食欲の秋、読書の秋、運動の秋、、、と、秋はなにかと活動が活発になる時期。これはどうしても暑さのために疲れ気味になる夏に比べて、気温も下がり過ごしやすく快適な気候になるからなのだろう。しかも、アメリカでは新学期が始まる季節でもある。
夏休みを各地で過ごした人たちが自宅に戻ってくる季節でもあり、新しいテレビ番組や(Desperate Housewivesの第2シーズンも始まった)、新作映画も封切られる季節。GLBT(ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー)のための映画祭なんかも全米各地で開かれるのがこの季節。
そう、今となっては過去の思い出、Chrisに出会ったのも、3年前の映画祭の会場ででした。
ネットで検索してみると、出るわ出るわ、まさに雨後の竹の子のようにこの季節はGLBTの映画祭が、米国に限らず、世界で開かれているようです:
フロリダ州Tampa
ペンシルバニア州ピッツバーグ
ワシントンDC
カリフォルニア州サクラメント
テキサス州オースティン
ワシントン州シアトル
オレゴン州ポートランド
スペイン、バルセロナ
オーストラリア、シドニー
ドイツ、ハンブルグ
カナダ、St. John
こうしたGLBTの映画祭を一挙にまとめた便利なサイトも見つけた。10月が比較的、多いけど、意外や意外、この手の映画祭って年がら年中開催されてるんですね。
http://www.damron.com/calendar/filmfest.html
普通の映画祭のカレンダーも発見。こういう映画祭をお目当てに旅行してみるのも一興かも。
http://www.imdb.com/festivals/
僕も地元で開かれる映画祭の中で目ぼしい作品を厳選し、昨日オンラインでチケットを購入しました。選んだのは5作品。
一方、一般大衆向け映画も負けてません。この時期、力作が続々と発表されています。先週、映画館に見に行ったのは、The Constant Gardener。
主人公Justinを演じるのは、イングリッシュ・ペイシェントで一躍有名になった英国人俳優、レイ・ファイン。(彼の弟も役者で、Shakespear in Loveでシェークスピアの役をしている。最近の映画、『ベニスの商人』にも出演。よっぽどシェークスピアが好きと見える。)
さて、The Constant Gardenerのストーリーは、英国大使館に勤務するJustinが、世界的陰謀に巻き込まれていくサスペンス。監督が、以前、ここ(6月23日のブログ)でも紹介したブラジルのスラム街を描いた映画、City of Godの監督のため、この作品もアフリカを「食い物」にする欧米の企業と政治官僚たちの陰謀を暴く、という社会派の作品。
最初は、彼の妻が製薬会社の陰謀を暴こうとして足を突っ込んだのだけど、事故を装って暗殺されたのをきっかけに、Justinも真相を知るために国家レベルの組織犯罪の核心に迫っていく・・・というもの。だけど、真相を知っても、結局、愛する妻は帰ってこないという絶望と孤独が待ち受けてるのだけど。
アフリカの貧困やアフリカで発生した新種の病気をモチーフにした作品としては、パリからの帰りに機内で見た映画『Sahara』に通じるものがある。スペイン人の女優、Penolpe Cruzが、WHOの医学博士を演じてる。だけど扱うテーマが深刻な割に、この映画はいかにもハリウッド映画のアクション物に仕上がってるけど。比較してみると面白いかも。
そしてもう一つ、ビデオレンタルで見た最近の秀作がImaginary Heroes。アメリカの郊外に住む典型的なミドルクラスの家庭を描いた作品。もちろん、その家族は互いに理解しあえず、家族として機能していないという設定。
これで思い出すのが、『American Beauty』と『Ice Storm』。
この3作品すべて、夫婦の浮気、そうした親のギクシャクを感じ取って孤立化する子供たち、そして自殺・殺人、、、という、3つのテーマを踏襲している。これは、American Beautyがある意味、打ち立てた法則かも。
ただ、Imaginary Heroesは、ストーリーが進むにつれていくつかの秘密が暴露されていく仕掛けになっていた。ゲイだったら唸ること間違いなし(あ、ばらしちゃった?!)。驚いたことに、この映画の脚本家、兼、監督は、若干25歳。見た目も若くて、彼も間違いなくゲイ。
夏休みを各地で過ごした人たちが自宅に戻ってくる季節でもあり、新しいテレビ番組や(Desperate Housewivesの第2シーズンも始まった)、新作映画も封切られる季節。GLBT(ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー)のための映画祭なんかも全米各地で開かれるのがこの季節。
そう、今となっては過去の思い出、Chrisに出会ったのも、3年前の映画祭の会場ででした。
ネットで検索してみると、出るわ出るわ、まさに雨後の竹の子のようにこの季節はGLBTの映画祭が、米国に限らず、世界で開かれているようです:
フロリダ州Tampa
ペンシルバニア州ピッツバーグ
ワシントンDC
カリフォルニア州サクラメント
テキサス州オースティン
ワシントン州シアトル
オレゴン州ポートランド
スペイン、バルセロナ
オーストラリア、シドニー
ドイツ、ハンブルグ
