築50年以上のうちの地域の団地。
ずっとどこかしらが建て替え工事中。
1期が広場の跡地に新たに1棟。
2期が6棟壊して新たに2棟。
3期が9棟壊して新たに6棟。
で、今回4期目で残りの19棟の解体工事がとうとう始まりました。
当然今までで一番広範囲で大掛かり。
大変なのは、地域猫と餌やりです。
今まで残っていた棟は、新棟への住人の引っ越しが終わり、部屋は全て空き家。
庭の花壇も手入れがされなくなってジャングルのように鬱蒼と伸び放題。
そこに猫たちが一番多く集まって快適に生活していました。
今回はそこが解体されてしまうわけです (ll≧ω≦ll)
一斉に重機がいくつも入り、あれよあれよと庭の木や植物が根こそぎなくなりました。
美しかった梅の木も藤もつつじも蝋梅も全て消えました…(߹𖥦߹)
ご近所さんたちも「可哀想になぁ…」と伐採の瞬間を見守っていました。
里親さんが決まって、今では家猫として幸せに暮らしているソラのいた場所も…
今うちにいる男爵とまるこがいた猫たちの憩いの場所も…
大怪我をして回復まで家で預かり、これから里親探しするダンゴのいた場所も…
あっという間に環境が変わってしまい、今となってはダンゴはリリースしなくて良かった。
入院してる間に「ここはどこ?」状態になっちゃってましたもん。
ダンゴのママンも戸惑っちゃうよね…
追いやられた猫たちは居場所を変え、私たちも猫の移動先を把握するのに一苦労。
ご飯をあげてても、工事の大きな音に驚いて逃げてしまったり。
夕方、工事が終わると、猫たちは結局立ち入り禁止の工事現場の中に入ってしまいます (lll´д`lll)
危険な瓦礫も身を隠す絶好の場所にもなってるみたい。
ワオもどこにいていいのか彷徨ってて、いつも違う場所にいたり。
捨てられたのか、最近加わった新顔レオは、土地勘もないので尚更心配です。
でも、少し安心なことが。
いつも同じ時間に同じ格好、同じ荷物で同じ所をウロウロしている私が目に入っていたようで、ある日、現場の女性の方に話しかけられました。
猫の餌やりしてると思ってたと。
ご自身も社長も猫を飼ってる愛猫家で、猫のことは気にかけていると。
区や市の方からも「動物を守りながら作業するように」と言われていること。
餌やりさんと協力して、猫を安全な場所へ移したいと。
なにか困ったことがあったら、いつでも相談してくださいと。
こんな風に言われて喜ばない餌やりがいるものですか。
有難いです…!(இωஇ)
新たなエサ場もわざわざ提供してくれたんですけど、猫をどうしてもそこに誘導出来ないのと、車道を跨いでいるので危険なこともあり、なかなか思うようにはいきません…
言葉が伝わればいいのに〜。・゚・(o≧ω≦o)・゚・。
猫にはこちらの都合なんて理解出来ませんもんね。
まぁ、それでもお世話していくしかないです。
人手不足で工事もかなり遅れてしまってるようですが、あと数年、この環境で頑張らねば!( ,,ÒωÓ,, )✧
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コロナ禍の影響もあり、工事も大幅に遅れてます。
工事終わりの完成形がさっぱりわからないのですが、猫たちにとっても居心地良くなればいいなぁ…