エネミー・オブ・アメリカ / Enemy Of The State

昨日買ったDVDレコーダーで、見ました。今までもプレーヤーはあったんだけど、やっぱり性能がよい奴で見てみたくって。
ウィル・スミス演じる弁護士ディーンが、ひょんなことから米国国家安全保障局からプライバシーお構いなしで追われることになる。元NSAのブリル（ジーン・ハックマン）とともにNSAと戦い、難局を乗り切る、って話。（←オイオイ、それだけかよ。）



はじめ、タイトルを聞いただけだと、またエイリアンと戦う話かと思った。ウィル・スミスだしね。でも、アメリカの中にも怖い敵はいろいろあるんだよ、というストーリーです。
この映画がつくられたのは1998年。まだ9-11の前ですね。ただ、ストーリーの中には、政府が国民をカメラや盗聴によって監視する法案、というのが出てきています。9-11以降のアメリカでは、対テロとして再びそういった動きがあるので（日本でも似たような法律ができましたね）、今再びこの映画を見ると、新たな思いがわいてくるのでは。

いや、なんと言っても、ジーン・ハックマンが渋い、かっこいい演技を見せてくれています。一見、ただのおじいちゃんなんだけどね。

このDVDは、去年「ジェリー・ブラックハイマーBOX」として発売された中に入っていたもの。監督や主演じゃなくて、製作者で固めるBOXって言うのも面白いんだけど、この人はこんなにいろんな映画をつくっています。
雷が樹に落ちるシーンをクレジットにしているので、覚えている人も多いのでは。