カナダ、St. John
こうしたGLBTの映画祭を一挙にまとめた便利なサイトも見つけた。10月が比較的、多いけど、意外や意外、この手の映画祭って年がら年中開催されてるんですね。
http://www.damron.com/calendar/filmfest.html
普通の映画祭のカレンダーも発見。こういう映画祭をお目当てに旅行してみるのも一興かも。
http://www.imdb.com/festivals/
僕も地元で開かれる映画祭の中で目ぼしい作品を厳選し、昨日オンラインでチケットを購入しました。選んだのは5作品。
一方、一般大衆向け映画も負けてません。この時期、力作が続々と発表されています。先週、映画館に見に行ったのは、The Constant Gardener。
主人公Justinを演じるのは、イングリッシュ・ペイシェントで一躍有名になった英国人俳優、レイ・ファイン。(彼の弟も役者で、Shakespear in Loveでシェークスピアの役をしている。最近の映画、『ベニスの商人』にも出演。よっぽどシェークスピアが好きと見える。)
さて、The Constant Gardenerのストーリーは、英国大使館に勤務するJustinが、世界的陰謀に巻き込まれていくサスペンス。監督が、以前、ここ(6月23日のブログ)でも紹介したブラジルのスラム街を描いた映画、City of Godの監督のため、この作品もアフリカを「食い物」にする欧米の企業と政治官僚たちの陰謀を暴く、という社会派の作品。
最初は、彼の妻が製薬会社の陰謀を暴こうとして足を突っ込んだのだけど、事故を装って暗殺されたのをきっかけに、Justinも真相を知るために国家レベルの組織犯罪の核心に迫っていく・・・というもの。だけど、真相を知っても、結局、愛する妻は帰ってこないという絶望と孤独が待ち受けてるのだけど。
アフリカの貧困やアフリカで発生した新種の病気をモチーフにした作品としては、パリからの帰りに機内で見た映画『Sahara』に通じるものがある。スペイン人の女優、Penolpe Cruzが、WHOの医学博士を演じてる。だけど扱うテーマが深刻な割に、この映画はいかにもハリウッド映画のアクション物に仕上がってるけど。比較してみると面白いかも。
そしてもう一つ、ビデオレンタルで見た最近の秀作がImaginary Heroes。アメリカの郊外に住む典型的なミドルクラスの家庭を描いた作品。もちろん、その家族は互いに理解しあえず、家族として機能していないという設定。
これで思い出すのが、『American Beauty』と『Ice Storm』。
この3作品すべて、夫婦の浮気、そうした親のギクシャクを感じ取って孤立化する子供たち、そして自殺・殺人、、、という、3つのテーマを踏襲している。これは、American Beautyがある意味、打ち立てた法則かも。
ただ、Imaginary Heroesは、ストーリーが進むにつれていくつかの秘密が暴露されていく仕掛けになっていた。ゲイだったら唸ること間違いなし(あ、ばらしちゃった?!)。驚いたことに、この映画の脚本家、兼、監督は、若干25歳。見た目も若くて、彼も間違いなくゲイ。
以前,TYさんがコメントされてた様にTVニュースキャスターって男前率が劇高いですよねー,僕は基本的にニュースは見ませんがAnderson Cooperが画面に映っているといつもトラップされてしまいます.CNNの思惑通りでしょうか?
そんなニュースをあまり見ないおバカ僕がたまに見るのが"DAILY SHOW WITH JON STEWART"
http://www.comedycentral.com/shows/the_daily_show/index.jhtml
この番組でやってるのが痛烈なブッシュ批判なんですけど,やじり方かホント最高です.
ブッシュ支持者のROOM MATEとこの番組を見る事が多いんですが,彼も大爆笑してます.きっとブッシュが好きでも嫌いでも楽しめると思いますよ.
こう書きながら彼の本名が気になったので調べてみたら、Jon Liebowitzだって。やっぱり典型的なユダヤ人の名前でした。
http://abcnews.go.com/WNT/PersonOfWeek/story?id=131843&page=1
刑務所から出てきたMartha Stewartも、ポーランド系移民の子供なので、本名はStewartじゃなくてKostyraだって。
白人の中でも、イギリス風ではない名前(~バーグとか、~ビッツ、~スカヤとか)はエスニックの響きが強いので変えたがる傾向にあるよね。僕の知り合いにも、ユダヤ人でラストネームを英国風に変えてる人がいます。
Anderson Cooperは、最近さらに一層、人気が高まってるみたい。9月12日付けのNY Timesには彼について特集した記事が掲載されていた。かなり感情の激しい人みたい。カトリーナの被害を報告するのに、単身乗り込んで、ルイジアナ州知事にインタビューしたとき、ライブ放送にもかかわらず政府の対応批判をやったらしい。それが逆に彼の人気を高めてるらしいけど。
でも彼がゲイで軍人の彼がいるっていうのはあんまり語られていないけどね。(もと語って欲しい。)それと、彼のお兄さんは、プリンストン大学の在籍中、自殺してるんだって。彼が雑誌『Details』に寄稿した記事で赤裸々に語っていました。