殉死 2009年10月27日 | 「この人」を見よ棚 司馬遼太郎 文春文庫 1978年(昭和42年初出) 福田和也氏による「乃木稀典」でモノ申されていた、司馬遼太郎による乃木観。 その本文よりもさらにモノ申していたのが巻末、兵頭二十八による解説。 そこまで言うなら、読んでみたや乃木by司馬遼、と手に取るが。 特別けちょんけちょんにしているわけでもなく、 いやむしろ、このダメさかげん を憎めず、と思わせるし、、 陽明学とのからみでは、なるほどなるほどと膝を打たせるし、、、 さても坂の上の雲はもう間近。 new42冊(全47冊目) « 花散らしの雨 | トップ | 小さい魔女 »