ぐ~たらEVERYDAY

平凡な日常を愉快に楽しく!

IF

2024-06-29 18:44:00 | 映画鑑賞

映画を観て来ました!


『ブルー きみは大丈夫』


字幕版を観たくて、ちょうどいい時間の映画館を見つけたのに、日曜日だったから直前にネットで確認した時点で残席わずか!
別の映画館で吹替版を観ました。

会場に着けば、周りは小さな子供連れのファミリーばっかり。
そうよね、そりゃそうだ!(;^_^A

これから観に行く予定の方はここまでで!










******************









幼い頃、それぞれの子供達が生み出した空想の友達=イマジナリーフレンド。
子供が大人になって忘れると消えてしまう存在。
そんなイマジナリーフレンド達との交流が描かれていて、ブルーは主人公の少女・ビーのイマジナリーフレンドなんだと思っていたらそうじゃなかったのが意外。
自分の存在が消えてしまうことへの焦りやハラハラ感はそれほどなかったかな。
イマジナリーフレンド達が消えてしまわないように、新たなパートナーとして他の子供に転職させようとするのは、ちょっと違和感。
イマジナリーフレンドって、あくまでその子が生み出したモノだから、その子でなきゃダメなんじゃないの?
そして、最後にわかるビーのイマジナリーフレンドとは…

私にはそういう友達はいなかったけど(忘れてるわけでもないと思う)この映画を観て、ふと子供の頃に可愛がっていた白いクマのぬいぐるみ「みーちゃん」を思い出しました。
ホント、この映画観てなかったら今後一生忘れてたかもしれないな。

基本、ファンタジー物はそんなに好まないんだけど、モフモフ系には弱い私。
子供向きではあるけれど、心ほっこり出来る作品でした。
大人が見ても、幼い頃の懐かしさや純粋さを思い出せる。
「きみは大丈夫」
勇気を貰える言葉です。

ブルーの声は「Kis-My-Ft2」の宮田俊哉くん。
アニメ大好きを公言しているだけあって、こなれてましたよ。
あのブルーの風貌で結構なイケメンボイスだったけど(笑)

鑑賞後、私の前に座ってた女の子の第一声「たのしかった〜」
これが一番ね!
おばちゃんもよ (,,>᎑<,,)
ちょっと泣いたよ。



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公開20周年記念上映

2024-06-25 18:43:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『オペラ座の怪人』


今年1月にケン・ヒル版の『オペラ座の怪人』を舞台で観て「あ〜またアンドリュー・ロイド=ウェバー版も観たくなっちゃったな〜」って思ってたんです。
でも、劇団四季のチケットはなかなか取れないし…
そしたら、まさかの映画公開20周年記念リバイバルで、このタイミングに再び観られるなんてラッキー過ぎる!٩(๑>∇<๑)و


これから観に行く予定の方はここまでで!










*******************











30年くらい前に劇団四季の舞台を観て、ガストン・ルルーの原作を読んで、3回ケン・ヒル版を観て、20年前にこの映画を観て…
それでも細かいところは結構忘れちゃってるものだな〜(;◔ᴗ◔;)

冒頭、モノクロの寂れたオペラ座でのオークション場面から、あの有名過ぎるテーマ曲と共に一気に全盛だった頃のオペラ座に変化していく様は鳥肌モノ!
豪華絢爛、華やかな舞台、全てがまばゆいです!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.
その中で暗闇を支配するファントムの存在感、ゾクゾクします。

20年前はそう思わなかったけど、クリスティーヌってあんなにフワフワ、ファントムとラウルの間を行ったり来たりしてたっけ?
年数を経ると、いろいろ印象も変わってきますね。

ファントムの人生を思うと、あまりの残酷さに胸が潰されそうになります。
あれほどの仕打ちを受けて、歪まない人間いるか?
オペラ座の舞台で繰り広げられる輝きの世界にどれほど憧れただろう。
いや、ただただ人間らしく生きられたら…
絶望しかない彼の一筋の光と希望、クリスティーヌ。
結局、愛は報われずとも、恋心の昂まり、師と慕われる喜び、それを知れたことにファントムが生を受けた意味がある気がしてならない。
そう思わないと哀し過ぎる (இωஇ)
サーカス団にいた子供の頃、きっと唯一自分の顔の醜さを嘲笑う事がなかった子猿をオルゴールの飾りにしたのも、彼の純粋さ故か。

