本日をもちまして、噛噛堂は乗換となりました。
熊谷達也 講談社文庫 2010年(2007年単行本)
足の悪い弥平は徴兵検査も丙種だが、箕を作らせたならば天下一品。その箕を作るだけでなく売りに出たことから、“差別”ある世界を知り、そして恋を知り…目で読んじゃうから、ついつい、もた~っとスローになってしまいますが、
展開される秋田弁での会話、実は、
めっちゃ早口 なことを知ってる身としちゃ、
秋田ジモピー俳優によるドラマでこれを味わってみたいものです。
ぼやーっと聞くともなしに聞いていると、
フランス語にも聞こえる(と、思う)秋田弁を、秋田弁のままに味わいたい物語。
new117冊目(全123冊目)
真保裕一 講談社 2009年
経営のひっ迫しているあるデパートの、ある“夜中”。宝石泥棒、逃避行の男女、ホームレス、ヤクザに追われる元警察官、そしてデパートの社長…等々、次から次へと絡み合って登場し、なんともはや賑やかな事態になって…真保裕一。
『ホワイト・アウト』以来ですか。
どんだけ昔だ。
作風ってか、もはや別人?
new116冊目(全122冊目)
閑話休題。
世も末です。
先日、書店の平積みに見つけた新書の某著者。
新書界、なんでもありっすか?!
新書ってものの信ぴょう性まで一気に地に落ちてしまうような事態ですよ。
こいつに書かせるか?!祥伝社!
ほら。
案の定だよ、受け売りオンパレード。
祥伝社、ネタの出典きちんと確認しているかー?!
せーぜー著作権侵害で訴えられないようにな。
はー。
申し訳ありません、真保裕一氏とは一切関係のない独(毒)白でございます。
角田光代 新潮文庫 2010年(2007年単行本)
「めでたいですかねえ」思わずそんなことをつぶやいた…
そんな脱力妊婦のマキ。
「少しはうれしいよね」かすれた声で夫はおそるおそる訊く。「ちっとも」「ちっとも?」「ちーっとも」…
まったくこの状態にノれないマキ。
いっしょになってどんよりしているその空気は、
後半になってあれよあれよと、前半のマキをユルく感じれば感じるほど、
間違いなく涙腺を攻撃してきます。
未経験世界をこれだけ書き切る力量にゃ、感服です。
new115冊目(全121冊目)




