アメリカGAYライフ American Gay Life by an expat Japanese

新ブログに引越!My new blog http://gayjapaneseexpat.blogspot.com/

鑑賞

2006-07-09 12:28:55 | 映画・TV・エンタメ
先週末、ジェームスと美術館に行ったときのこと。独立記念日を直前に控えた週末で、しかも猛暑だったため、ひんやり涼しい美術館は観光客でごったがえしていた。「せっかくの休みなのになんでこんなに人ごみに巻かれなあかんの?!」と心の中で唱えながら、でも久々の美術鑑賞を楽しんでいた。

週末、美術館に来るような人たちって年寄りや家族ばかりかと思ったら(もちろん自分は棚に上げて)、意外にも若い人がたくさんきていた。アバークロンビー&フィッチのカーゴ・ショーツに、よこしまのポロシャツ、それにフリップフロップ(いわゆるサンダル)っていう典型的なフラット・ボーイ・タイプなんかもいて、僕の目は壁に掛けられた絵画から、いつのまにか男鑑賞に。でもあまりじろじろみていると怪しまれるから、絵や石膏像を見てる振りをしながら慎重にウォッチ。

あまりにイイ男が多くて「ええ男や~」を心の中で連発。これくらい熱心に絵を堪能できる審美眼があればと思うのだけど・・・。一人で絵を眺めているジョックを発見したときは、心の中で「ビンゴ!」。彼の3歩斜め後ろから同じ絵を時間いっぱいかけて「鑑賞」していたら、彼の腰に手を回してくる女が!くっそー彼女持ちかぁ。はぁ~。と勝手に敗北感に打ちのめされる僕。

美術館にゲイは来ないの?週末に一人で絵画鑑賞にきているハンサムなゲイ、、、北極でペンギンを探すのに近い試みであることに気づいて空しい・・・。天気のいい週末にジョック系のゲイはサイクリングやジョギング、ビーチ、テニスなどなど、とにかく身体を動かすことをしてるんだろうなぁ・・・。この日、美術館で見かけたイイ男は、多くが彼女と一緒に来ていました。

だけど、彼女連れじゃないイイ男を発見!それがこの写真の人。



僕が美術館の人ごみ中でぶつかりそうになったときは、どさくさに紛れて胸にタッチしようかと思ってしまったけど思いとどまりました。身長185センチくらいでどこかミリタリー系の雰囲気。(この手の僕の勘は当たることが多い。)この人とは何度か美術館の中で見かけたのだけど、僕がジェームスと美術館の2階にあるカフェ(テラス風な屋外にある)で一息ついていたら、見下ろした先に彼をまたもや発見。たまたまデジタルカメラで僕の疲れた顔を撮っていたジェームスからカメラを奪い取り、視界から切れかけの瞬間をズームで激写したのがこれというわけ。もう一人の若めの方はどうも彼の弟のみたい。

このエネルギーを何か有益なことに注ぐことができたら僕も大成すると思うんだけど・・・。