第30回人間らしく働くための九州セミナーイン長崎が11月30〜12月1日長崎大学文教キャンパス中部講堂などをお借りして開催される予定です。
九州セミナー(議長 田村昭彦 九州社会医学研究所所長)は、新自由主義経済政策が日本に持ち込まれ、長時間過密労働で過労死をはじめとする労働災害が深刻な状況になった1990年6月9~10日に第1回目が福岡市で行われ、今回の長崎で30回目を迎えます。
九州セミナーは、労働組合、医療機関、研究者、法律家などが共同で運営し、人間らしい働き方や生活を阻害しているものは何かを追及し続けています。
開催県は、地元に実行委員会を結成し、セミナー本番までに3回の事前学習会を開いています。
長崎現地実行委員会の第1回学習会は、3月2日長崎タクシー会館で、長崎短期大学の志賀信夫先生を講師に「貧困問題と労働問題」と題して開催しました。
志賀先生は、自分の生い立ちなどに触れ、何故働いている労働者に貧困がうまれてくるのかを分かりやすく、熱い気持ちを込めて講演しました。「貧困問題は労働問題であり、労働問題は社会問題である」「貧困問題は、個人問題でも地域問題でもない、社会問題である」「社会問題には、社会での対応が必要である」と強調しました。
パワハラ裁判をたたかっている労働者からは、メンタルヘルスで働けなくなり、傷病手当を利用したり労災申請をして生活を支えた経験が報告されました。
メディカルソーシャルワーカーからは、病気で働けなくなり医療費が払えない場合、無料低額診療を利用することができることが報告されました。