1.911後にテロ対策強化で日本国内でも高いセキュリティーレベルになった。そんな中でアルカイダのスリーパー達が国内にもいるといわれていた。居た。某米軍基地の目と鼻の先に住んでいたそう。要するに米軍狙いで日本に潜んでいたテログループは矛先を日本に向ける準備は整っていたとも考えられる
2.そのように、セキュリティーレベルが高かろうと低かろうと、テロはいとも簡単に起こされる。そんな現実を知っていたと思われるが、それではなぜ日本国内の米軍基地にも狙いが向けられるのか。スリーパー達は親玉のゴーサインを待つのみ。
3.その指令が日本に対するものとなり、ISのメンバー(外見ではわからない。人種も多種だから)が国内にいるとしたら、次は今回のように遠い場所でのテロとはいかないだろう。それだけ日本という国は外交に関してもギリギリの線を行っており、前にも書いたが世界では日本は米国寄と認識されている
4.しかし、今回の件も含めて日本がメディアで発しているイスラム教への大まかなイメージは良くない。モスクで祈ってくれているイスラム教徒の映像やインタビューはあり、それはそれで「敵ではないんだ」という意図が見えるが、実際イスラム教とはどういうものかという情報が少なすぎるのが心配だ
5.どの宗教にもあるが、過激派だの新興宗派だのエクストリーム的思想とは、いったいどこから出て来るのか、その背景について考えなければならない。アルカイダはもともと米国が生んだもの。今回のISにしても、わざわざ西洋文化圏で生活していた人が何故あのようになったのか。
6.イスラエルとの関係は、世界中の国が微妙な関係をもってきている。エルサレムの長年変わらぬ宗教境界線から考えても一触即発の状態にあると言っていいだろう。そして問題は、以前からISによる日本人拉致に関する情報があるにもかかわらず、今回平然とイスラエルと協定をむすんだ。
7.テロとの戦い?それでは、パレスチナ暫定自治区のガザ地区に対して空爆を続けてきたイスラエル軍は何をもって正当化されるのだろうか?先制攻撃的が原因という言い訳(軍事力が違いすぎるが)のもとに、どれだけの人々を虐殺してきたのだろう?テロ行為とは一体何なのか。どっちがテロ国家なのか
8.アルカイダもISもスンニ派。といえばかつてフセインが統治(やり方がアグレッシブだったが)していた。大量破壊兵器保有の理由でフセインを殺害し、その後事実上イラク国内では統治不可となった。さて、これまでのテロ一連の責任とは一体誰に何処に発生するのだろうか。単純なものとは思えない。