松井今朝子 文藝春秋 2009年
名噺家・三遊亭円朝をめぐる5人の女の一話完結オムニバス。「吉原手引草」とコレしか知らない松井氏ですが、
「吉原…」もコレも、全編、語りによる展開。
これがどうも、饒舌すぎて(しゃべりっぱなしってことだものアタリマエですが)疲れるのです。
5人の女を描くことで円朝が浮き上がってくるのか、といえばまるで浮き上がってこないし。
ま、円朝はボヤけているけど、江戸の末期から日清戦争の頃までの、
「その時代」は浮き上がってくるので、もともと作者の意図はそこなのか?
なので「その時」棚へ。
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