猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

萩の江戸絞りが花開いた日は、ルバーブ、泥らっきょう、山椒の実、庭フキなんかと遊んで、夜はナスとチクワのかば焼きで…

2023-05-26 06:55:58 | なっからさくい生活

昨日の朝、玄関先の鉢植えで暮らしてもらっている萩の花が開きました。江戸絞りという名の園芸種の萩です。毎年、6月の初めに咲くのですけれど、一週間ほど早くに咲きました。


COCOが見ている居間の前の狭い庭の萩にはまだつぼみもついていませんでした。こちらには、マルバハギとシラハギがいます。

 

 
昨日は少々溜まっちまった台所仕事を処理することにしました。最初はルバーブです。朝食前にカットして砂糖をまぶしておいて、食後に煮てジャムにしました。まだ表皮の赤い色素がほんの僅かしかない若いルバーブでしたので、仕上がりは茶色になっちまいました。ルバーブは姉からのいただき物です…

 
ジャムを煮終えたら、COCOが<ブラッシングしてくれよ!>って、それなので食後休憩返上でブラッシングしてあげました。抜け毛がまだいっぱい取れます。終わるとCOCOは二階にあがって行きました。きれいになって昼寝なんです。

 

 
次は泥らっきょうの処理です。まずは水洗いして薄い皮を取り除きます。子どもの頃近所のおばちゃんの手伝いでらっきょうの皮むきしてたら、「おさるさんにらっきょうをやるとさ、みんなむいちまってなにも残んないんだとさ…」とおばちゃんが言っていたのを思い出しました。本当かな…

  それから、根と芽を切り落として、きれいに洗って、水気をしっかり切っておきます。きれいにしたらっきょうの重量の10%の食塩を煮溶かした食塩水に漬けこんでおくと、10日ほどで塩らっきょうが出来上がります。まだ毎夜のごとく飲んでいた頃、飲み処「ひろ子」で絶賛を博した塩らっきょうです。久々に、「ひろ子」の呑兵衛さんたちへ差し入れしようと漬けたんです。


らっきょうの水切りといったん沸騰させた食塩水を冷やしている間に、実山椒の冷凍に取り組みました。まずは洗浄です。

 
山椒の実は房からもいで、柄は取り除きます。それを沸騰している熱湯でさっと茹でて、冷水で急いで冷して水切り、保存袋に詰めて冷凍します。いろんなことに使うのですが、この量で向こう一年は間に合うはずです。

 さらに時間があったんで、ユキ子さんの昼食にトウモロコシを茹でました。今シーズン初めてです。あと、いただき物の庭フキもあったのですが、それは夕方の仕事に回しました。

 

 
作業を終えたら昼を過ぎていました。散歩を兼ねて街へお昼を食べに出ました。薄日が差しているってば差していたのですが、空一面雲に覆われていました。なんとなく暗い感じの街でした。

 
広瀬川もすっかり緑濃くなりました。川岸の石垣にもヤブマオウやなんかが茂って石積みをすっかり隠してしまっています。青井食堂で冷やし中華を作ってもらってお昼にしました。

 
帰りは街を少しぶらぶら、道端にキバナイカリソウを見っけました。これって、一応、山野草に区分されてる草ですよね。(ごめんなさい、キバナイカリソウではありませんでした、セイヨウオダマキの黄色種です。お詫びして訂正します)。白井屋ホテルのところには、昨日もスマホで写真を撮っている若者の姿がありました。ホテルの斜面もすっかり緑濃くなって…

 

 
空き地ではチガヤの穂が風に揺れていました。赤城山は曇り空の下にうすぼんやりとした姿を見せていました。上毛電鉄の電車が、そんな赤城山に向かって走って行きました。家に戻って、細い庭フキを茹でて筋を引いたり、今日の夕食のおかずにする予定の豚の肩ロース肉を煮込んだりしてました。なんか、台所仕事に明け暮れた一日になっちまいました。

 


夕食にかば焼きが食べたいなって思ったのですが、うなぎの在庫はもちろんありません。ナスとチクワがあったんで、それでかば焼きを作りました。左がナス、右がチクワです。見た目と違って食べるとちゃんとナスとチクワの味がします。

