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噛噛堂 あと2112冊

遅読、積ん読、併読、乱読。それでも読んどく、70までの2112冊。いよいよカウントダウン。

わたしのマトカ

2010年02月23日 | 行ってみたいん棚

片桐はいり    幻冬舎文庫  2010年(2006年単行本)
 片桐はいりがずんずんゆくゆくフィンランド。「カモメ食堂」撮影にて、バタバタな『出張』ノリであったはずが、いつしかどっぷりはまり込み…
ムーミンの国、サウナの国、森と湖の国。そしてサルミアッキの国。サルミアッキまでをも含めてそのフトコロに取り込んでしまう、はいりマジック!さく裂の紀行エッセイ(本人いわく作文)


サルミアッキ。
タイヤとかゴムのホースに塩と砂糖をまぶしてかじったら、もしかしたらこんな味がするのかもしれない…(本文より)
そんな物体。(フツーに変換したら、去る未悪鬼 と出たもんだ。当たってるかも)
この、サルミアッキをあるものに例えた片桐はいりの手腕ときたら、
とてもとても初めてエッセイをものした方とは思えないナイスセンス!

どのエピソードもどのエピソードもハズレなし。

だが、もしも。
片桐はいり?何者? もしもそんな人がいたとして、その人が読んでも心躍るのかどうなのか。
いえ、躍りますとも。
それだけのものがある一冊ですとも。

ですが、のんきな盆踊りではなく、クラブ並みに踊り狂いたいのならば、
ぜひ、片桐はいりをまずは知ってから。

ピータンを手に入れるのも、片桐はいり。
キル・ビルごっこをするのも、片桐はいり。
YMCAを踊るのも、片桐はいり。
どこを切っても、片桐はいり。
はいりはいりふりはいりほーはいりはいりふれっほっほー

それでこそ、457円+税以上どころかたっぷりお釣りがくるほどの楽しみ方ができるってものです。


尚、余談ですが、試しに「これは藤原紀香が書いた」と思いながら読んでみたら、ちょっとムカついてしまったアタシなのでした。
恐るべし、はいり効果。

new72冊目(全78冊目)

晴れた日は巨大仏を見に

2010年01月04日 | 行ってみたいん棚

宮田珠己    幻冬舎文庫  2009年(2004年単行本)
 16体の「ウルトラマンより大きい仏像」(身長40㍍以上)を求めて日本全国をずんずん歩く宮田&トホホな編集者二人。巨大仏とは何なのか?大いなるマヌ景(マヌケな風景)論にまで展開していく宮田な視点の痛快紀行記。


ときどき意味もなくずんずん歩いているだけの人かと思ったら、
坂口安吾その他の論までをもバッチリと引き合いに出して、
マヌケな巨大仏を軸に、時代と文化を斬って見せる手腕はなかなかどうして。
でありながらも、
よくわからないものはよくわからないとばかりにさっさと論を引き上げてしまうこともたびたび。おいおい。
それもこれも許してしまう、もはや宮田流の術中にハマッています。



new58冊目(全64冊目)

ヨコハマ伊勢佐木町復活への道

2009年09月25日 | 行ってみたいん棚

山田泰造    日本経済新聞社出版  2009年

「伊勢佐木町ブルース」をカバーしたロックバンド「JHONLOS」に始まり「JHONLOS」で〆め。
「JHONLOS」のプロモ本?の印象ぬぐえず。。。

あの不二家が、紅虎になり、ネットカフェになりした経緯や、
あの関内アカデミーがシャレたバーになっちまった経緯や、
あのメリーさんがいたラブ(ロッテリア?)がバーガーキングになり、海ぶねになり、今また替っている経緯や、
そんな地元ローカルなとこをつついて欲しかった。

ま、それじゃ広く浅くは売れはしないのでしょうが。

new34冊目 (全39冊目)