内田樹 新潮新書 2009年
「はじめに」で、すでに面白さが約束された一冊のあのカンジを得て、ついニマニマ。
そして中盤で、ぐうの音も出ない 状態。
中盤以降に、古今の哲学者たちが登場するあたりでやや足踏みしてしまうも、
実にすがすがしく読了っ。

で、何をどう感じ入ったのか、っちゅうハナシになりますと、
うん。もう一度読んでみます。
いや、とりあえず付箋だらけマーカーだらけなんで、そこだけでも。
ま、著者も相互に関連のない事柄をランダムに列挙している人間をつかまえて「相互に関連のない事柄をランダムに取り上げている」と文句を言われても困る。そういうことをやろうと思っているわけですから。 と言っている通り、あちらにもこちらにもと散漫に広がってゆく論件の山なんですから、ただ楽しみ、時に立ち止まり、時に感に入りと、それだけでもいいじゃないですか。
そうして何回かめかの読了の後に、ぐうの音も出ないところから「ぐう」くらいは音を出せるようになるのかもしれませんから。
とりあえず本棚にしまいこまず、いつパラリとしてもいいように、手元に置いておく本となりそうです。
new66冊目(全72冊目)






阿久悠から始まって順不同48人の「死」を、夫や妻や姉や友人が悼む。