 
それと椎茸の肉(鶏肉)詰め、新じゃがの煮転がしです。新じゃがは粉吹き芋状態に煮ました。おいしいです。

 汁はとろろ昆布と小松菜です。ユキ子さんの両親へも同じものをお届け用の器に詰めて届けました。説明抜きで置いてきちゃったんできっと笑いながら食べてたと思います。

今日の午後、JAはぐくみ榛名支店の梅の選果場にある梅の直売場へ行ってみようかなと思っています。とりあえず、良い「織姫」に出会えたら買ってこようかなって。去年は5月30日に20㎏の「織姫」を分けてもらって来たんです、こちらをご覧ください。今年は何キロ漬けようかな…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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青空、ドドメを摘みに出かけました。目指した木には熟した実がいっぱい、おいしいですねドドメジャム!

2023-05-25 07:03:50 | なっからさくい生活

昨日はものすごく良く晴れた日になりました。それなりに強い北寄りの風が吹いていて、とても爽やかでした。朝の一仕事を済ませると、買い物用の自転車でドドメを摘みに行きました。長袖の作業着を着て、ほっかむ利用のタオルと作業用手袋を持って出かけたんです。行った先は、赤城白川と桃ノ木川の合流点です。桃ノ木川の堤防にあがると、まっこと見事な赤城山の姿です。


合流点からは榛名山の姿が眺められます。合流点のアシの茂みからは鳥の賑やかなさえずりが聞こえてきています。川面近くをツバメが飛び交っていました。


目指したのは、合流点の赤城白川側の堤防に生えているこの桑の木です。16日にドドメを探しに来たときに目を付けておいた実生の桑の雌木です。樹高は4mほどになっています。たくさんのドドメがなっているのが私には見えますが、よく分からないでしょう。

 
意外とドドメ(桑の実)は見えにくいのです。枝を見てもこんな感じです。実が小さいのと、未熟なのは白色や赤色、熟すと黒紫色、赤色の実以外はあまり目立たないです。そして、一斉に熟さないですから、熟度の異なる実が一緒しています。


近づいて見るとこんな具合なんです。中央の黒紫色のドドメ1個だけが熟していて、他のはまだ未熟です。ですから、摘むのは黒紫色1個だけ、あとはそのままにして熟すのを待ちます。土曜日あたりにまた来ると、赤い実が熟して黒紫色のドドメになっているはずです。


それから、摘むのも指で掴んで引っ張ってはいけないのです。潰したり、ちぎれたり、他の実も一緒にもいじゃったりします。黒い実を下から指で押し上げてやると、熟していればポロっと取れます。力任せに扱わないで優しく扱うように、ガキ大将のアンちゃんに指導されたのは5歳の頃のことでした。


20分ほどでこれだけ摘むことができました。のんびりと、足元に気を付けながらです。こういうところの桑の葉には毛虫がいることがあります。長袖の作業着、手袋、タオルのほっかむりは、必ずした方がいいですよ。それから、あんまし欲をかかないことも大切です。


桑の木下の河原は一面のアシです。鳴いている鳥はオオヨシキリです。17日の記事で「ヨシキリかな…」って書いたら、野鳥に詳しいKさんから「オオヨシキリでは」って教えが入りました。今回はこちらで予習して出かけましたところ、確かにオオヨシキリでした。でも、姿は見られませんでした。

 


わが家の近くの旧前橋二中跡地まで戻ってくると、前橋の街の上にまっこと見事な青空が拡がっていました。夏の空です。

 

 
COCOが外を見ている猫窓の外は眩しい夏です。朝食後に下茹でしておいたキントキ豆に砂糖を加えて煮あげました。


それから摘んできたドドメを流水でていねいに洗って水を切ります。

 
少しだけよけて、あらかたは緑色の柄を毛抜きで抜いて、鍋に入れて砂糖をまぶします。少しよけたのは、昼食を食べに行くヤギカフェへの土産です。

 