モノクロシーン、年老いたラウルがオークションでこの猿のオルゴールを落札し、クリスティーヌの墓に供えるんだけど、オークション会場にいた老婆がマダム・ジリーだとしたら、年齢釣り合わなくない!?
そして、お墓にあったファントムからの物と思われる一輪のバラは、どう解釈したらいいのかしら?
ファントムだって年齢的にはさすがにもう生きてないよね?
こんなこと考えちゃうのは野暮かな (ꈍω)

ミュージカルナンバーがとにかく素晴らしい ♪♪♪
こんなドラマティックな曲を作れるなんてホント天才!
観終わってから数日経つけど、未だ映画の余韻が続いていて、気がつけばナンバーを口ずさんじゃってます。
昔、日本語歌詞で必死に覚えたから!(๑๑)


ミュージカル映画はやっぱり長いですね。
約2時間半。
ミュージカル好きだから全然いいんだけど、『レ・ミゼラブル』は休憩なしで3時間だったし、トイレの心配だけがちょっとね…(;^_^A



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ハロルド・フライのまさかの旅立ち

2024-06-19 18:52:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました。


『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』


定年退職し、妻と静かに暮らしていたハロルド・フライの元に、かつての職場の同僚から手紙が届く。
彼女は身寄りがなく、ホスピスに入院していて、もうすぐ命が尽きるという知らせ。
その返事を出すためポストに手紙を投函しようとするが、その前に入った店の若い店員との何気ない会話で考えを変え、そのままの足で800km離れた同僚に歩いて会いに行くことにする。

これから観に行く予定の方はここまでで!









****************










交通手段を使わず、着の身着のままで800kmを歩こうとするハロルドの行動力がまずスゴイ!
手紙を出しに行って、そのまま帰ってこなくなった旦那を心配する妻の気持ちはそりゃ計り知れないよな (;^_^A
でも奥さん曰く「私たちは仮面夫婦」
息子が自ら死を選んだ時から、夫婦はどこかぎこちなかったようで。
それでも同僚の元へ向かう行為に反対していた妻は、最後に挫けそうになるハロルドを励ます。

ちょっと予想していた展開と違っていました。
旅の途中で出会った人々との温かい交流も含めたハートフルな話かと思ってたんです。
でも、息子のように思っていた若者は結局薬物に手を出していなくなっちゃうし、途中で拾ったワンコもなぜかあっさり他の人についていっちゃうし、SNSで取り上げられたことがきっかけで無関係の人たちが応援とばかりに集団でついてきて、結局旅の邪魔になって置いてっちゃうし(笑)

ラスト、やっと同僚に会えた時には、もう同僚は意識がほぼなく…
自分が歩いて会いに行くことで同僚に希望を持ってもらいたかった思いが報われなかった時のハロルドが哀れにも見えたけど、彼女の病室の枕元に、彼が旅の途中で送った風景のポストカードが全て貼られていたことは、死を迎えるだけの彼女が、待つ楽しみを感じながら日々生きてこられた証なのがわかる (இωஇ)
ハロルドの行動は決して無駄ではなかった。
そして、仮面夫婦だと思っていた2人がこの出来事を通して、お互いがかけがえのない存在だと気づく。
これは、夫婦の懺悔と再生の物語なんだな。
旅先で出会った人々にも、心が救われる今後の人生を願ってやみません。



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ジャッキー健在!

2024-06-13 18:42:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『RIDE ON』

主演作50周年を迎えた70歳のジャッキー・チェン最新作。

かつて香港映画界の伝説のスタントマンと評されたルオ・ジーロン。
今は、愛馬チートゥとエキストラ的な仕事などで生計を立てている。
チートゥを手放さなければならなくなったルオは、絶縁状態の娘を頼り、チートゥとの共演スタントの仕事も依頼され、危険を承知でチートゥのために仕事を引き受ける。


今回はあえて吹替版を観ました。
やっぱりジャッキーと言えば石丸博也さん!
すでに声優業を引退した石丸さんが、本作のために限定復帰するとなれば、尚更ね。
子供の頃から石丸さんの声で育ってるから、ジャッキーの本人の声を聞いても「え、違う!」と思っちゃうくらい、私の中ではジャッキーの声=石丸さんなんですもん。

これから観に行く予定の方はここまでで!










