モトヴンは知る人ぞ知るトリュフの産地。
トリュフはモトヴンの町の下に広がる樫の自然林の地中に眠っています。
秋から冬にかけて、この「イストラ半島の黒いダイヤ」や「筋の入った大理石」を掘り当てようと、たくさんのトリュフハンターたちが特別に訓練された犬を連れて森に入ります。
1999年10月、この周辺の森で、ジァンカルロ・ズィガンテと彼の愛犬ディアナが、巨大な白トリュフを発見しました。重さはなんと1.3㎏。世界最大のトリュフとしてかつてギネスブックにも載ったそうです。ちなみにこのズィガンテさんは、今やクロアチアで一番大きなトリュフ業者にまで成長。
そういえば、数年前にトスカーナ州で見つかった1,5㌔kgの巨大トリュフを、中国人の金持ちが3700万円相当で落札したとか、イタリアで話題になっていた‥‥
そんなどハデな話題はありませんが、この町のお土産物屋さんや食材店ではトリュフ食材がいろいろと売られていました。
ペースト状のトリュフにはイタリア語のラベルが貼られていますが、
れっきとしたモトヴン産。もちろん値段もイタリアより良心的。
たくさんのトリュフがモトヴンからイタリアへ持ち込まれ、
イタリア産としてまことしやかに売られているという話も耳にします。
トリュフを練り込んだパスタも売られていました。
お店の棚には、丸ごとのトリュフの他に、刻みトリュフのガーリックオイル漬け、
トリュフ風味のオリーブオイルなどが並んでいました。
イストラ半島には、居心地のいい家庭的なレストランがたくさんあります。
ここモトヴンだけでなく、近くのブイエにも、トリュフ料理を食べさせてくれる素晴らしいレストランがあります。(10年前に行って名前忘れた。スミマセン!)モトヴンの北のリヴァデ村には、さっき紹介したズィガンテさんの経営するズバリ「ズィガンテ」という名のトリュフ・レストランもあって、結構評判がいいらしい。
www.zigantetartufi.com
シーズンに訪れたらぜひ、本場の味をご賞味くださいね
刻みトリュフのガーリックオイル漬け、トリュフ風味のオリーブオイルもよさそ~♪♪
でも、1.5キロのトリュフなんて、味のほうはどうかしら?
…大きいコトはいいコトだ、ってコト??(・o・)
また、おいしいもの、紹介してくださいネ!
そうですよね~野菜でも「おおあじ」ってのがあるけど、トリュフのばあいはどうなんでしょうね・・??パスタやリゾットにすると何人分くらいあるんでしょうね~
ちなみにクロアチアで採れた1,3㎏のお化けトリュフは売りにだされなかったと聞きました。
ドゥオーモからの路地をすぐのレストランで、エトルリア料理の看板に惹かれて
フラリと入ったのです。
前菜とメインを終えて、ふと隣のテーブルを見ると不思議な白い物体を
パスタの上にシャカシャカと振りまいているではありませんか。
ウェイターに聞くと、白トリュフとのこと。
この機会を逃したら二度と食べられないかもしれないと思い、即、追加注文。
パリで初めて食べた生フォアに次ぐ、グルメ体験の感動でした。
上に記された表現を借りると「襞筋の入った丸い白大理石」という感じでしょうか。
トスカーナやプロヴァンスは有名ですが、イストラ半島でも産出されることは初耳でした。
知られざるグルメの聖地なのですね。
イストラ産のトリュフは、クロアチアの空港や大きな町の食材店、ワインショップなどで手に入ります。でも保存のきく瓶入りは、当然ながらやっぱり風味がイマイチというか・・。瓶入やペーストを持ち帰って、何度もパスタやリゾットに挑戦しましたが、どうも納得いくものが作れませんでした。
やっぱり地元で、その季節に生でいただくのが一番でしょうね。
5月にクロアチア旅行を考えています。
自分でトリュフを掘ってみたいのですが、
何かご存知ですか?
あと、5月の気候を教えてください。
トリュフの時期は秋から冬なので、5月のご旅行ではちょっと無理かも‥。観光客がトリュフを掘れる場所というのはあるのでしょうか? 私もよくわかりません。クロアチア政府観光局などに問い合わせてみたらどうでしょうか。
5月の気候は、内陸は関東地方の4月くらい、海岸部は初夏といったところでしょうか。日も長くなってきてよい季節ですよ。楽しんで来てくださいね。