このDVDは、ある方のブログを読んでいて、
とても惹かれたので購入しました。
題名がキレイだったのと、
そのブログを書いている方が、
非常に優しくて好感の持てる人柄だったので、
この人がおすすめなら、きっと
優しくてステキな映画に違いない
と思ったので、レンタルではなく
思い切って買ってしまったことを覚えています。
とても静かな、穏やかな映画です。
無理やりな盛り上げとか、
さあ、ここで泣きたまえ!とか
そういったシーンがなくて、
「人生には仕方がないこともある」
といった、一種の無常観のようなものすら
感じられるように思いました。
でも、やはり泣いてしまうのです
どうにかできなかったのか?
とやり場のない感情がこみ上げてきます。
こういった「どうにもできないこと」
への複雑な感情は
年を重ねるだけ、深くなっていく気がします。
そういう感情を持て余したことのある
大人たちにとっては、
もう本当に泣けちゃう映画です。
そういったどうにもならないことを
「こうしちゃえ!」
「こうなったらハッピーでしょう?」
とユメを見せるタイプの映画を作っているのが
ハリウッドやディズニーではないかと思いました。
そういう映画が好きな方には
あまり面白くないかもしれません。
(ワタシはどっちの映画も好きですけどね。
何か別の意味で救われる気がします。
バカだな~、でも好きだな~って感じ)
この伏線はどうした!?弱いぞ!
という玄人な評価をする方にも
向かないかも知れません。
ただ、ただ、ある事柄ををまっすぐに撮って、
「何を感じるか?どう思うかは、
観た人間次第だよ。」
というようなメッセージを感じました。
あくまで、ワタシの場合は…ですが。
モノを作る上で、受け取り手に任せる
というスタンスを保つのは、
本当に難しいですよね。
ついつい、自分の主張したいことを
前面に押し出してしまいがちです。
でも、この映画にはそういう
想像の余地を残すような余裕があり、
本当にふわ~っと何か大きなものに
包まれながら観ている感じで
ワタシは非常に癒されました
疲れて、号泣する元気もないよ…
というアナタには特に
ゆっくり静かに泣いてください
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って大事ですよねー★
俺は映画よりも本読む方が多いんですけど、
最近の本は何でもかんでもはっきり書きすぎですもん。。
唯一、想像の余地アリって感じたのはハリポタくらいw
ちなみに俺、しんみりタイプな人間なので
こーゆー映画は向いてるかもですねヾ(´▽`)
本好きですか~。
ワタシも、本大好きなんです。
でも、実はハリポタは未読なので、
こんどチャレンジしてみますね