********************












70歳になってもジャッキーはジャッキーでした!
アクションもコミカルで軽快でキレッキレ!(๑๑)
スタントマンとして挑んだ過去の作品として、今までのジャッキーの主演映画の様々なアクションシーンが映し出され、まさにジャッキーの役者人生そのものの集大成とも言える作品。
改めて、すごいアクションをこなしてきたんだなぁと感服します。

年老いたスタントマンがCG処理されることを拒み、あくまでチートゥとリアルなスタントに臨もうとする姿は悲哀すら感じるけれど、やっぱり命を失ってしまうくらいなら、CGでいいよって思うなぁ。
特に動物を扱うアクションはね。
どうしても「馬は大丈夫かな」とか、作品の世界とは違う気持ちが湧いちゃうもん。
戦国時代とかの騎兵戦シーンなんか、結構見てらんないタイプです。
今回もチートゥが爆破の中を駆け抜けるシーンはハラハラしちゃったし。
それこそ「CGでありますように」って思っちゃう。
だからこそ、チートゥ役の馬の演技がリアル過ぎて素晴らしかったです。
ルオとの別れのシーンなんか涙なしでは見られない (இωஇ)

娘との絆、愛馬との絆も盛り込んで、かつての派手なアクション作品とは少し違う感動作でした!(*´∇`*)



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言っちゃった聞いちゃった

2024-06-09 18:33:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『告白 コンフェッション』

大学山岳部OBで親友同士の元部長・浅井と、韓国人留学生だったジヨン。
16年前に登山中、行方不明で事故死とされた部員のさゆりの慰霊登山に2人で出かけ、猛吹雪の中、遭難してしまう。
足を負傷し、死を悟ったジヨンは、16年前に自分がさゆりを殺したことを浅井に告白する。
しかしその後、山小屋を発見し、2人は生き長らえる。
救助隊を待つ間、狭い山小屋の中で、殺害を告白してしまった男と、聞いてしまった男の気まずい時間が流れる。


これから観に行く予定の方はここまでで!









*****************










気まずさの中でコミカルな部分もあるのかなって思ってたら全然!
もうホラーだよ、ホラー!(llʘДʘll)
ジヨンが浅井を襲ってくるところなんて、髪が長いから伽倻子みたいだったよ。
逃げ場のない山小屋での攻防戦はスリリング過ぎて、充分私を怖がらせてくれました。
「自分で勝手に告白したくせによ〜」とツッコミたくなるくらい、バイオレンスで異常なほどの襲撃…!(llll)
二転三転していく展開も見どころ。
この作品、74分しかないんですよ。
冒頭はちょっと2人のセリフのやり取りがまだるっこしいなって思ったけど、ジヨンが浅井を襲い始めてからはノンストップで怖い!怖い!怖い!(ll0艸0ll)
登場人物がほぼ2人で山小屋だけのシーンなので、74分でちょうどいいくらいです。
あれ以上は、襲撃シーンに私が耐えられそうにありません。

奈緒さんって、仕事選ばないのかな…(;^_^A
セリフもないし、回想シーンのみで、しかも殺される役。
別に奈緒さんでなくても良さそうなのに。
好きな女優さんだからいいんだけど。
そういえば『マンホール』って映画でもスマホから聞こえる声のみの出演だったよな?

人はどんな状況に於いても、余計なことは言っちゃいけないって教訓をこの映画で学びました(笑)



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ねこ友会@日比谷

2024-06-06 18:40:00 | 映画鑑賞

ねこ友会メンバーで映画を観に日比谷へ。

チケットを購入して、まずはランチ。
日比谷シャンテの「やさいの王様」で。
私とねこだまさんはお肉定食、わさはお魚定食。
遅いランチだったので、お店も少し落ち着いた時間帯でのんびり出来ました。


で、シャンテだと映画の半券チケットサービスが使えることをうっかり忘れてて、レジでお会計の時に恐る恐るチケットを見せて…
だって、もし「ワンドリンクサービス」だったら、私たち、ドリンク頼んでなかったんだもの。
でも、このお店のサービスはチョコレートのお土産でした。
良かった〜損しなかった(←貧乏性)
劇場の座席で映画が始まる前に3人でバクバク平らげちゃいました。


