埼玉県の子育て支援【コマーム】のブログ

こころ・ま~るく・むすぶコマーム
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鳩ヶ谷こども館 スポーツであそぼう ~ペタンク~

2013年11月27日 | 鳩ヶ谷子ども館
スポーツであそぼうは、10月・11月と『ペタンク』を行いました。

参加者は10月が小学生3名中学生2名の計5名。
11月が小学生6名中学生5名の計11名でした。

こども館で以前に行った「リングテニス」と同じ
ニュースポーツというカテゴリーです。
※ニュースポーツとは、その名の通り新しく考案されたスポーツで、
競技スポーツではなく、だれでも楽しめる生涯スポーツとしての位置づけのものです。

馴染みの薄いものですが、ぜひともみんなに知ってもらいたいと思い、
2ヶ月連続でプレーしました。

的となるビュットというものとボール(木製・金属製)、それと距離を測るメジャーがあれば行えます。
今回はカラーボールを用いて、ゲームに挑戦しました!

準備運動もそこそこに、ルール説明です。
カーリングとダーツとゴルフをお手軽にミックスしたようなものです。

・3人1チームで1人2球を持つ
・投げ方はアンダースロー
・じゃんけんをし、勝ったほうが先攻、ビュットを投げ、第1投を行う
・後攻のチームが1投目を行う
・その後は遠いチームが相手チームより近くなるまで、投げ続ける
・互いの一番近いボールの距離を比べ、的に近いボールの数だけ点数になる
・3セットの合計点で競う

言葉にすると複雑なので実際にやってみましょう!












(オレンジの玉が的で、1番近い紫ボールよりも赤ボール3つが近いため、赤チームの3点となります)

初回と2回目では、顔ぶれはもちろんですが、会話の内容も全く異なりました。

-初回(10月)-
「スポーツっていうよりは遊びだね。」
の言葉通り、手先のみを使った単に的に近づけるのみの、
まさに遊びに近しいものでした。

「やったぁ、すごい近くで止まった!」
「ナイスプレー!」

他のボールを気にせず、自分の投げるボールのみに集中する、
ある意味では個人の器用さが、もろに現れてしまう回でした。


・・
・・・
・・・・

-2回目(11月)-

「的を飛ばしちゃおう」
「逆に自分たちのボールを弾く?」
「いやいや相手のボールをとばそうよ」
同じ一投でも、狙う場所一つでゲームの展開は大きく変わります。
中学生はその辺りを把握しているためか、作戦会議は綿密です。
手先のみを使う遊びから、頭も使って戦術を練るスポーツになりました。

「相手のボールを狙って…やったぁ、当たった!」
「ナイスプレー!」

その姿勢に感化されてか、周りの小学生たちも狙いが、
的に近づけること+αに変化していきました。


様々なものを提供する一方、一つのことを集中的に行って、考える時間を持ち、
質を高めていく場面を持つことも大切だと感じました。


次回スポーツであそぼうは、
12月25日(水)「年末!年納めドッジボール大会」を開催したいと思います。
多くの方の参加をお待ちしております。

宍倉 鉄平(23)

鳩ヶ谷こども館 ものづくりクラブ ~トリックアート工作~

2013年11月27日 | 鳩ヶ谷子ども館
11月14日(木)県民の日に、ものづくりクラブ「トリックアート工作」を行いました。
小学生10名大人1名でした。

先月行った、マジックカードに続いて「なぜ?!」という
フシギに対する興味を喚起したいと思い今回の工作にしました。


黒板でさっそく2つの錯視を扱います。


1.どっちが長い?(ミュラー・リヤー錯視)
2.どの線とつながっている?(ポッゲンドルフ錯視)

1.の方は知っている子が多く騙されませんでしたが、
2.は高学年の子でも騙されていました。
ちなみに皆さんは何番の線とつながっていると思いますか?


続いてはコマを使った実験。



さまざまな模様をしたコマを回してみた時の柄はどうなるでしょう?
爪楊枝を刺すだけの簡単なコマを作り、
皆がそれぞれ手にしたコマで予想を立ててみましょう。





「丸がいくつもできる!」
「色が混ざる!」
何種類も回していくうちに、コマの回転による、模様の変化を把握してきたようです。

ですが、白黒の柄なのに回転することによって色がつく、
というものには目をまん丸くしていました。
(ベンハムのコマ)


次は有名なメビウスの輪です。
短冊状の紙を輪っかにして裂くように切ります。
何も手を加えず、輪っかにしたものにハサミを入れると…
当然2つの輪っかになります。



そこで、1回捻って輪っかにし、真ん中からハサミを入れると…

なんと一つの大きな輪になりました!
応用して、輪っかを2本使って四角形を作ることも行いました。

突然ですが問題です!
・先ほどは1回の捻りでしたが、これを2回捻って輪っかにして切りだすと、
どうなるでしょう?
「大きな2つの輪ができる?」
「やっぱり大きな輪が1つできる?」


正解は…最後で!