 
それから、欅ウォークのペットショップへ行って、COCOの食餌を買いました。アダルト用(シニア 7歳以上)のダイエットフードです。欅ウォークからも赤城山がきれいに見えていました。

 
それから呑竜のヤギカフェへ回って、ランチはグリーンカレーです。土産に持っていたドドメをサラダの上に飾ってくれました。嬉しいですね。筝曲家の鈴木創さんと久しぶりにお会いして、とりとめの無い話を楽しくしました。美容室「mamepochido」のマスターとは、小梅の漬け方についておしゃべりしました。帰って電話したら、JAはぐくみ榛名支店(高崎市上里見町360-1 TEL:027-374-0039)では今日から「織姫」の直販が始まったそうです。

 

 
家に戻って砂糖をまぶしておいたドドメを煮ました。今回は裏ごししたり実をつぶしたりせずに形のままに煮ることにしました。シニア-猫のCOCOはまだ眠そうな顔して椅子の上で静かにしていました。、


煮あげたドドメを早速試食、プレーンヨーグルトにトッピングしていただきました。おいしいです、ドドメです。西洋桑の実をマルベリーというのですが、やっぱり野っぱらで摘んできたのはマルベリーじゃないやいね、ドドメだいね!

 

 夕方、ユキ子さんの両親のところへも小瓶に詰めたドドメジャムと保存容器に収めた金時豆煮を夕食のおかずと一緒に届けました。両親はヨーグルトを手作りしていますので、ドドメジャムを喜んでくれました。

 
夕食は、豚ヒレ肉のソテーのキノコソースかけです。このキノコソースは醤油味にしました。それと、マカロニサラダとトマトです。

 汁は無しにして、今シーズン初めての冷ややっこにしました。削り節と減塩醤油でいただきました。夏です。

美味しいドドメが摘めて嬉しい一日でした。もう一回、どこかへ摘みに行って見ようと思います。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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肌寒い雨の日は歩いて散歩、マユミやビワの実、泰山木やネズミモチの花、猫やセキレイにも出会って、一杯飲んじゃって…

2023-05-23 21:13:55 | なっからさくい生活

広瀬川の十六本堰です。雨がいったん止んだ昼過ぎ、傘を持って歩いて散歩に出たんです。でも、また降り出しそう、でも少し歩こうって気になってたんです。


十六本堰の近くで出会ったのはまだ薄緑色のマユミの実です。出来初めは丸っこいのですけど、すぐに真四角になっちまうんです。四角四面のおかしな実です。

 
三河町では、色づき始めたビワを見っけました。小さな実がいっぱい、食べる果肉が少ししかない庭ビワです。子どもの頃、一房丸ごともぎ取って、「ぼうや、もってきない」って渡してくれたおじさん、嬉しかったいね。泰山木のでかい真っ白な花も咲き始めていました。

 
空き地できれいに咲いているヒメジョオンを見っけて写真を撮っていたら、すぐ脇に顔見知り猫がいました。「何してんの?」、<べっつに~>だって。雨が止んだんで出てきたとこみたいでした。

 

 
三河町界隈をうろうろしてたら細い雨が降り出しました。で、街へ向かいました。前橋ガレリアはギャラリーはオープンしていますけれど、まだ追加工事中です。この間大量の木や草が運び込まれ、2階から上の住戸の庭や屋上にも植栽されていました。ようやく全部出来上がりそうです。街中は、傘を開いている人とでない人と半々ほどでした。

 

 
青井食堂に寄って、メンチとコロッケで酒を少しいただきました。良い気持ちになって外へ出ると、雨は降り続いていました。細かな雨の中で街の裏側を眺めていたら、足元をハクセキレイが駆け抜けて行きました。止みそうもない雨でした。

 
旧萱町の出世稲荷です。前橋の稲荷社のほとんどが徳川家康側近の三河武士が前橋城主となってから、城下の鎮守として祀られたものです。この出世稲荷も前橋城鎮護のために勧進されたと伝えられています。「出世稲荷」としては豊臣秀吉が京都の聚楽第に勧進された稲荷社(現在は大原に引っ越しています)が有名ですが、これは後陽成天皇が秀吉の出世にちなんで号を授けたと伝えられています。前橋のは由来があんまし定かでないみたいです。ちなみに、この社に祈願して出世した人を私は知りません。近くで、ラズベリーの花を見っけました。