日比谷の映画館は、ロビーが広くて、何より景色がいいのでお気に入りです。
今は、日比谷公園の緑が目に映えますね。


さて、観に行った映画はこちら。


『三日月とネコ』

猫好き3人ならと誘ってみました。

同じマンションに住む、40代の女性書店員、30代の女性精神科医、20代のアパレル男性店員が、熊本地震をきっかけに、なぜか(!)同居を始める。
そこには、精神科医・鹿乃子の飼い猫・三日月と、新たに迎えた保護子猫のグーとフーも。
居心地のいい3人の同居生活は、書店員・灯に好きな人が出来、結婚まで話が進むことで、少しずつ変わっていく。


これから観に行く予定の方はここまでで!










******************











なんだろう?
年代も、性別も、家族も他人も関係なく、多様性を重んじるって話なのかな?

全体的にリアリティーに欠ける印象を受けました。

熊本地震の描かれ方も半端だし。
保護猫団体から猫を譲り受ける場面も上っ面だし。
そもそも、この3人がどんな過程を経て同居するようになったの?
猫の飼育にまつわる話もある上で、猫を置いて3人で一泊してきちゃうの?
全く生活感のない部屋。
いつ仕事してるんだろうと思えるくらいスケジュールが全員うまく合う都合いい展開。
灯の結婚と福岡への引越しを素直に喜べない鹿乃子の心情って?
この3人、一生同居し続けるの?|li(σ・ω・`;)il|

なんだか私にはよくわからない綺麗事な世界でした。
灯役の安達祐実さんが「40代にもなって結婚とも縁遠いおばさん」設定なのがまずそう見えないので違和感あり。
だって一番若くて可愛く見えるんだもん。
ぶっちゃけ、猫もいる!?
だったら、もっと猫を見せてほしかったな。

小林聡美さんの演技に大絶賛なのは3人合致した意見でした。



今月も観たい映画がたくさん!
コレも超楽しみです!(,,>᎑<,,)



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おいしい給食

2024-06-04 18:39:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ』


学校給食をこよなく愛す、中学教師の甘利田幸男。
ライバルの生徒・粒来と、給食メニューの最高の味わい方を密かに競い合う日々。
そんな中、町長選挙を前に、甘利田の通う中学校が給食完食のモデル校に認定される。
「食事中は静かに。残さず食べなければならない」
給食を楽しく美味しく食べられなくなる町長の公約に、毅然と立ち向かう甘利田。



この作品、全く知らなかったんです。
テレビドラマが3作放送され、劇場版もすでに第2弾まで上映されていたことを。

劇場で予告を観た時は「う〜ん、コメディっぽいけど、笑いのツボにハマるか紙一重な感じだな」という印象。
こういうのってハマればいいけど、好みの笑いじゃないと悲惨なので (;^_^A
賭けのつもりで行ってみました。

これから観に行く予定の方はここまでで!










*****************











ハマったわ〜
メッチャおもろかったわ〜٩(**)۶
今までのテレビ・映画も観てみたいわ〜
学校給食だけで、ここまで話を膨らませられるのがすごい。

私は小学生の時だけ給食だったけど、好き嫌いが激しくて、食べるのも遅かったから給食が嫌いでした。
5・6年の時の担任が残さないように食べさせる主義で、私が死ぬ思いでやっと食べ終えたレーズン入りのサラダ(当時、レーズンが大嫌いだったんです)の器に、おかわりを勝手に入れられた時は泣きそうでした。
完食するまで、午後の授業開始まで食べさせられてたし。
あんまりいい思い出ないです。
唯一、学期末の日に「お楽しみ献立」として、子供が大好きなメニューやケーキがついてたりして、その日だけはホント楽しみだったな〜

甘利田先生を演じる市原隼人さんが最高!(๑๑)
この人をあの役のポジションに選んだのも驚き。
目一杯振り切った変な男を見事に演じてました。
『孤独のグルメ』の超うるさい版みたいな(笑)
心の中のセリフも食べ方も。
身体能力が高いから、ダサい動きもキレッキレ!(*≧艸≦*)
でも、甘利田先生がいい先生なのは充分伝わりました。