今日の工作のメイン、
エイムズの部屋というものを作ってみたいと思います。








大きさが同じであるはずの人形が、同じ部屋の中にいるのに
全く大きさが違って見えます。



型紙を丁寧に切り出して、厚口の紙に貼ります。
大きいパーツを一度に作成していくので、のりを付けるだけでも一苦労。
「端っこがついてない~」
と言ったそばから、
「真ん中が取れた~」
悪戦苦闘しながらも、少しずつ貼り合わせていきます。

無事に貼り終わったので、
のりが乾くまでの間、下り坂を上がっていくビー玉を見てみましょう。



『この位置からは』どう見ても、上がっているように見えます。
これが一番フシギだったようで、
「…。」
目をまん丸くしたままもう一度覗きこむ子や、
「どうなってるの?!」
と言って、答えを聞いてくる子、
お母さんも
「なんでですか?」
と首を傾げていました。
答えをしているスタッフとしてはニンマリの反応でした。


乾いたようなので、貼った紙を再び切り出していきます。
紙を切る角度が様々なために、ハサミを入れる方向も大切。
「持ち手に大きい方を持って、途中までハサミを入れるといいかもね。」
切り出したパーツを、セロテープを駆使して、折り線に沿って組み立てていきます。


そして…完成です!





自分たちで作ったエイムズの部屋を覗きこんで
「わぁ!こっちの方が大きい!」
と視覚のフシギに魅了されていました。


フシギなものは身の回りにもたくさんあります。
子ども達と楽しいことをたくさん共有して、
フシギなものを、子ども達と一緒にフシギと感じられる感覚を
養っていきたいと思います。


えっ?エイムズの部屋や坂を上がるビー玉がよく分かりません…?
どんなものか気になる方は、こども館に遊びに来て自身の目で確かめて下さい!




2回捻りの正解は…『絡みあった2つの輪になる』でした!


宍倉 鉄平(22)

鳩ヶ谷こども館 科学あそび ~光と水とそれから色と~

2013年11月27日 | 鳩ヶ谷子ども館
11月10日(日)13:30~科学あそび「光と水とそれから色と…」を行いました。
参加者は小学生20名大人1名でした。

今回は光という身近なものを科学的に見てみよう
ということで、このテーマにしました。

いろいろな装置が取り揃えられていますが、一体どんな実験が行われるのでしょう…?!



皆の目の前にはプリントが置かれています。

その中にはいくつかの質問があります。
どうやら、それに沿って進められるようです。

『光はどんなところにありますか?』
まずは形のないものを意識してもらうための質問。
学校や家など、やや抽象的なものが多く記入されています。

「真っ暗なところには光ってあるかな?」
「うーん、無いかな?」
「うんうん。暗いの反対は?」
「明るい!」

そうなのです。光は明るいところにあるのです。

それが分かると懐中電灯、車のライトやトンネル…
社会化見学で訪れた鋳物工場で見たという子もいました。
少しずつ、光が見えてきました。



『光はどのように進むのかな?』
今度は光の性質についての質問です。

1.明るい方に進む
2.まっすぐ
3.その時の気分で変わる

先ほど光は明るいところにある、という説明が出たので、
3択ですが少し迷っているようです。

実際に懐中電灯を使って見てみましょう。
左手に窓があるため、1が正解ならそちらの方に曲がり
2が正解なら、ただただまっすぐに
3が正解ならその時々で変わるはずです。

こちらの正解は…2でした!
光は【まっすぐ】進みます。

『光の色って何色だと思う?』
これも自由な考えでの予想。
白、オレンジ、青、紫、虹色…
中には「光によって違う」と、周囲をよく観察している子もいました。
この答えは後ほど。

『色の光の色を見るためには?』
さて、さっきの設問をさらに深めていきます。

1.鏡
2.透明な箱
3.水
4.紙

これはかなり分かれました。


いよいよここから本格的な実験に入ります。

光の色を見てみましょう!

光の色を見るための道具を選択肢の1から順番に使用していきます。






鏡、箱、水…
次々と試していきますが、いまいち表れません。
そしていよいよ最後の選択肢である紙を使います。
…ですが、やはり表れません。

そう言えば、予想を立てる際に質問がありました。
「2つ以上選んでも良いですか?」

なるほど。それでは、水を透明な箱に注いで、ライトの角度を調整すると…



先ほどまでとは全く違う、まるで虹のような何色かの光の帯が表れました!

水と透明な箱で簡単な【プリズム】という装置を作って、
まとまっている光を分解することに成功です。
そのまま見ると、白色に見える光ですが、分けると虹のような色になるのですね。

『消えた?見えた!』
水を張った水槽に、中に物が入ったペットボトルを沈めると
中の物はどのように見えるでしょう?

