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健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

胃腸は第二の脳

2025年07月28日 15時55分17秒 | Weblog

いよいよ盛夏到来ですね。

危険なほどの暑さが続く中、暑さと上手に付き合っていく方法を日々考えています。


​夏バテという言葉は昔からありますが、最近は「胃バテ」「腸バテ」という言葉もよく聞くようになりました。

 

 

私たちの身体は高温多湿の環境に適応しようと様々な生理的調整を行います。

この適応メカニズムは、体温を一定に保つ上で不可欠ですが、同時に消化器系にも大きな影響を及ぼすことが知られています。

胃腸は単なる消化吸収器官に留まらず、「第二の脳」とも称されるほど、

自律神経系と密接に連携しており、全身の健康状態を反映する重要な器官です 。

 

そのため、暑さによる体への負担は、胃腸の機能に直接的、間接的に作用し、様々な不調を引き起こす可能性があります。

 

東洋医学では暑邪による「脾胃の熱」ということが有ります。

 

 

​暑さそのものが体内に熱を生み出し、それが胃腸に影響を与えるケースのことで

​そのメカニズムは 強い暑邪が体内に侵入し、胃や腸に熱がこもります。

 

胃に熱がこもると、食欲不振、吐き気、口の渇きなどが現れます。

 

また、腸に熱がこもると、便秘や下痢(熱によるもの)を引き起こすことがあります。

 

 

その対策として、

 

食品ではきゅうり、スイカ、トマト、ナスなど、体を冷やす性質のある食材を適度に取り入れると良いと言われますが

 

この時期の旬な食材なので既に取り入れていらっしゃる方は多いかと思います。

 

私は昨年よりスイカの購入が増えていますし、ひとかけらで体が冷えるのを感じます。

 

また、辛い物を食べて、さらに汗をかくことを好む方もいらっしゃいますが

激辛なものや油っこいものは、かえって熱を生み出すため控えるのが賢明と言われています。

 

皆様のおすすめ対策は?

 

近頃身近で活用しているハンディ扇風機・ネッククーラーなど

 

体内の熱を冷ますグッズを取り入れている方も多いかと思います。

 

年々気温が体温以上の日になる地域も増えていますので

 

ご自身の対策を講じて暑い夏を乗り切りましょう!