1980年代の話なので、ツッパリ風女生徒がヨーヨーやってたり、同僚のヒロイン先生が聖子ちゃんカットだったり、世代的にもにんまりしちゃいます。
でも、食べる前に校歌をフルで歌うって…
給食、冷めちゃわない!?(llll)

隣のおばちゃんも終始大笑いしてたし、きっと今までのシリーズを知ってる人なんだろうな。
最初は戸惑いもあったけど、私も釣られて結構声出して笑っちゃいました。

これは今まで知らずにいたことが損だったと思える映画でしたね!(*´∇`*)



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碁盤斬り

2024-05-24 18:56:06 | 映画鑑賞

映画を観て来ました!


『碁盤斬り』

新宿駅西口にデッカイ広告が貼り出されていて、何の広告かずっと知らなかったんですよね。
渋い浪人風の男が草彅剛くんで、この映画の宣伝広告だとわかったの、だいぶ後になってから。
いつもその前を通ってたのに。
そういえば、女性がよく写真撮ってたっけな〜

この作品の主人公が「柳田格之進」
え、落語の!?
深川とっくり座さんの舞台でも観たことがあるし、斎藤工さんや清原果耶ちゃんも出てるから、ちょっと興味が湧きまして。

これから観に行く予定の方はここまでで!












*****************














古典落語「柳田格之進」に、復讐劇を盛り込んだ時代劇。
ちょっと「文七元結」を思わせるような場面も。

囲碁は全くわからず、映画を見ていてもさっぱりルールはわからない。
囲碁って碁石の状況に「生きる」「死ぬ」って言葉を使うんですね。
なんとなく、この時代、常に「生きるか死ぬか」の選択を迫られる武士の生き様と重なって見えました。

蝋燭の明かりのみで照らされる夜のシーン。
囲碁を打つのも、チャンバラも、あの暗さの中では大変だなと思いつつ、リアルな陰影で緊張感が引き立った気がします。
「正々堂々」の生き方が、時には人を不幸せにし、自分自身をも生きづらくする。
人生は碁石のように黒か白かだけではないんだなと思わせる作品でした。

草彅くんの、静の佇まいと、動の感情表現が見事。
清原果耶ちゃんの、町娘風ではあってもあくまで武士の娘という凛とした美しさと強さも素敵でした!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.
なんだか、かつてアイドルだったつよぽんに成人した娘がいて、キョンキョンも置屋の女将か〜と思うと、ちょっと年月の経過に感慨深いものが…(ꈍω)

落語の演目ではタイトルが「柳田格之進」の他に「碁盤割り」っていうのもあるんですね。
噺家によってもだいぶアレンジされて、いろんなパターンの話があるみたいだけど、タイトルとしては「碁盤斬り」がカッコいいね!(๑๑)



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マイ・スイート・ハニー

2024-05-15 18:35:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました。


『マイ・スイート・ハニー』

『リバウンド』に続いてまたまた韓国映画です。


製菓会社研究員として次々とヒット作を生み出すチャ・チホは恋愛経験のない45歳独身。
起きるにも家を出るにも帰宅するにも時間ピッタリのルーティーンをただこなす毎日。
そんなある日、常に明るくポジティブ思考のシングルマザー、イルヨンさんと出会う。
人との付き合いが苦手で風変わりなチホの純粋さに惹かれていくイルヨンさんと、初めて芽生えた恋愛感情に戸惑うチホの、胸キュン中年ラブストーリー。

これから観に行く予定の方はここまでで!










******************










も〜う!
焦れったくて、もどかしくて、でも心から2人を応援したい気持ちMAXになりました .。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.
もっとドタバタコメディになるのかなと思っていたけど、素敵なラブストーリーとして楽しめました。
当然、主役2人以外も癖の強い強烈なキャラクターばかりで、コミカルな楽しさも充分あります。
恋愛感情がイマイチ理解出来ないチホが、いちいちドラッグストアに行って薬剤師さんに「心臓がドキドキする」と訴えるシーンは笑っちゃう!(*≧艸≦*)
ラストはいい具合にまとめたな〜と、ニマニマほっこり。

ただ「マイ・スイート・ハニー」というタイトルは、ちょっと違和感あるかな〜と個人的に感じました。


韓国映画、面白いね〜(๑๑)



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リバウンド

2024-05-08 18:31:00 | 映画鑑賞

映画を観てきました!


