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「建てて、いい?」のあとに、たまたま不動産物件紹介本。
馬場正尊/安田洋平・編集 アスペクト 2010年
屋上にバスタブがあったり、
手塚治虫がかつて住んだアパートだったり、
2階なのに日本庭園があるマンションだったり、
幅が1m73㎝しかない一軒家だったり(画像)、、、、
ひとつだけの紹介だったら、キワモノと思ってしまう風変わりな物件が、25件。
それは「東京R不動産」(実在の会社)が紹介してきた物件のごくごく一部。
田舎の古民家再生生活も、
湘南のリゾート風ニューファミリー生活も、
それはそれで素敵だけれど、
この、あくまで東京の、というか東京ならではの物件たちの、東京風ってこういうことなんだなぁという家(部屋)をめぐる生活の数々は、ステレオタイプしていなくてそれぞれ愛らしい。
しかし。
20代だったらそんな「住む」スタイルに気持ち揺さぶられたこと間違いなしなんですが、
今や珍種の昆虫標本を眺めるかの気分です。
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