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キタキツネ物語

2013-10-31 23:46:38 | 映画鑑賞
散歩の後は、ちょうど観られる時間帯の映画館が同じ沿線にあったので、ラストチャンスとばかりに映画を観てきました!



『キタキツネ物語 35周年リニューアル版』

35年前の『キタキツネ物語』は観たような観てないような、とにかく記憶が定かでない。
覚えているのは、サンリオ映画だったという事だけ。

そして私、初体験しちゃったよ!
映画館貸し切り!Σ(゜□゜;)
それなりに大きいホールのど真ん中の席に私一人!
わ…わ~ぉ!(;^_^A



完全なネイチャードキュメンタリーのつもりで観てたけど…明らかに物語の都合上で作られた映像もあったわ。

それでも、実際にキタキツネはこれだけ苛酷な環境の中で物語のような苦難を生きているわけなんだよなぁ…
スノーモービルに追われながら狩られるって…
犬に襲われるって…
キタキツネの方が望まなくとも、キタキツネのテリトリーを人間に踏み込まれては、なす術もないよね…(TдT)

こういう映画を観ると、つくづく自分の小ささや未熟さを痛感する。
日本に住む私達とは次元のまるで違う「生きる大変さ」「生き延びて子孫を残す大変さ」
「生きる」と「生活する」の世界が全然違うとはいえ、こんな小さな命の眩しさに私は心を奪われてしまう。

ただ、不満だったのがね~
キタキツネ達にセリフを当てないでほしかった…!(≧ω≦)
何か…一気に陳腐になる。
役者が悪いんじゃなくてね。
必要ないと思ったの。
西田敏行さん演じる『柏の木』の語りだけで充分!
生まれた5匹の中の目にハンデを背負った1匹が、おそらく生き延びられなかった事を曖昧にしたかったんだろうけど、妙に綺麗事にされたのもイヤ!
母キツネが罠にかかって命尽きる時も別れのモノローグなんて蛇足!
充分すぎるくらい伝わるのに。
父キツネと母キツネがラブラブなのも、親キツネが子ギツネ達をどれだけ深く愛しているかも、どんな無念や未練を残して命が終わる瞬間を待っているのかも、儀式である哀しい子別れの瞬間の親子の心情も…
キツネ達の目力や表情や仕草で言葉以上に伝わるよ-----っ!O(≧□≦)O
人間の言葉の尺度では語れないほどの崇高さをキツネ達から感じ取れるのに。
「まぁまぁ、子供にもわかるように描いているんだろうからさ」って言われそうだけど、子供達だってあんなにセリフで補わなくたって、きっと豊かな感受性で理解出来ると思うんだよぅ…(*´ο`*)

…と、いろいろ思いながらも、私はかなり早い段階からエンディングまで、ずっと涙と鼻水がダダ流れでした!(T∇T)>

(…実は予告編から泣いてた)





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