『リバウンド』

廃部は免れたものの、ただ存続させておくだけと決まった釜山中央高校のバスケ部。
新しくコーチに就任したヤンヒョンは、中央高校出身者で元高校バスケットボール大会優勝チームのMVP選手。
本気で中央高のバスケ部を再興させようと、優秀だけどスランプでくすぶってる選手、怪我で挫折し荒れている選手、未経験でも可能性のありそうな選手を集める。
しかし、優勝常連校の龍山高校との全国大会初戦、急なポジションチェンジやチームワークの乱れで没収試合となり、6ヶ月間出場停止処分を受けてしまう。
自分の指導が間違っていたことに気づいたヤンヒョンは、必死に学校や選手たちを説得。
寄せ集めの弱小バスケ部は、たった6人の部員で再び全国大会目指して奮闘する。

2012年の韓国での実話だそうです。

あまりに感動しちゃって2回観に行っちゃいました!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.
これから観に行く予定の方はここまでで。











******************














これが実話だなんて、あまりにドラマティック過ぎる!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.

最初は、選手集めがあまりに調子良く進んで、ちょっと不安だったんです。
韓国では、高校が中学生の優秀選手を電話で両親に相談して引き抜くことが当たり前なのかな?
そんな簡単に引っ越しとか転校って出来るのかしら?
コーチがあちこち電話をかけまくってるシーンや、街中で「これは!」と思った学生に声をかけてるシーンがイマイチよくわからなくて |li(σ・ω・`;)il|

全国大会を無様に初戦敗退した後くらいから俄然、物語が面白くなりましたね。
コーチ役の役者さんが六角精児さんにソックリだったんですけど、実際のコーチの方に似せるために10kgも体重増やしたんだそうです。
ラストに、映画の中での映像がストップすると実話の選手やコーチ達の写真とシンクロするんだけど、コーチだけじゃなく、後ろにいた顧問(?)の先生もソックリで!
っていうか、あのシンクロ映像、どうやって撮ったんだろう!?

試合シーンも、まるで自分も試合会場にいるような臨場感があって、一番後ろの席だったから、思わず前のめりで魅入ってしまいました。
2時間の作品だけど全然長く感じなかったし、むしろもっと観ていたかった。

たった6人の部員、大活躍だった1年生が負傷し、交代したもう1人の1年生はバスケ経験はあっても試合経験ゼロ・得点数ゼロの下手くそ選手。
その彼が初試合で開花する瞬間はもう感無量!
背番号が三井寿と同じ「14」っていうのも、みっちゃん推しの私としてはテンション上がりまくり!(๑๑)
交代選手がいない中、負傷中の選手もいる中、連日の試合をこなし、5人で決勝戦まで進んだ中央高校。
相手は再び龍山高校。
ここまでが奇跡の連続なのに、さらに奇跡の展開が…

まさにリアル「スラムダンク」でした!.+:。(〃∇〃)゚.+:。
私は、ちばあきおさんの「キャプテン」も思い出しました。
これ、普通だったら「まぁ漫画だからな、アニメだからな、小説だからな」という気持ちも起きるけど、実話だから驚きなのよ!Σ(ʘ∇ʘノ)ノ

「リバウンドとは、失敗を挽回し、チャンスに変えること」
「バスケット人生は終わってもリバウンド人生は終わらない」
その後の選手達のことも知りたくなっちゃうほど夢中で観ました。
翌年は中央高校バスケ部の入部者、殺到したんじゃないかなぁ?

名前はそのまま実話のご本人たちの名前。
韓国の名前って馴染みがないので、ギボムとかギュヒョクとかスンギュとかジュユンとか、みんな濁音が多いし、小さい「ユ」や「ヨ」が多いし、全然顔と名前が覚えられなくて。
その確認もしたくて2回目も観に行ったんですけど、2回観ても名前覚え間違えちゃってました (ꈍω)

コミカルな部分もあるし、2回目の方がより胸を打つとっても爽やかな作品でした!(*´∇`*)
超オススメで〜す!



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