東京-大阪間の輸送シェア変動
1994年
新幹線:82.9%
航空機:15.6%
バス:1.4%
2003年
新幹線:64.6%
航空機:32.3%
バス:3%
航空の猛烈なダンピング攻勢に20ポイント近くシェアを落としている新幹線。品川新駅で増発余地を増やしたが、投資としては結果的に効果が最大限に発揮されたとはいいがたいようだ。冬期の大幅な遅延発生時に回復することが容易になるのは大きなプラスであるが。
それでも全体のパイとしてはそこそこ大きくなっているので輸送量としてはそれほど減っていないのが面白い。地球博がらみで増発した分をそのまま踏襲しているのも、大阪万博後の大減量ダイヤという30数年前の状況とは時代が変化した象徴かもしれない。
バブル期にはあたりまえのように見られたが、あの通勤電車なみの激混みを経験している弊ブログ子にはキップが取りやすいというメリットは大きい。が、環境対策上では好ましいこととはいえないと思う。