴訟、京都建設アスベスト訴訟、北海道建設アスベスト訴訟、大阪泉南アスベスト訴訟の代表が闘いの報告と福岡地裁判決に大きな期待を表明しました。
 最後に、福岡訴訟原告が所属する建交労大分県本部、建交労熊本県本部、福建労、熊建労の代表も原告団を広げる活動と裁判勝利に向け、それぞれ決意表明を行いました。
 閉会あいさつと団結ガンバローは、支援の会の土井善博会長の音頭で行われました。

建交労全国労職部会の緒方部会長

建交労熊本県本部の高田さん

建交労大分県本部の局さん
 

「大分労働局は異常な行政を改めよ!」4.22大分労働局抗議行動

2013年04月24日 09時45分04秒 | 活動報告
4月22日、建交労九州地方協議会は、振動病労災申請に関し、異常な労災業務を行っている大分労働局に対し抗議行動を行いました。行動には九州各県から約260人が参加し、同局周辺でチラシ配りをした後、緒方徹治労災職業病部会長が労災補償課長に要請書を手渡しました。

 3月16日未明に振動病の申請手続きをしていた「Aさん」が農薬を飲み自殺を図りました。
監督署は労災認定調査の過程で「聞き取り調査」を行いますが、この「Aさん」への聞き取り調査を当時の佐伯監督署長が自ら行いました。これは極めて異例なことです。その面談の中でAさんをまるで犯罪者扱いにするような調査があり、ショックを受け悲観したAさんは農薬を飲んで自殺を図るに至りました。
 他の請求者へも「顔写真を撮られた」「同じことを何度も聞かれた」「組合にどうして入ったのか?」など権限行使の名のもとに、不当な聞き取り調査、および組合に対する支配介入を一貫して行っています。これは大分局管内の他の監督署でも同様の事例が報告されています。
 また、大分局管内では昨年2月以降、建交労が把握しているだけで16件の不支給決定がありました。これは医療機関の検査でも認定基準を満たしているもので明らかに不当な決定です。

 このような他県と明らかに異質な労働行政を行っているにも関わらず大分労働局は「不当な調査は行っておらず、決定も適正」と開き直っています。

 建交労はこのような労働行政に対し是正を求め最後まで闘います。


鷹島建設㈱は団交に応じよ・・鷹島町で宣伝行動

2013年04月20日 21時51分11秒 | 活動報告
4月20日建交労長崎県本部合同支部おおとり分会の仲間たちは、親会社鷹島建設㈱による「会社解散を許さない」と地元松浦市鷹島町で宣伝カーとチラシ配布による宣伝行動を行いました。
 この日は冷たい雨と北風が強いあいにくの天気でしたが、分会組合員12人と中里研哉県本部委員長、飯田彰吾支部委員長の計14名での行動でした。鷹島町は、蒙古襲来の「元寇の島」として知られています。鷹島建設の会社や社長の家周辺での大規模な行動は初めてで、分会組合員はかわるがわるマイクを握り「先月赤ちゃんが生まれた労働者もいます。鷹島建設は団交に応じて、組合員の生活を守ってください」「佐世保市長も雇用喪失は市として重要な問題と位置づけ、動き出しています」「地元の皆さんのご支援をお願いします」と訴えました。
 町の中では、手を振って声援する人も見られました。県本部と支部・分会は、4月いっぱいで会社解散を止めさせるために必死の闘いを展開しています。鷹島建設に全国から抗議ファックスを送っていただきますようお願いします。

団結ガンバローで気合を入れるおおとりの仲間

ニュージーランドでの「平和の旅へ」公演報告

2013年04月20日 21時32分53秒 | 活動報告
 毎週金曜日に行われている原発なくせの「ながさき紫陽花行動」で4月18日、元建交労九州支部長崎分会書記の佐藤由美子さんが、ニュージーランドでの報告を行いました。
 佐藤さんは4月10日からニュージーランドの都市(オークランド、ロトロワ)で、被爆者の故渡辺千恵子さんの半生を歌にした「平和の旅へ」の公演に出かけてこられました。
 初めての海外公演で、多くの方に原爆の恐ろしさと核兵器廃絶の大切さを知ってもらうことができたと述べ、参加者からねぎらいの言葉がかけられました。また、佐藤さんは紫陽花行動の中心になって頑張っておられた娘さんの宮崎由紀さんが、群馬に戻り元気に原発なくせの行動を開始されたことも報告され、参加者一同、群馬の由紀さんに拍手でエールを送りました。


飛び入り参加の園児たち・・この子たちのためにも原発なくせ!