東海林さだお 文春文庫 2009年(2006年単行本)
もはや丸かじりしすぎて食傷気味のショージ君だけど、
立ち食いそばに過剰反応してしまうの巻。
ええ、ヘーキですとも、女子ひとり立ち食いそば。
「箱根そば」「富士そば」「かまくら」「相州そば」あたりに出没します。(「大船軒」は却下)
なのに駅弁から始まるって、それ、どーよ?
たった30ページとはいえ、そっから脈絡なく立ち食いそばになだれ込むし。
蕎麦をたぐりながら日本酒でも一献…と思って入ったら、「えっ、お通しにポテトサラダ?」ってなキブンじゃないですか。
嫌いじゃないですが、むしろ好きですが、駅弁もポテトサラダも。
立ち食いそばのキブン全開のときにはいかがなものか?
尚、本書による影響で、
「絶対ムリ」と避けていたコロッケそばを、次回は絶対にオーダーしてしまうであろうことは間違いありません。
new59冊目(全65冊目)