それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「M-1グランプリの採点方法を考察する」なのだ。

2022-12-23 20:58:02 | Weblog
 M-1グランプリが今年も開催され、今年は“ウエストランド”が優勝した。その優勝含めたネットの反応は賛否色々見られ、その中には「審査員の採点への不満」ってのも、今年もあった。
 ま、他のお笑い系メジャー大会含め、審査に対するネットの不満は、毎回少なからず出ている。M-1も、今年はちょっと変更があったけど、世間の不満全解消までは至らなかった。・・・けど、まあしょうがないだろう。そもそも面白さの絶対的スケールなんて物は無い上に、採点が審査員毎の裁量に任せられているのだから。例年は、90点を基準に考える人ばかりだったが、今回は、「80点を基準に考えた」と言う人がいたり、上下7点しか採点幅の無い人もいたりで、1点の重みが異なっているのが、筆者的には気になったりした。
 そんな中で、筆者がM-1の向上のために思いついたアイデアは、『審査員は個別遮音ブース内でずっとすごす』という物だ。審査員のコメントを聞いていると、「あそこが良かった」「ここが悪かった」「緊張感で・・・」「時間の使い方が・・・」「個人的に好き(嫌い)」といった、ネタ自体・ネタ披露自体の善し悪しや個人の感性に基づくコメント以外に、「ネタ披露の順番が」「流れ(雰囲気)が」「ネタがよく分からなかった」「お客さんはウケていたので」といった外部要因が触れられる事は少なくなく、特に「ネタがよく分からなかった」としながら高得点をつける事が多々見られる。これは、問題だと思う。審査員が自分の好き嫌いで採点するのはしょうがないと思うけど、周りに流されるのは良くないと思うのだ。また、採点は他の審査員の出方を見ているように感じる時もある。それも問題だと思う。
 なので、そういった問題を解決するのが、今回の筆者のアイデアだ。これは、審査員毎に個別遮音ブースを用意し、大会中はずっとその中で採点してもらう。遮音ブースには、ステージのネタ披露の音と、MCのコメント振りの声だけが聞こえる。しかし、観客の姿や声は一切分からないし、他の審査員の発言や点数も知る事はできない。これで、審査員は自分の感覚のみで採点する事に、大体なる。・・・だろう。
 若干の懸念点は、得点発表後の寸評コメントで、他の審査員の発言が聞けないと同じ事を言ってしまう可能性があるけど、逆に言えば、そのネタのそこが一番重要なポイントとも言えるだろうから、“あり”と考える事もできるんじゃないだろうか?
 M-1グランプリは来年もあるだろうし、次回へむけての今回の反省会も近々やるだろうから、そこに間に合うように、早いとここのアイデアを根回ししようと思い、それは誰が良いのか調べるために、今日は寝てなんていられないのだ。
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