「この中で、どれが好き?」と、あの人やらこの人やらに聞いてみたい。
絶対に(言い切る)ウチの相方はオール却下だろうけど。
せきしろ×又吉直樹 幻冬舎 2009年
せきしろ氏と又吉直樹氏(氏って雰囲気でもないが)、自由律俳句。というか、ぼやきか?
いや、そっちの方向へは行きたくないな、
と、思うんだ一応は。
「クロワッサン」とか「栗原はるみ」を普通にこなしてみたいんだ本当は。
でも。
本当の本当は、
赤瀬川源平の「トマソン」に大啓発され、
タモリの「トワイライトゾーン」に夢中になり、
「VOW」なんかついついいったい何巻まで買っちゃったんだっけ?
なアタシなのだった。
つまり、文学界のイヤゲモノ を素通りできない体質っていうか。
たとえば本書のイヤゲモノ感は、
やっぱり家のリモコンと一緒 あたりに顕著だろうか。
まったく豊かなのか貧しいのかよくわからないこの感じ、
リバーシブルであることを放棄させた ここに2009年を味わってみたり。
好きなのはどれかと聞かれれば、心の標語のようなこれも好き。
登山服の老夫婦に席を譲っても良いか迷う
あるある感の多い中でもイチオシなのはこれ。
キャベツみたいな観葉植物で通じた
いやまてよ、これも、、
いや、こっちか…?
このたった数日間でも、その時々で味わいが変わったりして決めかねるところが味なとこ。
ま、469句のうち半分は、私的には「わかんねーよ」とか「いかがなものか」なんだけど。
調子こいて噛噛堂もひねってみましたがどうでしょう。
いや、皆様もついひねりたくなるはずです。読後には。
見事なまでに父親似の少女
ポイント10倍デーまで卵を買わないでおく
趣味が合わないときにどちらかというと優越感 -噛噛堂-
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