「大きくなる!」
「見えなくなる!!」
「大きくなったり小さくなったりする~!!!」

さてさて、中の物の運命や如何に?
徐々に沈められていくボトルを、ある角度からのぞき込むと



「…?!見えなくなった!」
まるで、周りに銀色の紙を貼ったかのように、
中の物がまったく見えなくなったではありませんか!
しばらく様子を見ていると、今度は、



「下からだんだん見えてきた~。」

同じ位置にあるのにどうしてこのようなことが起こるのでしょう?
それはボトルの中に、空気が入っているか、水が入っているかの違いなのです。

ペットボトルを境に【全反射】という現象が起こって光がはね返り、
中の物が見えたり見えなかったりするのです。

『光の噴水』

名前を聞くからに、きれいな物が見られそうです。
今度は大きめな装置が出てきました。
それを使って全反射というものをもう少し見てみましょう。



水がストローの中を登ってきて、水が流れてきました。

それでは電気を消して、部屋を暗くして。





水は透明ですが、この水には色が付いているように見えます。

その水を手で触れてみると、触れたところが明るくなりました。
光が水の流れの中を(全反射を起こしながら)進んでいるため、
水の流れと同じ道筋を光が通ってきて、このようなことが起こるのです。

「きれい…。」
幻想的な風景に、ついつい見とれてしまいました。


『光の足し算』
絵の具での色の足し算はほとんどの子が体験していると思います。
ではそれを光で行った場合は、なにか違うところがあるのでしょうか?



これまた、白衣を着た人が使いそうな装置が現れました。



装置のライトを1つずつ点けると、その度に
「あか!」
「みどり!」
「あお!」
机に映る色に反応していました。

「全部が合わさるところの色は何色になるかな~?」
いくつか答えが挙がります。
頭を捻る子どもたちの中に、余裕の面持ちの4年生がいます。
「僕分かるよ!だってさっき言ってたもん!!」
おお!話をよく聞いていますね!
実は先程の簡易プリズムを作った時に答えは出ていたのです。



暗い部屋の中に、再びライトが1つずつ点灯していきます。
赤と青が合わさって…紫。
ここに緑が合わさると…?



ぼんやりとはしていますが、他のところより明るく見えますね。
「あっ、白だ。」

正解は白でした!

赤・緑・青の三色のことを【光の三原色】と言います。
テレビ映るものも基本的にはこの三色殆どの色を作り出しているのです。
この三つが合わさると白色になるのです!

おまけ問題
『食紅で着色した、光の三原色の色水を全て混ぜると何色になるでしょう?』

正解は…



黒でした!


中学生レベルの理科のお話でしたが、一生懸命予測を立てて実験に目を向けていました。
用語は分からなくとも、なんとなくでも、
面白いな、不思議だな、と感じられるような活動をしていきたいと思います。

宍倉鉄平(21)

芝児童センター   はぐはぐランド・とことこランド

2013年11月27日 | 川口市指定管理 川口市立芝児童センター
芝児童センター
「はぐはぐランド・とことこランド」
<ママの健康チェック>
11月13日(水)
はぐはぐ10:00~10:50
とことこ11:00~11:50
参加者
はぐはぐ28組56名
とことこ18組37名

今月はお母さんの骨密度測定でした。
お名前を呼んで、測定をしていきます。



測定の仕方は
①消毒液で足をきれいに拭きます。
②最新の機械に足を乗せて待ちます。
③足をのせた上から、消毒液を少しかけます。
④1~2分待ちます。

すると結果が出てきます。
その後、保健師さんからの説明と今後のアドバイスがありました。

スタッフが
「どうでしたか?」
と、はぐちゃんのお母さんに結果について聞いてみると
「結構、食べ物に気を使っていたからか、数値が良かったです」
と、嬉しい感想が聞けました。

とこちゃんのお母さんでは、
「去年、測定を行って数値が高かったんですよ。今年はどうだろうな?」
と測る前は不安を感じていたお母さんがいました。
しかし、測定後には
「今年も数値が高かったです!!」
と良い報告をしにきてくれました。

測定を待っている間は、ボールプール、平均台、マットなどの遊具を出して、
お子さんと運動遊びをしました。

マットにゴロンと寝かせて気持ちよさそうな顔をしている3人…



ボールプールに入って、落ちてくるボールを仲良く見上げているお子さん


楽しく遊びながら色々なお母さん同士の交流がみられました。
初めてはぐとこに参加をされたお母さんから
「こんなに同じ位の年齢のお子さんがいるイベントに初めて参加しました!!
色々な方とお話ができてよかったです。また来月も参加したいので、
よろしくお願いします!」
と言われ、初参加の方が満足をされていた様子で嬉しく思いました。

来月は、12月11日(水)
「クリスマス会」です。
たくさんのご参加お待ちしています。

浅川 由佳(13)