 


昨日の朝食後、COCOは台所の出入り口の洗いバンボシンクの中に納まっていました。この場所も結構お気に入りみたいなんです。

 
私はカオルさんにもらった花嫁小豆を煮始めていました。COCOは蛇口に口を付けて水をしゃぶっていました。外は雨降り、少し寒さを感じる朝でした。

 ゆであげた花嫁小豆は三つに作り分けしました。一つはすき昆布と一緒にして醤油と味醂で味付けして煮ました。二つ目は、ゆで汁に塩を加えて煮て塩小豆にしました。そのまま食べてもおいしいですし、サラダのトッピングなんかにも使います。もう一つは砂糖を加えて甘いゆで小豆にしました。ユキ子さんの両親へも届けます。

 出かけていたユキ子さんが帰ってきて、昼食代わりに甘いゆで小豆を食べたいというので、餅の代わりに、ジャガイモと片栗粉で芋餅を作ってあげました。北海道で米が作れなかった時代に生まれた郷土食です。

 COCOは椅子の上で丸くなって昼寝していました。昼になっても肌寒かったんです。それから、私一人で傘を持って歩出で散歩に出かけました。

 


わが家の木の塀の隙間から枝を外へ出してアジサイが花開いています。雨にアジサイは良く似合います。塀の中にもアジサイは咲いています。

 

 
まだ花を開いていないのもいて、とりあえずこれだけです。鉢物でいただいたのを庭に降ろして暮らしてもらっているのがほとんどです。日陰でもちゃんと暮らしてくれる我慢強いアジサイです。

 

 
昨日の散歩でたくさん出会ったのはネズミモチの花でした。前橋で暮らしている人たちは心優しい人が多かったのかなって、鳥たちが好んで食べる実がいっぱいなるネズミモチです。でも、昔に比べると減ってきた庭木の気がします。ふらふらしてたら、雨が少し強くなってきて家路を急いだんです。

 家に戻るとCOCOはまだ椅子の上でねてました。隣の椅子でちょいと昼寝をしようとしたら目を覚ましたので、「オレも昼寝すらい…」って挨拶したら、<あ~ね>だって。1時間ほど昼寝をしました。

 

 
昨日はユキ子さんの両親へのお届けが不要になったんで、簡単な夕食にすることにしました。中華サラダ、春雨、茹でキャベツ、キュウリ、シメジ、トマト、炒り卵、そして朝作った塩小豆をトッピングしました。それと、ゼンフーズのパンダキッチンの水餃子を茹でました。

 おまけは。ちくわとルッコラの豆鼓炒めです。中華料理屋さんで見たことのない、私も初めて作った一品です。ちくわとルッコラ、豆鼓の味に馴染みます、おいしかったです。最高気温が15.9℃、前日に比べると13度も低い肌寒い一日でした。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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遠回りしてNiiSへ行くのも楽しみなんです、午後はみごとに植物化した家を眺めてたら、雨になりました…

2023-05-23 07:24:24 | なっからさくい生活

大渡橋から利根川の下流方向の風景です。昨日、大友町2丁目にあるNiiSのジムへ行くのに大渡橋を渡って行きました。群馬大橋を渡るのが最短で4㎞弱、中央大橋経由だと4㎞ちょっと、大渡橋経由は6㎞強、少し遠回りなのですが楽しみもあるんです。


橋の上から川の流れを見下ろすと、カワウがひょこっと水面に浮かんできました。魚は咥えていませんでした。大渡橋にはこの橋ならではの風景があります。だから、たまには渡りたくなります。


もう一つの楽しみは上越線沿いのこの道です。北はNSKステアリングの工場の角から、南は県道前橋安中富岡線の立体交差のところまで、約1キロメートルの直線を思い切りペダルを踏んで全力走行できます。交差点の無い線路沿いの道はそれなりの注意を払えばスピード走行ができます。昨日も、行きと帰りの2回、スプリントしてきました。こういう道は少ないのです。

