健康塾通信

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魔女の一撃 !

2008年12月18日 21時19分53秒 | Weblog
魔女の一撃・・・
これは「急性腰痛症」いわゆる『ぎっくり腰』のことです。
突然襲われる激しい痛みで、歩くこともままならない状態になりますが、安静にしていて痛みが取れる場合も有ります。


*こんな時に注意!痛みの引き金 

①中腰で物を持ち上げようとしたとき

②急に腰をひねったりなどの日常の不用意な動作

③軽い外傷(打撲や捻挫など)、スポーツ傷害などによる。


*ぎっくり腰のような急に激しい痛みがきたときの対処法

①最初に患部を冷やすこと・・・冷やすことで炎症の亢進を抑えて疾患の拡大(腫れ・疼痛)を出来るだけ小さくするための処置です。

②急性期を過ぎた後・・・出来るだけゆっくりと温めて血流を良くすると筋の復帰も早くなります。

③弱った筋肉の支えとして、腹圧を上げる為のコルセットや腰痛バンドなどの着用も効果的です。

④下肢の痺れ・感覚鈍麻・歩行困難等が顕れるような場合は、椎間板ヘルニア等の恐れもある為に病院の診察が必要です。


*腰痛予防の運動法

ポイントは、腰の筋肉である腹筋と背筋を鍛えることが大切です。
特に長時間同じ姿勢で過ごす人は、運動や体操は予防策になります。

①体の前屈
背筋とふくらはぎの筋肉のストレッチになります。床にすわって脚を伸ばし息を吐きながらゆっくりとできる範囲で身体を前屈します。アキレス腱を伸ばし、膝は曲げないこと。(めやすは10~20キープ)

②背筋のストレッチ
仰向けに寝て 両手で両膝を抱え、できるだけ胸に引き付けます。次に同じ姿勢で膝の裏で両手を組んで背筋を意識しながら同じように脚を引き付けます。
(めやすは10~20キープ)

③腹筋運動
腰痛を良く起こす人は 仰向けに寝て膝を立て、上半身をゆっくり起こしてきて自分にとってキープできる角度でストップします。20回から50回を目安に数えるなど個々のペースで数を調整しながら行ってください。
腰痛のある人は頭を持ち上げるだけでも良いです。
現在腰痛のない方は、床に膝を抱えるようにすわり、ゆっくりと体を倒して腹圧のかかるところでキープします。同じく自分のペースを決めて数を数えてみます。

④背筋運動
うつ伏せから上半身を起こして胸を反らせます。両腕は左右に飛行機のように広げても背中で両手を握って行ってもよいです。
既に腰痛のある人は頭を持ち上げるだけにします。(めやすは10~20キープ)


よく晴れた日には、気になるところの大掃除・・なんて思わず無理をしてしまいがちかもしれませんが、くれぐれも無理な姿勢で腰を痛めないようにしてください。
 
「腰は要」ですからどうぞ大切に・・



















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