埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

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神根ここまるひろば  「赤ちゃんと遊ぼう!!」

2013年11月28日 | 川口市放課後子ども教室
11月8日 金曜日
赤ちゃんとのふれあい交流
事前学習会

今回のふれあい交流は
先日の研究会で講座をしていただいた
東京成徳短期大学の寺田清美先生からのお話しが基本にあります。

大きなねらいが二つあり、
①小学生と地域のおやこを結ぶ、ファシリテーターとしての役割を
コーディネーターが担うこと。
②お互いに気持ちを寄せて(親子と小学生)
心の交流を育むこと。
を大きなねらいとしています。

プログラムの事前準備として
11月8日金曜日に
赤ちゃんについての事前学習を行いました。



子ども達と赤ちゃんについてあれこれ、
イメージを膨らませてみる事からはじまりました。
「赤ちゃんって、どんなイメージ?」
と子どもたちに問いかけてみると…
「小さい」
「かわいい」
「バブバブしてる」
など、思い思いのことばが出て来ました。
この日は、地域の赤ちゃん代表で2組の親子さんに来ていただき、
生まれた時の事や子育てで大変な事などを
子ども達にお話ししてくれました。

子ども達は、興味津々に良くお話しを聞いています。
お母さんやお父さんの気持ちも お話しから伝わってきます。

赤ちゃんはどんな事をしたら 喜んでくれるのかなぁ…?
とスタッフが問いかけると 2年生女児が
「グーチョキパー」
の手遊びを みんなの前でやって見せてくれました。
「みんなも知ってる? やってみようか!」
他にも
「一本橋こちょこちょ」
など 良く知ってる手遊びに 小学生のみんなも笑顔に(^_^)v
「赤ちゃんもきっと 喜んでくれるね」♪
「抱っこもしてあげたいな」
「どうやって 抱っこするの?」
お人形の赤ちゃんを使って、抱っこの練習もしてみました。
「抱っこの時は まず座って、赤ちゃんが安心出来るように
左側が頭になるように抱っこしてあげると心臓の音が聞こえて落ち着くんだって」
「赤ちゃんを動かすのではなくて、
抱っこする人が迎えに行って そーっと抱っこすると びっくりしないよ」…
今まで知らなかった事がたくさんあったようです。
更に赤ちゃんと触れ合う時はまず自分が元気でなくてはならない事、
手や爪、髪の毛などの衛生にも気を配る事など
注意する事もたくさんあるというのも知りました。
元気いっぱいの神根ここまるの子どもたちは
4ヶ月の赤ちゃんに早く触りたくてうずうず!
我先にと たくさん触れ合う事ができました。

この日の最後に アンケートに感想を記入。
そして宿題として今度は自分が生まれた時の事を知るために
家でお母さんやお父さんに名前の由来や生まれた時の気持ちを
調べてくることにして事前準備は終了しました。


持って来てくれたアンケートを読んでみると
お母さんやお父さんの暖かい思いが伝わってきて
スタッフもジーンと 胸が熱くなります。

みんな 望まれて 愛されて生まれてきたのですね(*^o^*)


子ども達も
自分が愛されて育ててもらってきたことが感じられているのか
入室してきてくれた赤ちゃんや小さいお子さんを迎えると
自発的に赤ちゃんと関わろうとする姿がたくさん見られました。


11月22日(金曜日)
体験学習会
8組19名のおやこが参加して下さり、
いよいよスタートです。

お子さんのお名前や年齢がわかるように
名札をつけていただき、小学生たちも4つのチームに別れて
名前を付けました。

4ヶ月から2歳過ぎのお子さんが来て下さったので
それぞれの年齢で表情も違い、お昼寝中の子やドキドキして泣いてる子、
活発な2歳の男の子など様々なお子さんの姿を見る事が出来て
子ども達も自然にお子さんに合わせようとしているのが印象的でした。

お子さんを1人ずつ紹介してから事前学習での経験を活かして
仲良くなるために手遊びから始めます。

それからグループごとに
おんぶ ・オムツ替え・ベビーカーを押す・絵本の読み語りの体験をしました。
お人形を使っての体験でしたが お母さんたちが見守って下さる中、
子ども達は慣れない手つきで 楽しそうです。
ちょっと照れながらもスタッフの手を借りて
おんぶができたり みんないい顔でした。





中でも絵本の読み語りは 自分たちも楽しみながら
小さいお友だちに読んであげたい子どもたちの様子に
スタッフの心も和みました。

一番子どたちが生き生きしていたのは
赤ちゃんのおもちゃを使って一緒に遊ぶ時間です。

元気が有り余っている2年生の男児たちは
2歳の元気な男の子とブロックで意気投合でした。

1歳8ヶ月の女の子は
「こんなに大きいお兄ちゃん お姉ちゃんと遊んだことがないから
ちょっと戸惑ってます」
とお母さまのお話し通り泣いてしまう場面もありました。

2年生女児は
「泣くってことは訳があるんだから…優しくしないとね」
と目線を合わせて
「どうしたの?」
と優しく話しかけていました。
子どもたちの心に 優しさがあふれているのが伝わってきました。

楽しい時間は、あっ!という間に過ぎて
最後はスタッフから 感謝の気持ちを込めて エプロンシアター♪
みんなで 楽しいひとときを過ごしました。



子どもたちのアンケートを見ても、
「楽しかった」
「可愛かった」
と満足感が感じられて嬉しく思います。

参加して下さったおやこのお母様からは
「たくさん遊んでもらって楽しかったです」
「また こういう機会がありますか?」
など 嬉しいお言葉をいただきました。

今のところは 年に一度くらいの ふれあい交流ですが
今後は このような活動を増やして
より多くの交流が出来たら素敵だなぁと 感じました。

子ども達が今回感じてくれた 優しさや思いやりの気持ち、
また 自分も大切に育ててもらったという安心から生まれる
自分を好きになる 気持ちを いつまでも大切にして欲しいと願っています。

参加して下さった 地域のおやこの皆様、
ご協力本当にありがとうございました。

保育士 谷津洋子

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