 
帰りはこんな歩行者と自転車だけが通ることのできる地下道で上越線を潜り抜けて、大渡橋へ出てきました。こういうあまり知られていない道を通ることができるのも自転車の良いところです。

 
帰りの大渡橋です。今度はカワウでなくて、釣り人が魚を追って竿を出していました。
NiiSへの行き帰りで13㎞の運動です。4年前に食道がんの手術を終えて退院した時は、体幹のバランス能力が極端に低下していて、クロスバイクに乗ることができませんでした。バランスを改善するトレーニングを続けて1年後、乗れるようになったんです。

 

 
家に帰るとCOCOが玄関脇の猫窓にいました。ガラス越しに撮ったら、こんな顔になりました。少し疲れたので家で休息、昼食は自分で作って食べました。野菜いっぱいのスパゲティーです。

 


ゆっくり休んでから、スズランの南の平野屋米穀店へ買い物に行きました。往く途中、三河町で見事に植物化した家を見ました。もちろん、人の暮らしは消えています。

 
まっこと見事なものです。入り口のドアのあたりは、上と横とから植物が侵略してきています。枯れたツルが見えますが、これは去年のヘクソカズラの枯れたツルみたい、これから、下の方からヘクソカズラも攻め上がってくるみたいです。

 
葉の形はよく似ていますが、主力となっているのはツタです。大きく伸びている木はイタヤカエデみたいです。秋の紅葉は見ものですね。


植物化した家を眺めていたら、ひょっとすると私も、私の意思とは全く異なるものに覆い包まれていて、自分自身でなくなっているのかもしれないという疑念が湧いてきました。扱いかねる疑念です。

 


午後4時前、赤城山がこんなふうに見えていました。夕方から雨が降り出すと天気予報は言っていて、「雷雨注意報」も発令されました。蒸し暑くなっていました。

 
朝、NiiSへ行く前にJAファーマーズ朝日町店の直売所で買ったメイクイーンの新じゃががすごくおいしそうだったんで、スパニッシュオムレツを焼きました。それをメインにしたおかずを整えて外を見たら雨が降り始めていました。お届けは、ユキ子さんが車でしてくれました。


ユキ子さんが戻って来たら風と雨が急に強くなりました。玄関先の植木鉢の木や草がなぎ倒されそうです。

 
ナデシコはほぼ横倒しになって風にもてあそばれていました。「すげえ風だぜ…」ってCOCOに言うと、<あんじゃあないよ…>って、丸型爪とぎの中に納まってのんびりしていました。猫は自分のことしか考えません。

 

 
そうそう、飲み処「ひろ子」のひろ子さんが届けてくれた小さな木に、小さな花が咲きました。これは、ジュズサンゴっていう園芸種なんだそうです。小さな赤い実が素敵なんです。花はちんこくて、ミリ単位です。

 

 
わが家の夕食です。新タマネギ1/2個のスープです。ただブイヨンで煮ただけですけど、甘くておいしいです。スパニッシュオムレツです。オーブンを使わなくても上手に焼けました。メイクイーンおいしいです。

 
野菜サラダは、レタス、ラディッシュ、キュウリにトマトです。細かい緑はラディッシュの葉です。それと、」前夜のうどんが少し残っていたので、ズッキーニ、スティックブロッコリー、サヤインゲンなんかと洋風焼うどんにしました。ご飯抜きの夕食となりました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

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昨日は99歳まで舞い続けた初代吉駒の命日、合計年齢337 歳の4人で墓参しました。墓苑は緑に包まれ里は麦秋でした。

2023-05-22 06:51:24 | なっからさくい生活

嶺霊園にある定方家の墓所へお参りに行きました。昨日21日はユキ子さんの祖母、初代吉駒の命日でした。霊園はすっかり緑に包み込まれていました。

 
ユキ子さんの両親も一緒できました。墓所の草取りをしていたら、実生の小さなモミジが石ころの間から伸び出してきていました。去年の秋に風に乗って飛んできた種みたいです。

