猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

「織姫」のお友だちの赤シソ探して15㎞、10束確保してシソ入れ完了、ついでに麦秋満喫…

2023-05-29 07:04:33 | なっからさくい生活

昨日は「織姫」の桶に大事なお友だちの赤シソの葉をを入れてあげました。3千3百粒の「織姫」ですからお友だちも半端な数では間に合いません、10束分の葉を入れることにしたんです。

 

 
朝食後の一仕事は泥らっきょう1㎏をきれいにして食塩水に漬けこみました。10日ほどで塩らっきょうになってくれます。そういえば、こないだ「らっきょうってどんな草ですか?」って尋ねられてうまく答えられませんでした。ネギの仲間です。花は紫色です。詳しくはこちらでらっきょう畑をご覧ください


それから、赤シソを探しに出かけました。まずは自宅から300mのJAファーマーズ朝日町店の直売所、2束ゲットしました。あと8束必要です。こども公園の芝生広場を眺めながら、次はどこへ行こうか考えました。まだ10時前ですけど日曜日、噴水では小さなお友だちが大ぜいして遊んでいます。

 
この広場は、頻繁に草刈りが行われています。だから、草丈はきっちりと低くなっています。でも、全体に白っぽく感じませんか、白く見えますよね。ヒメジョオンみたいな白い花ももちろん咲いています。ほとんどシロツメクサと同じほどの草丈で咲いています。

 
シロツメクサもたくさん咲いています。タンポポも綿帽子は真っ白です、白いのが多いですね。

 
もちろん白くないやつのいます。オオイヌノフグリやトキワハゼなんかもまだ咲いています。何度も刈り込まれながらしぶとくまた花を咲かせている春の花なんですね。

 そして草地を白っぽくしている主役は、どうやらスズメノカタビラみたいです。こいつも刈り取られながらしぶとくまた花穂を伸ばしているんです。てなことでどこ行くか迷いながら草地見物してました。

 


意を決して向かった先は、JAファーマーズ朝日町店から約2.5㎞の上泉町にある食の駅前橋店でした。小麦畑もしっかり色づいて収穫を待っていました。で、残念なことにこちらには、赤シソは出荷されていませんでした。

 
仕方ない、富田町の産直ゆうあい館まで行こうと、ハキダメギクの大群落ができている空き地を眺めながら決心しました。道のりは約5㎞、走りだしたら風草の穂が進路を邪魔していました。ここで挫けては「織姫」に顔向けできないと、カゼグサの穂をかき分けて進みました。

 

 
桃ノ木川の堤防上を走りました。堤防の上からは、大麦の刈り入れ風景が遠くに見えました。ワラはロールにしていました。川の中のアシ群からはオオヨシキリの声が聴こえていました。

 
東上野町に入るといろんな畑に出会います。スイカを植えたばかりの畑がありました。苗の間隔から想像すると、大玉スイカみたいですね。菊の苗が植えられた畑もありました。生花なのか、野菜の「菊花」なのかは分かりません。

 
これはズッキーニですね、黄色い大きな花が顔をのぞかせていました。小さな実も見えています。


富田町の田んぼのど真ん中からぼやけた赤城山を眺めました。麦秋の赤城山です。
産直ゆうあい館には、赤シソが10束出ていました。しめた!ってんで、8束確保しました。これで目標の10束になりました。


帰りは田んぼ道や集落道を抜けて帰ってきました。道のりは7㎞ぐらいかな、麦秋の中に苗代を見っけました。麦の収穫が終わるとすぐに田植えなんです。二毛作の初夏は大忙しです。私は暇なんでしょうか、「織姫」のために自転車を15㎞ほど走らせて、赤シソ捜し回って…。

 

 
赤シソは葉だけむしり取ります。葉柄もない方がよろしいです。よく水洗いして、塩でもみます。あくをしっかり絞って丸くまとめます。10束のシソの葉がこれだけになりました。一束単位で作業をして、塩もみは約40回、体重をかけて両手でもみます。10束ですから400回の重労働です。

 
絞ったシソの葉は解きほぐして「織姫」の桶から汲み取った梅酢でもんで発色させます。それを、桶の織姫に混ぜてあげます。均等に混ざるように梅の実を半分以上外に出して下からていねいに入れてあげます。シソの葉むしりを始めてから約3時間の作業でした。

 
シソ入れが終わった「織姫」は、毎日カビ防止の点検をしながら10日ほど静かに漬けこみます。重石は1㎏です。出来上がりが待ち遠しい時はつまみ食いします。実は、もう食べられるんですよ。シソ入れした私の掌は紫蘇色になっていました。こちらは食べられません。

 

 
昨日の夕食のおかずは前日に仕込んだカマスの一夜干しです。脱水シートを使って冷蔵庫の中で干物に加工しました。ユキ子さんの両親には自分たちで焼いて食べてもらうことにして焼かずにお届けです。副菜だけ、器に詰めました。届けて戻って来たら、玄関先のハギの花数が増えていました。

 
わが家の夕食です。カマスの一夜干しです。なんたって干物の王様みたいなもんで、おいしいですね、すばらしいですね、塩加減もうまいことできました。大満足です。副菜は、豚肉と野菜の煮物、笹かまぼこと野菜の酢の物です。

 汁はトマト、シメジ、青さ海苔です。漬物として、塩小豆と蕪の葉のもみ漬けを合わせました。満足度の高い夕食となりました。

金曜日から始まった「織姫」との遊び、昨日で一段落です。大仕事が一つ終わりました。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。           

1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。そして、7月24日には浴衣ざらい(会場:昌賢学園前橋ホール)を開催いたします。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、あい変わりませず宜しくお願い申し上げます。

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