彼らの行く場所はそこじゃない！

メキシコ湾の原油流出が止まらない。
悲惨な姿の鳥達、海岸、そして「いつもの」イルカとクジラも30頭以上死んでいるとの報道。
さて…そんな現実をよそに、今度はインド洋海域でグリーンピースがマグロ漁の妨害をしたとか。

環境保護団体なら、まず今すぐに流出地域に行って、原油の清掃、鳥達の洗浄、豚草でも使って、本当の「保護活動」をするべきでしょうに。

こんな中で、The　Coveの上映自粛が相次いだ。まぁ、観たい人は取り寄せてでも観ればいい。わざわざ映画館でやるまでもないし、第一環境保護という名のもとに制作して問題意識を高めたいなら、視聴者から金取るな。寄付金が莫大に入っているんだから。
小さな団体で、自主制作のドキュメンタリーなら、もちろんお金を払う「理由」もみつかるだろうけどね～。

しかしなんだね～、The　Coveが自粛になったという事実について、反捕鯨者のイヤミを間に受けてさ、「自国、日本が恥ずかしい」とか言って「生物差別主義者」に迎合したバカ日本人がいるのも、全くを持って恥ずかしい事実だよ。

まぁ実際グリーンピースとシーシェパは別物になってるのが現状だけど、暴力でお金儲けしてるんだから暴力団と変わらないわけよ。

しかし、「家畜は殺されてもいい」なんて命の基準の上下の信条の上に、話し合いすら成り立たない現実を目の当たりにする、または経験すると、本当に複雑な心境になる。怒りすら通り越してあきらめムードになる。だからもう彼ら彼女らに、反論はしない。聞く耳を持てぬなら、馬の耳に念仏、、、いやいや、馬だってちゃんと人間の言うことを聞いて「気持ち」を理解してますよ。
牛だって死に目には涙をながしますよ。
鳥達が、いつも周りを警戒しながら餌をとるのも、必死に食べて生きてゆこうとする証なんですよ。インコだって自分の仲間がカゴの中で死んでたら、寄り添って悲しんでましたよ。

さぁ、シーシェパードの皆さん、自分らの、おおもとのアメリカに文句が言えますかね。
ボランティアでクジラとイルカを助けにいきますかね。
随分時間がたってるけど、やっぱり日本叩きだったという証明になっちゃいましたかね。（笑）

ま、とりあえず宇宙の長い時間の中で、ほんの一瞬しか生きていない人間は「争い」をやめましょうよ…。ってボヤいても無駄かな。
無駄の定義がわからないけどね。