 
墓苑の外周の土手では、ニワゼキショウの花が咲いていました。これも帰化植物なんですよね。よく頑張っています。


帰りに車窓から見た六条大麦です。二条大麦はもう刈り入れが始まっています。六条大麦も間もなく収穫、その後小麦と続いて、田んぼは田植えの準備にかかります。里は忙しの麦秋です。

 

 <ユキ子さんの祖母ちゃんの墓参りしてきたんだって?>、家に戻るとCOCOは私の夏掛けの上にいました。「うん、命日だったから」。<幾つでなくなったの?>、「99歳だったよ」、<長生きしたんだね、元気だったの?>、「うん、元気だったよ、亡くなる一月前の4月27日に開いた美登利会では『梅の春』を踊ったんだよ」、<99歳まで元気だったんだ…>。


「この写真はさ、初代吉駒が99歳で亡くなった年の2月に国立劇場で開かれた日本舞踊協会の舞台(国立劇場大劇場)で踊った常磐津『松島』の舞台写真だよ。見事な舞に会場の拍手が鳴りやまなかったんだ…」、<すごいね…>

 <二代目の吉駒伯母さんも93歳まで踊っていたんだってね、みんな長生きなんだね…>、「うん、長生きだよ、今日の墓参りだって4人の歳を足し算すると337歳、平均84.25歳だいね、オレはまだ平均以下、すっげぇだろう…」、<お義父さんが97、お義母さんが92、ヒゲが78……、すっげえな>、「何はともあれ、生きていることが大事なのさね」。

 

 

 ランチは呑竜仲店のヤギカフェでレッドドライカレー、少し辛口なのが蒸し暑い日にはおいしいです。居合わせたお客さまと少々昔の前橋の街の話になって、自分もいい歳こいたんだなってつくづく思いました。

 

 
帰り道、城東町二丁目かな、人の暮らしがなくなってだいぶ植物化が進んできている家の前を通りました。家の角にある石の祠、しめ縄の紙だれが新しくなっているみたい、それに榊も新しい、気が付いて自転車を停めました。

 
祠の脇の塀の上に茶猫がいました。「祠の番してんかい?」、<違わい!、そんなことよか早く帰って、G7のライブ中継をちゃんと見な!>だって。祠は誰かさんがお守しているのですね、茶猫はたまたま居合わせただけみたいでした。

 

 家に戻って、茶猫に言われた通りG7のライブをNHKテレビで見ていました。G7サミットにはウクライナのゼレンスキー大統領が対面で出席し討議にも参加、ロシアの侵攻に対し、G7側は軍事と財政の両面でウクライナ支援を続けることを表明したようです。岸田首相とゼレンスキー大統領が平和記念公園の慰霊碑に献花する姿を見ながら、広島を舞台に、ウクライナ戦争の進め方についての議論がなされたことについて、複雑な気持ちでいました。「平和」は難しいです。

 

 
ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずは、カジキマグロと新じゃがの煮物、キントキダイと野菜の膾、きゅりとナスの梅酢和えでした。届けに行った帰りに見た夕日、ずいぶんと北寄りに沈んで行きました。調べたら、昨日の日の入りの方位角は295.59度、ほぼ西北西の方角になっていました。

 
わが家の夕食です。昆布締めして保存しておいたキントキダイの膾です。新タマネギ、サヤエンドウ、トマトを一緒させました。新じゃが芋の煮転がしです。おいしいです。

 
カジキマグロの角煮です。キュウリとナスの梅酢和えです。強烈に酸っぱく作りましたんで、ユキ子さんの顔がゆがみました。

 そして、キュウリとナスの味噌仕立ての冷や汁にうどんです。蒸し暑かったんで、冷や汁が食べたくなりました。薄切りした胡瓜とナスを味噌でもんで冷蔵庫で寝かせたのに冷水を注いだだけの古典的冷や汁です。野菜の甘さがなんともおいしいです。すっかり夏になりました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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