建交労長崎県本部

全日本建設交運一般労働組合(略称:建交労)長崎県本部のブログです。
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西日本石炭じん肺請求団総会で「学習会」開催!

2015年03月18日 17時06分22秒 | 活動報告

 西日本石炭じん肺長崎請求団は3月18日長崎県勤労福祉会館で第33回総会を開催しました。総会は、山口等団長のあいさつ、横山巌弁護士のあいさつと続き、中里事務局長と佐藤会計担当が議案と会計報告予算を提案しました。

 

 総会終了後「なくせじん肺 日鉄鉱業との35年の闘い」の学習会を行いました。講師は、岩城邦治弁護士でした。岩城弁護士は、1979年11月1日に長崎地裁佐世保支部で起こされた「長崎北松じん肺訴訟」に参加し、それ以来35年間じん肺訴訟を闘い続けています。
 講演は、エンゲルスが「イギリスにおける労働者階級の状態」に炭鉱のじん肺を取り上げたことなど歴史的なことから始まり、裁判の準備の困難さ、一審の賠償額を引き下げた福岡高裁高石判決、それを覆した最高裁判決など圧巻でした。


おおとり運送闘争の 早期解決をめざす 鷹島総行動Ⅲ

2015年03月10日 14時17分35秒 | ハンドルを守れ

早期解決へ、28人が結集

オーナーの椎山賢治氏による、組合つぶしを目的とした廃業・解雇とたたかうおおとり運送分会は、3月6日、椎山氏の本拠地である松浦市鷹島町で「おおとり運送闘争の早期解決をめざす鷹島総行動Ⅲ」に取り組みました。当日は、県労連内から7人(高教組3、県国公1、医労連1、年金者組合2)、建交労県本部から16人が支援に駆けつけてくれました。

昼過ぎに道の駅鷹ら島に集合し、ビラ配り班と車両パレード班に分かれて1時間行動。島内でビラを配りながら直接住民に、そして宣伝カーのマイクから、椎山氏が行ったおおとり運送の廃業・解雇の不当性と争議の早期解決への支援を訴えました。

そして、椎山会長宅に向けて練り歩き、最後は「経営が苦しいから廃業した」と言った方のものとは思えない椎山会長の豪華なお宅の前で、早期解決を訴えるリレートークを行いました。たくさんの支援の仲間の皆さんから力強いメッセージをもらい、組合員も元気づけられました。また、改めて、必ず勝利しようと決意しました。

 

今後も法廷外の運動を強化

リレートークの最後で、中村分会長と飯田支部委員長から、解決に向けて、法廷内だけでなく、法廷外の運動を強化していくので、更なる支援が呼びかけられました。

これまで、鷹島総行動の際は、雨か酷暑でしたが、初めて好天の中での行動となりました。参加されたみなさん、本当にありがとうございました。


心温まるご支援に感謝~おおとり運送分会 熊本支援オルグ~

2015年03月09日 18時22分13秒 | ハンドルを守れ

おおとり運送闘争の運動の輪を大きく広げるべく、分会は全九州オルグに取り組むこととしています。第一弾として中村分会長と福田さんが3月6日に熊本県を訪問しました。

職場占有時にもお世話になった、建交労熊本県本部の上山書記長にエスコートしてもらい、22団体を訪問し、おおとり運送闘争のこれまでのお礼と今後の支援を訴えることができました。


22団体から、心温まる激励とカンパが

訪問先では、分会が職場占有をしながらたたかい続け、現在も13人が頑張っていることに、たくさんの激励が寄せられました。「全国でたくさんの争議支援の依頼が中央から来るが、こうやって直接足を運んで来てもらうと、記憶にも残るししっかり支援しようという気持ちにもなる」の言葉に、組合員も「来た甲斐があった」と嬉しくなりました。

5団体からその場でカンパをいただき、署名も89筆いただきました。その他の組合でも、後日カンパや署名を送っていただけることとなりました。5時45分発、20時着の強行軍でしたが、心温まる熊本オルグでした。対応していただいたみなさん、1日付き添っていただいた熊本県本部の上山書記長、ありがとうございました。

 

署名は提出目標を突破!更に上積みを

おおとり運送分会がたたかっている裁判の、公正で迅速な判決を求める署名は、3月23日の弁論期日までに2000筆を目標にしていましたが、年明けから全国の組合・団体から署名が寄せられ、3月9日現在3523筆が集まっています。